【ヨガ哲学を実践するvol.2】怒ってはいけないと思えば思うほど怒っちゃう・・・
こんにちはー、ヨガスタッフのみきです。
今日は「怒り」についてのお話です。
人にはそれぞれ長所と短所がありますが、私の短所は怒りっぽいとこです~(苦笑)
悲しみや痛み、孤独など苦しみは色々ありますが、私は怒りだけは、一番コントロールするのが苦手です。
そして怒ることは良くないことと思っているのに、それでも怒ってしまう自分を責めて自己嫌悪、という負のスパイラルなのです。
しかし最近になって少しずつですが、ヨガ哲学の知識から、この怒りを見れるようになってきました。今日はその方法を公開したいと思います!
目次
怒りが生まれる原因をヨガ哲学的に解説!
怒っている人は何を考えている?
怒りをコントロールするポイントはエゴ!
怒りの対処法(ヨガ哲学の実践)
ヨガ哲学を実践してみた結果
まとめ
怒りが生まれる原因をヨガ哲学的に解説!
ヨガ哲学講師ルチカ先生が仰るには、
私が何か望む、しかしそれが思い通りにいかない
そんなときに怒りは生まれるようです。
私の最近怒りを思い出してみても、
・部屋の掃除をしている最中に母に用事で呼ばれた
⇒このまま掃除を続けたい(願望)⇒途中で呼ばれる(願望が叶わなかった!)⇒怒り
・父に言われたくないことを言われて怒りの感情が生まれた。
⇒言われたくない言葉がある(願望)⇒それを言われた(願望が叶わなかった!)⇒怒り
やはり、自分の思い通りにいかなかったときに怒っていますね・・・(汗)
皆さんも最近の怒りを思い出してみて、そこにどんな願望があったのか探ると、怒りを客観的に見れると思います。
怒っている人は何を考えている?
ルチカ先生が仰るには、怒っているときの人間の思考は
「私は正しい、相手が間違っている」、「相手の間違いを証明したい」だそうです。
先ほどの例を取ってみると、
・部屋の掃除をしている最中に母に用事で呼ばれた
⇒掃除の途中でさえぎる母は良くない!間違っている!⇒今掃除している私は「正」、それをさえぎる母が「誤」。
と私の思考が働いていたんですね!
怒りをコントロールするポイントはエゴ!
もう一つ、怒りを攻略するポイントに、自分のエゴをどれだけ認識できるかがあります。エゴとは心の一部で「私が王様、私がお姫様!」「私は、私が、私の!」というわがままな性質です。(笑)
私に向かってこんなことをいうなんて!(エゴのプライドが傷ついて怒ってる~)
私がしている作業を、他人が邪魔してはいけない!(エゴの思い通りにいかなくて怒っている~)
エゴは心を乱す何ものでもありません。怒る人ほどエゴが強いんです。(反省。)
怒りの対処法(ヨガ哲学の実践)
怒りの原因は分かった!怒っているときの思考も、エゴについてもわかった!
じゃあ実際に怒ってしまったときどうすればいいの!?という疑問がでてきたと思います。ヨガ哲学の知識はあっても、それを実践することが最重要ですよね~
怒りに対する対処法はたくさんあります。ここでは一般的な対処法について例を出したいと思います。
対処法1)相手の言い分に耳を傾けよう!
まずは売り言葉に買い言葉で言い返さないことです!言い返したら最後、怒りが増大するだけです!
ここはぐっとこらえて相手の言っていることを分析してみましょう。相手の言っていることは100%間違いですか?自分にも非はありませんでしたか?学びとして受け入れ、今後の人生に活かせることはあるのではないでしょうか?
⇒そう思ったら相手の言葉を【受け入れる】という選択をとってください。
次は、それがどうしてもできない方。コップ一杯のお水でも飲んで、空でも見上げて、一旦落ち着きましょう。呼吸が荒くなってませんか?
慎重に分析しても、相手の言っていることは、間違っていると思った方。そしてその背景に悪意を感じられた方。そこに自分のエゴがないかもう一度確認したうえで、
⇒【距離を置いてみる】という選択をとってください。ネガティブなオーラは周りに必ず伝わります。相手のオーラに巻き込まれてしまうようであれば、距離を置くといいでしょう。
対処法2)相手の望みを聞いてみよう
怒っているときこそ、相手の様子を見てみましょう。
相手が謝ってほしそうなら、謝ってみる、相手が私にそうしてほしいならしてあげる。相手の望みを聞いてあげるのはどうでしょうか?
「え!?相手が間違っているのに私が謝らなきゃいけないの?」
「今忙しいのにやってあげなきゃだめ?」
私もルチカ先生のお話を聞きながらこう思っていました。
しかしルチカ先生はこう仰います。
それはエゴですよ。と。
謝りたくない、やりたくない。
はエゴだそうです。
謝ってその場が収まる。やってあげてその場が解決するならそうするべきです。と仰います。
それをやらないことで、その後も自分がモヤモヤして未来の時間を無駄にしてしまうなら、今やって解決したほうがいいそうです。
ヨガ哲学においても、未来のために、今がある。その今を精一杯生きようと言いますよね。
そして人を助けることで、自分の心が浄化されるそうです。ここは一つ、人助けだと思ってやってみませんか?
ヨガ哲学を実践してみた結果
私は父に言われたくないことを言われて怒りの感情が生まれたときに、今だ!!とばかりに試してみました。
何を言われたかというと、それは先日二人で祖父のお墓参りに行ったとき。お墓に備えてあったカーネーションと菊のうち、カーネーションが枯れてしまっていたんです。
父がカーネーションを片付けようとしましたが、片手がふさがっていたので、
「私やるわ。」と言ってカーネーションを引っこ抜いたのです。
そしたら、勢いあまって、健康な菊の茎をポキット折ってしまったのです(涙)
私のドンくささはご容赦ください・・・
そうしたら、父に責められる責められる・・・
反撃の言葉が喉まで出かかっていました!!(笑)
が、黙って聞いていました。
そして父を理解し、どうすべきだったかを考えていました。
父は定期的にお墓参りに行って、きれいなお花が絶えないようにしていた。そのお花をポキっと折ってしまったことに怒りが湧いたのは理解できる。
私もすぐに「ごめん」と言えなかったから、次からは言うべきだな。
そして私は失敗をしたが、わざと失敗したわけではない。父を手伝おうという気持ちがあって、折りたくないのに折ってしまった。
わざとやったわけではないことを、ここまで責められると辛いなーっと。感じました。でも私も他人のミスに対して批判的になりがちなところがあります。
人の失敗を責めるのはやめようと誓いました。

我が家の愛犬。みんなの癒し!
まとめ
(ヨガ哲学で感情を見つめる)
なんと、怒りを客観的に見たら学びだらけでした。
父の理解にも繋がったし、次に同じようなことがあったときにどうすべきかもわかったし、自分の反省にもつながりました。
ルチカ先生は人は怒っている瞬間は、自分が怒っていることにも気づかないと仰います。
そして我に返ったころに、怒ってしまったことに対して後悔すると。人生をロボットのように無意識に生きてしまっている代償ですね。
まずは怒りに気づくところから始めてみてください。それに気づけるようになってくると、少しずつ相手の言葉に耳を貸せるようになったり、自分と怒りを切り離して見れるようになってきます。
感情を見つめるって、ヨガ哲学を実践する上でのコツだと思います!
怒りの原因や理由を知らないままただ「怒っちゃだめだ、怒っちゃだめだ」とは思わないでくださいね。
私の体験談ですが、抑圧するとその先に待っているのは、行き場を失った怒りが、ある日突然爆発し、そこに待っているものは、後悔と自己嫌悪です・・・(笑)
自分の怒りという感情を大切にして、見つめてあげてください。
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