インドの家族にふれる つながりを思い出す インドプログラム

心と心が通い合う、あたたかなつながりを、もう一度。

社会が大きく変化し、新しい価値観が模索されている今。私たちはあらためて「人とどう関わるか」を問われています。便利さやスピードが進む一方で、これからの時代に本当に必要なのは、人間同士だからこそ生まれる “心と心がつながるコミュニケーション”。

そのために大切なのは、「感じる力」「聴く力」「対話する力」――AIにはできない、人間の原点に戻る力です。インドには、そんな力を思い出させてくれる風景と、人々の暮らしがあります。インドで、自分の感覚を取り戻す旅に出かけてみませんか?

プログラム概要

✅リトリート名:インドの家族にふれる つながりを思い出す インドプログラム
✅期間:9月13日(土)~20日(土)
✅目的地:デリー近郊スラナ村&タージマハール
✅テーマ:
異文化に触れ、人と対話し、自分の内側にある「つながる」感覚を思い出す。
✅ハイライト:
人と動物と自然が近い、シンプルだけど豊かなスラナ村でのホームステイ⇒五感を通して、人間本来の感覚を開いていく。

インドの人や参加者との対話を通して、自分の内側にある感情や本当の声に向き合う
⇒対話を通して、自分の内側にあるものを深めていく

タージマハールを訪問し、自分の大切な人に想いを馳せる。
⇒一番近い人との関係性を改めて考える。

✅料金:

通常料金:318,000円

⇒8月20日までにお申し込みの場合は早割あり

現地集合現地解散:288,000円(事前事後プログラム・ビザ代込み)

ビザ代不要な方:278,000円(事前事後プログラム代込み)

✅募集人数:
4名(最小敢行人数2名)
✅特典:
事前・事後フォロー付、現地での個人セッション付き
✅旅行形態:
現地発着型

このような方におススメ

  • 忙しさの中で「本当のつながり」を感じにくくなっている方
  • 家族や人間関係を見つめ直したいと思っている方
  • AIやテクノロジーの発展の中で、“人間らしさ”を取り戻したいと感じている方
  • 感じる力・聴く力・対話する力を育てたい方
  • インドの文化や暮らしを、観光ではなく“体感”として味わいたい方
  • 日常を離れ、自分自身と深く向き合う時間を持ちたい方

スラナ村ってどんな村?

スラナ村とは?

デリーから約60km、車で約1時間半。豊かな自然とやさしい人々に囲まれた、スラナ村。

この村に暮らすバラット君は、かつて日本に留学していました。今回の旅のお供そのみが約17年前に日本で教えていた学生です。

「日本の良さを、自分の村にも取り入れたい」そんな思いで、彼は10年前から村づくりを始め、若者たちとともに、図書館の建設、清掃活動、植林、教育支援など、地道で温かな活動を重ねてきました。

教育支援の一つとして、2014年には日本語クラスを開講。

村を歩けば「こんにちは!」と笑顔で声をかけてくれる子どもたちもいて、日本へ留学した学生もいます。その活動が注目され、NHKに2度取材されるなど、村の取り組みはゆっくりと広がっています。

とはいえ、村の人々にとって「外の世界」とつながる機会はまだまだ少ないのが現実。だからこそ、日本から人が訪れると、みんなが心から喜んでくれます。彼らにとって、日本は「いちばん近い外国」なのです。

村の人はとても近くて、バラット君の家にはいつも誰かが出入りをし、家族のみんなはいつも来客を温かく迎え入れます。人のぬくもり、自然の力強さ、動物と共にある暮らし、そして何より、笑顔があふれるインドの村です

本リトリートの4つの特徴

① スラナ村での暮らし体験&ホームステイ

日本語が通じる、自然豊かなインドの村・スラナで過ごす数日間。

この村では動物たちと共に暮らし、近所の牛からとれた新鮮な牛乳でチャイを作ります。オーガニック野菜を使った料理を作り、チャパティを焼き、毎朝のお祈りから1日が始まります。——そんな、“観光では決して味わえない”、ありのままの生活が待っています。せわしない日常を離れ、人のぬくもりと自然のやさしさに包まれる体験は、あなたの五感すべてにやさしく語りかけてくるはずです。

② 日本語が話せるインド人との対話の時間

言葉が通じるだけで、心の距離はぐっと近くなる——。

スラナ村には、日本語を学んだインドの若者たちが暮らしています。彼らとの対話の時間は、「文化の違いを知る」だけではなく、「人と人として深くつながる」ための貴重な機会です。

言葉を通じて心を通わせる体験は、言葉の意味以上の“気持ち”を届け合う力があると、実感するはずです。そこには、「伝わる」喜び、「わかり合える」希望、そして何よりも「人とつながることのあたたかさ」があります。

③ NVC(非暴力コミュニケーション)ワークショップ

リトリートの始まりに、NVC(非暴力コミュニケーション)のワークショップを通して、自分の内側の声にやさしく耳を傾けます。「自分はいま、どんな感情を抱いているのか?」「その奥に、どんな大切なニーズがあるのか?」その問いかけにじっくり向き合うことで、表面的な言葉や思考を超えた“ほんとうの自分”と出会う準備が整っていきます。

このプロセスは、自分自身を安心して表現する土台となるだけでなく、旅の中で出会う人や文化、予期せぬ出来事にも、オープンな心で向き合う力を育んでくれます。誰かとわかり合いたいとき、まずは自分とのつながりから。内なる対話を深めることで、旅そのものが“自分を思い出す旅”へと変わっていくでしょう。

④ タージマハル&アグラ城 訪問

タージマハルは、ムガル帝国の皇帝シャージャハーンが、最愛の妻のために建てた壮麗な白大理石の墓廟です。かしその後、次第に独裁的になっていったシャージャハーンは、実の息子によって王位を奪われ、アグラ城に幽閉されてしまいます。幽閉された部屋から、彼は亡くなるまでの長い歳月、ヤムナー川の向こうにたたずむタージマハルを静かに見つめ続けていたと伝えられています。

この旅を通して、私たちは“家族”や“つながり”というテーマに改めて向き合い、心を深く耕していきます。旅のクライマックスにはタージマハールを訪問。シャージャハーンが最愛の妻のために遺したタージマハルの前に立つとき、私たちは家族に対して、大切な人に対して、自分自身に対して、何を思うだろう?何を遺したいと感じるだろう?そんな問いに向き合ってみます。

宿泊施設

スラナ村ホームステイ

日本語が話せるインド人学生の家にホームステイし、インドの村での暮らしをその家族とともに体験します。インドの村の風景の中に身を置き、その一員として日常生活を送ってみてください。観光では味わえない、あたたかく素朴な日々があなたを待っています。

デリーの閑静な住宅街の中にあるAirbnb。

デリー中心部の安全なエリアに位置するAirbnb。近所のスーパーマーケットやローカルマーケットでお買い物を楽しんだり、公園を散歩したり、お寺でお祈りをしたりと、デリーで暮らす人たちの日常を体験できます。──すべてが日本とは異なるインドの暮らし。インターネットでは感じ取れない、その町に息づく音や香り、エネルギーが、そこには確かにあります。

Taj Agra

この旅の締めくくりは、永遠の愛の象徴・タージマハールのすぐそばに佇む5つ星ホテル「Taj Agra」。静寂と優雅さに包まれた空間で、旅の余韻を心と体に染み込ませていきます。歴史と洗練が調和したこの場所は、自分自身と深くつながる時間をそっと支えてくれるでしょう。朝日を浴びるタージマハールを眺めながら、あなたの中の静けさと出会う特別な朝を。インドという旅の内側で出会った「本当の自分」とともに、心ほどける滞在をお楽しみください。

プレリトリート・アフターリトリート

リトリートを最大限に活かすためのオンライン準備セッションを3回実施します。インドの文化や注意点の他、ご自身の課題と向き合うためのワークを行います。不安を解消し、万全の状態でインドへ出発できるようサポートします。

  • 自己紹介&旅の準備など(日本&インド)
  • NVCワーク&問いを考える(日本)
  • 自己多様性のワークショップ

アフターリトリート:帰国後の持続可能性

インドでの経験を日本の生活に活かし、得られた学びを実践し持続させるためのフォローアップセッションを帰国後にオンラインで実施します。リトリートで 形成された仲間との繋がりを維持しながら、それぞれの成長を応援します。

① インドから帰国後一週間

② インドから帰国後一か月

*希望者は個人セッションもアリ。

リトリートのスケジュール

9月13日(土) 羽田出発ー(夕方)デリー到着 デリーAirbnb 
9月14日(日) スラナ村 ホームステイ 
9月15日(月) スラナ村 ホームステイ
9月16日(火) スラナ村  (夕方)買い物 デリーAirbnb 
9月17日(水) (昼過ぎ)アグラへ移動 Taj Hotel
9月18日(木) タージマハル&アグラ城訪問 デリーAirbnb
9月19日(金) (夕方)日本帰国 飛行機
9月20日(土) (朝)羽田空港到着  


参加者の声

20代女性 プロダンサー

インドの方々がもつ寛容さや、自分自身の芯の強さ、人を想う気持ちに刺激を受けました。人と人との繋がりがすごく深くて愛のある国です。

目標を見つけた旅であり、自分を知った旅でした。“生きていく力”のようなものとか、これからの道が見えてきたり、お話した方々から愛のある言葉をいただいて、大切な事を沢山すぎるほど教えてもらった日々です。

30代 日本在住ミャンマー人女性

インドに行って、自分自身を思い切り表現して良いんだということを改めて思い出しました。そして交流を通して、愛や協力さえあれば、たとえ意見が違ったとしても、人は一緒に暮らせるということを学びました。
社会に流されないで自分の本心で生きていくことが、自分を大切にすることなんだと、気づかせてくれる旅だったと思います。

7歳息子と30代ママ

Q: インドでの日々はあなたの人生にどのような影響を与えたと思いますか。

もっと人に頼っても良いと言うこと。心温かく生きたい。
人間らしくかわいく、自分の生き方に自信を持ち、上手に力を抜いて、芯が強く、自分の力を最大限に出せるフィールドを自分にも子供にも提供したい。インドで出会った人たちとの会話、インドでの経験を通してそう思うようになりました。

料金と含まれるモノ・含まれないモノ

✅料金:
通常料金 318,000円

⇒8月20日までにお申し込みの場合は早割あり

現地集合現地解散:288,000円(事前事後プログラム・ビザ代込み)

ビザ代不要な方:278,000円(事前事後プログラム代込み)

※ホームステイ&アグラで宿泊する部屋は二人部屋です。(デリーでのAirbnbは一人部屋になります)
※申込時に事前プログラム・事前調整費として先に10万円を申し受けます。

含まれるもの:

インドビザ取得代行、空港送迎費、期間中の宿泊費、ホームステイ期間中の食事、渡航前後のセッションやワークショップ費用、プログラム中の朝食、印度国内のプログラムのための移動費用、観光地入場料、ガイド&通訳費用

含まれないもの:

日本からデリー空港の往復航空券、集合前・解散後の自己企画旅行、ホームステイ以外の食事費用、パスポート取得費用、海外旅行保険費用、お土産などの嗜好品

(参考)
日本からインドへの往復航空券は使用する航空会社によりますが、9万円から15万円前後となるようです。万が一の際のサポートが必要な型はサンタナトラベルでもチケットの取得をお手伝いしています。

Sonomiプロフィール

1978年、静岡県生まれ。日本語教師。

2014年にインド人と結婚し、デリーで夫の10人家族と共に7年間暮らす。大家族との生活を通して、インドの家族観、生活習慣、宗教観、人とのかかわり方などを体感し、生き方の多様性に触れる。

この経験を通して「家族とは」「人とのつながりとは」「自分自身の在り方とは」といった問いに向き合い始める中で、非暴力コミュニケーション(NVC)に出会い、自己との関係や他者との関係に少しずつ変化が生まれる。2022年夫婦で日本に拠点を移し、現在は日本とインドを行き来する二拠点生活を送っている。

インドでの暮らしの中で精神文化にも惹かれ、インド哲学、ヨガ、瞑想の学びを深める。全米ヨガアライアンス認定RYT500を取得、ヨガティーチャートレーニングのアシスタント通訳も務める。現在は日本語教育の傍ら、NVCの実践とシェアをライフワークとして活動している。

SONOMIからのメッセージ

はじめまして。グプタそのみです。
2015年から2022年までの7年間、デリーでインド人の夫と、その大家族(なんと10人!)と一緒に暮らしていました。インドから受け取った影響は数え切れませんが、中でも特に大きかったのは、「人の温かさ」や「人との距離感」「つながり」といった、人と人との関係性を見つめ直す体験でした。

日本で暮らしていた頃の私は、自己責任という言葉のもと、何でも一人で抱え込み、物事を自己完結させていく日々の中で、人との関係がどんどん希薄になっていくように感じていました。人間関係の煩わしさから距離を取ろうとしながらも、「このままでいいのかな」「本当の自分で人と関われているのかな」と、心のどこかで疑問を抱えていたような気がします。

そんな私がインドで全く異なる価値観の中に身を置くことで、最初は戸惑いながらも、だんだんと気づき始めました

インドの暮らしは、日本と比べてずっとシンプルで、人間らしくて、温かい。

日本で感じていた窮屈さや、どこか「よそ行きの自分」を脱ぎ捨てて、「そのままの自分でいていいんだよ」と教えてくれる時間だったように思います。

人との関係だけでなく、インドではきっと心で“感じる”体験が待っています。まずは感覚を開いて、自分が何を感じているのかに気づき、対話を通してその感覚を深めていきましょう。たとえ今、何を感じるのか分からなくても、その“わからない自分”にこそ好奇心をもって、どうぞこのインド旅に飛び込んでみてください。

ご縁のある方々と、そんなインドの旅をご一緒できることを楽しみにしています。

申し込み・参加の流れ

step00ご質問・お問合せ:「インドの家族にふれる つながりを思い出す インドプログラム」に関するご質問はお問合せフォームからお願いします。

step01参加規約の了承: 参加規約を熟読し内容の了解の上、以下にお進みください。

step02お申し込み: 「インドの家族にふれる つながりを思い出す インドプログラム」申込みフォームからお申込みください。

step03詳細メール: メールが届かない場合は迷惑メールボックスをご確認ください。届いていない場合は、メールアドレスをご確認の上で再送信をお願いします。担当者より詳細メールをお送りします。

step04事前プログラム代・事前調整費用支払い:指定口座にお振込をお願いします。
※振込先に関する詳細は、別途連絡いたします。
※事前プログラム代・事前調整費用支払いをもって申し込み完了となります。

step05参加の準備: パスポート、インドビザ、航空券、海外旅行保険、持ち物などをご準備の案内をさせてもらいます。チケットを依頼したい人はサンタナトラベルをご紹介させて頂きます。

step06残額お支払い:旅行代金のお支払いをお願いします。
※振込先に関する詳細は、別途連絡いたします。

step07ブバネシュワル空港への送迎:ブバネシュワル空港へ到着する便をお伝え下さい。送迎車を用意します。

運営

運営団体:サンタナトラベル

インドで60年前から伝説の日本人宿として知られ今ではゲストハウス、ホテル、ヨガクースル、日印を繋ぐITスクールなどを運営している「サンタナ」の現地旅行代理店。現地密着型であり同時に日本人に対してありとあらゆる形で心地良く印度に滞在するためのサポートを徹底している。