「インド人の一日はチャイに始まり、チャイに終わる」
そう言っても過言ではないほど、インド人とチャイは切り離せない関係です。
仕事もチャイを飲み終わってからスタート。緊急の用件なのにインド人がチャイタイムに突入しているときは腹が立つこともありますね。

インドを旅行していれば、街中のあちこちに露店があり、インド人が立ち話をしながらチャイをすすっている光景を見ることでしょう。チャイは一杯5～10ルピーくらいで、路上で飲むもの。インド人の間でもそんなイメージが強いためか、カフェでチャイを頼むインド人はほとんどいませんでした。

でも、時にはお店の中でゆっくり座ってお喋りしながら、美味しいチャイが飲みたいですよね。
そんなありそうでなかったチャイ専門カフェのチェーン店が、ついに誕生したのです。
その名も チャイオス（Chaayos）！！！
オシャレなデザインとバラエティ豊富なメニューで、いまデリーっ子の間で話題になっています。

チャイオスに潜入してみた

ナウでヤングなおしゃれデリーっ子(自称)の私も、チャイオスの噂を聞いてさっそく潜入調査してきました。デリー各地に支店がありますが、今回行ったのはハウズカスヴィレッジ店です。

入り口すぐに早速オシャレなおじさんが出てきます。

店内もオシャレな雰囲気で、良い意味でインドらしくない。ここはフリーwifiや電源も完備されているので、チャイを飲みつつパソコンで作業なんてことも出来そうです。

噂どおりメニューも豊富で、普通のチャイのほか、ジンジャーレモンティーやマンゴーティーなどのフレーバーティーも味わえます。普通のチャイにしても、スパイスを追加するか、しょうがを抜くか、など細かいカスタマイズができるのです。

オーダーしてみた

今回は普通のチャイ（サフラン入り）と、マンゴーティーを頼んでみました。ケーキもついでにオーダーし、気分は完全に素敵な午後の昼下がりの女子会です。

気になるお味ですが、チャイは路上で飲むものよりもやや甘さ控えめで、身体に優しい味になっています。露店のチャイよりは勿論高いですが、自分でカスタマイズできる楽しさやマイルドな甘さがクセになりますねえ。

マンゴーティーは香りだけついているフレーバーティーかと思いきや、しっかりマンゴーの味がして美味しかったです。どうやらマンゴーペーストか何かで紅茶を割っているようです。

今回は注文しませんでしたが、「Gods Chai」という名の気になるチャイもメニューにありました。神のチャイとはいったい…？これはまた調査しに行かねばです。

皆さんもデリーに来たときには、ぜひチャイオスに寄ってチャイを頼んでみてくだチャイ！

 

…はい、おあとがよろしいようで。