【インド旅行を考えているあなたへ】インドの気候(季節)とベストシーズンを知ろう!

インドの気候(季節)と旅行のベストシーズン

プリーのシンボル・ジャガンナート寺院

のんびりした海辺の街・プリー

皆さん、ナマステ!
インドのお困り事解決サンタナです!

インドと聞くと、多くの方は灼熱の太陽や年中暑い気候を想像するのではないでしょうか。

しかし!実際のインドの気候は多様で、場所や時期によって大きく異なります。40℃を超える酷暑の日もあれば、10℃を下回りダウンジャケットが必要になる時期もあります。

今回は、サンタナ発祥の地プリー、首都デリー、そして聖地バラナシを中心に、インドの気候の特徴と各季節の魅力についてご紹介します。

インド旅行の計画を立てる際や、適切な服装を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです!

インドの3つの季節

年間気温グラフ

デリーの年間気温。日本と違い4・5・6月が最も暑い。

四季のある日本とは異なり、インドの季節は大きく3つに分けられます。乾季、暑気、雨季です。それぞれの季節について、特徴や注意すべきことを見ていきましょう。

  1. 暑気(しょき):4月〜6月

インドの砂漠

砂漠もあるインド。寒暖の差が激しい

暑気は、その名の通りインドで最も暑い季節です。特に5月から6月にかけては、気温が40℃を超える日も珍しくありません。

参考気温:
デリー :最高気温35〜45℃、最低気温25〜33℃
バラナシ:最高気温35〜42℃、最低気温25〜30℃
プリー :最高気温32〜35℃、最低気温25〜30℃

この時期の特徴
・乾燥した熱風が吹き、まるで夏場のエアコンの室外機の前にいるような暑さです。
・日中の外出は熱中症のリスクが高いため、注意と対策が必要です。
・早朝か夕方以降の活動がおすすめです。

旅行者への注意点
・日焼け止め(高めのSPF)、帽子、サングラスは必須アイテムです。
・こまめな水分補給を心がけましょう。
・軽量で通気性の良い服装を選ぶことをおすすめします。
・エアコンの効いた宿泊施設を選ぶと快適に過ごせます。

  1. 雨季:7月〜9月

雨の田んぼ

雨が降り始めると気温が和らぎます

降水量の多い時期になります。
ただし、一日中雨が降り続くわけではなく、短時間に集中して降ることが多いのが特徴です。

気温:
デリー :最高気温30〜35℃、最低気温25〜30℃
バラナシ:最高気温30〜33℃、最低気温25〜30℃
プリー :最高気温30〜32℃、最低気温25〜28℃

この時期の特徴
・湿度が非常に高くなり、蒸し暑さを感じやすくなります。
・雨量は地域によって大きく異なります。

旅行者への注意点
・乾きやすい素材の服や靴を選ぶと快適に過ごせます。
・折りたたみ傘や軽量のレインコートがあると便利です。
・蚊などの虫除け対策をお忘れなく。
ガンジス川の水位が上がるため、ボートツアーが中止になることもあるので注意が必要です

  1. 乾季:10月〜3月

ガンジス河からの朝日

乾季に見るガンジス河からの朝日は美しい

乾季は、インド旅行のベストシーズンと言えるでしょう。気温が穏やかで、雨も少ないため、観光に最適な時期です。

気温:
デリー :最高気温20〜30℃、最低気温5〜15℃
バラナシ:最高気温22〜32℃、最低気温5〜15℃
プリー :最高気温25〜30℃、最低気温10〜18℃

この時期の特徴
・日中は快適な気温で過ごしやすいです。
・夜間は冷え込むことがあります(特に12月〜1月)。
12月後半〜1月は濃霧が発生しやすくなります。飛行機や列車の遅延が増えるので注意が必要です。

旅行者への注意点
・朝晩の冷え込みに備えて、重ね着できる服装を準備しましょう。
12月〜1月は防寒具(ダウンジャケットなど)があると便利です。
・濃霧の時期は交通機関の遅延に注意が必要です(特に列車)。

各都市の気候の特徴

デリー

インドの首都デリーは、年間を通じて気温の変化が大きい都市です。

乾季(10月〜3月):
この時期はデリーで最も過ごしやすい季節です。10月から11月、暑くなる前の2月は穏やかな気温で快適に過ごせます。澄んだ青空の下で観光に適しています。12月から1月にかけては冬本番となり、朝晩は5℃を下回ることもあります。霧や靄が発生しやすくなるので、暖かい服装を準備しましょう。3月になると徐々に気温が上昇し始めます。

暑気(4月〜6月):
デリーの暑気は灼熱そのものです。日中の気温は45℃を超えることもあり、熱波に見舞われることも珍しくありません。この時期は早朝か夕方以降の外出がおすすめです。

雨季(7月〜9月):
モンスーンの到来とともに気温は少し下がりますが、湿度が上昇します。スコールのような激しい雨が短時間で降ることが多いので、雨具の準備をお忘れなく。

バラナシ

ヒンドゥー教の聖地バラナシは、デリーよりも若干温暖な気候です。

乾季(10月〜3月):
バラナシの乾季は快適な気候が続きます。10月から11月、2月は特に過ごしやすく、ガンジス河の対岸から昇る朝日が美しい季節です。12月から1月は朝晩が冷え込みますが、デリーほどの寒さではありません。ガンジス河での早朝のボートツアーは、幻想的な風景を楽しめる特別な体験となること間違いなし。3月になると気温が上昇し始めます。

暑気(4月〜6月):
気温は40℃を超え、デリーと同様非常に暑くなります。しかし、入り組んだ街並みの為、路地に入ると幾分涼しく感じられます。日が落ちてからのガンジス河沿いは比較的涼しく感じられ、朝夕の散歩は心地よいでしょう。

雨季(7月〜9月):
雨量はデリーよりも多く、ガンジス河の水位が大きく上昇します。1週間で水位が5m上がることもあるので、注意が必要です。湿度も高くなるので、蒸し暑さを感じやすくなります。

プリー

東海岸に位置するプリーは、他の2都市と比べてより穏やかな気候です。

乾季(10月〜3月):
プリーの乾季は最も過ごしやすい季節で、ビーチリゾートとしても人気があります。3都市の中で最も温暖な冬を過ごせます。朝晩も比較的暖かく、日中は快適に過ごせるでしょう。ビーチでのんびりと過ごすのに最適な時期です。2月後半から暑くなり始めます。

暑気(4月〜6月):
内陸部ほどの酷暑にはなりませんが、湿度が高くなります。ビーチで遊ぶには適していますが、日中の直射日光には注意が必要です。日陰を見つけて休憩するといいでしょう。

雨季(7月〜9月):
雨量は多いですが、晴れ間も見られます。海岸沿いでは強風に注意が必要です。室内でゆっくり過ごすのもいいでしょう。

インドの気候(季節)と旅行のベストシーズンのまとめ

いかがでしょうか?

インドの気候は、その広大な国土ゆえに地域によって大きく異なります。旅行の計画を立てる際は、訪問する都市の気候と季節の特徴を十分に理解しておくことが大切です。

一般的には、10月から3月の乾季が最も旅行に適していますが、それ以外の季節にも独自の魅力があります。

暑気の時期でも早朝のタージマハル観光は幻想的ですし、雨季のケララ州は緑豊かで美しいものです。冬のデリーやバラナシの霧に包まれた風景も、独特の雰囲気があります。

インド旅行を計画する際は、訪問する地域の気候をよく調べ、適切な服装や装備を準備しましょう。そうすることで、インドの多様な気候と文化を存分に楽しむことができるはずです。

素晴らしい旅の思い出となりますように!

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