【徹底解説!】インドの市内交通手段まとめ

多彩なインドの市内交通手段

交通手段一覧

用途に応じて様々な交通機関が

みなさん、ナマステ!
インドのお困り事解決サンタナです!

インドの街を歩くと、色とりどりの乗り物が行き交う光景に出会います。騒がしくも活気に満ちた道路では、様々な交通手段が人々の日常の足となっています。

今回は、インドの都市で利用できる交通手段を詳しくご紹介します。旅行者から長期滞在者まで、インドの街歩きをより楽しく、そして便利に移動するヒントが見つかると思います。

それでは、移動手段を1つずつ解説していきます!

インドの市内交通手段の代名詞オートリキシャ

サイクルリキシャ

インドの乗り物の代名詞

インドの街中で最もよく見かける乗り物と言えば、オートリキシャではないでしょうか。三輪車のようなこの小型車両は、現地では「オート」や「リキシャ」と呼ばれています。

黄色と緑、または黒と黄色に塗られた車体が特徴的で、後部に2〜3人が座れる座席があります。エンジン音が少しうるさいですが、小回りが利いて渋滞も避けやすいので、短距離の移動には最適です。

利用方法は簡単。
道路で手を挙げて止めるか、オートリキシャ乗り場で待機しているものに乗ります。
多くの都市では、公式にはメーター使用が義務付けられていますが、実際にはほとんど使われていません。そのため、乗車前に目的地を告げて料金交渉をするのが一般的です。観光客相手に割増料金を要求されることもあるので、地元の相場を事前に確認しておくと良いでしょう。

【メリット】

街中にたくさん走っているので、どこでも気軽に乗れます。

【デメリット】

安全性がやや低いことと、けっして快適な座席ではないので、長距離移動には向いていません。雨季には雨にも濡れやすいです。
慣れるまで交渉がめんどくさい点もデメリットです。

デメリットも含め、インドならではの乗り物体験を楽しめる、おすすめの交通手段の1つです。

タクシー

コルカタのタクシー

タクシーも一般的

インドの都市部でも日本同様たくさんのタクシーが走っています。一般的なタクシーや、最近では Uber や Ola といったアプリを活用したタクシーサービスも普及してきています。

一般タクシーは、オートリキシャと同じように路上で拾うことができます。宿泊しているホテルやゲストハウスで呼んでもらうのもいいでしょう。アプリのタクシーはスマートフォンで簡単に呼べます。

【メリット】

エアコン完備で快適です。また、長距離移動や大きな荷物がある時に便利です。

アプリを使うと事前に料金がわかりぼったくりに合う確率が大幅に減ります。

【デメリット】

オートリキシャに比べて料金が高いです。また、渋滞に巻き込まれやすいので、ラッシュ時の利用は避けた方がいいでしょう。

アプリのタクシーは、事前に料金が分かるので安心です。ただし、インターネット接続が必要なので、現地のSIMカードを入手しておくと便利です。

バス

市内ローカルバス

近年増加しているエアコン付きバス

インドの都市では、公共バスが重要な交通手段となっています。一般的な路線バスから、エアコン付きの少し値段の高いバスまで、様々な種類があります。

バスの利用方法は比較的簡単です。バス停で待ち、到着したバスに乗り込み、乗車後に車掌さんからチケットを購入します。行き先は通常、バスの前面と側面に表示されていますが、エリアによっては英語表記でないこともあるので注意が必要です。

【メリット】

何と言っても料金の安さ。市内のどこへでも数十ルピーで行けるので、予算を抑えたい旅行者には最適です。また、地元の人々と触れ合える貴重な機会にもなります。

【デメリット】

時刻表が不確実なことと、ラッシュ時の混雑です。また、初めての人には路線がかなり分かりにくいです。それでも、Googleマップを活用したり、地元の人に尋ねれば親切に教えてくれることが多いので、ぜひチャレンジしてみてください。

【※ちょっと注意】
インドでは一般的に知らない
女性の隣に座ることはあまり良しとはされていません。
また、ローカルバスには女性専用席があることがあります。外国人男性といえど、男性旅行者は少しだけ気を付けて旅をしてくださいね!

メトロ(地下鉄)

都市部で運行しているメトロ

メトロは近代的で快適

デリー、ムンバイ、バンガロール、ジャイプルなど、インドの主要都市では近年、近代的なメトロが急速に発展しています。

利用方法は日本の地下鉄とよく似ています。自動券売機でトークン(使い捨ての切符)を購入するか、頻繁に利用する場合はメトロカードを購入するのがおすすめです。

【メリット】
移動時間が読みやすいことと快適さです。エアコン完備で、混雑時でも比較的スムーズに移動できます。渋滞も気にすることなく、移動時間も大幅に変わることがないので快適です。また、主要な観光地を結んでいることが多いので、観光にも便利です。

【デメリット】
まだ全ての都市や地域をカバーしているわけではないこと。(サンタナがあるバラナシ・プリーもメトロは走っていません。)駅から目的地までは別の交通手段が必要になる場合もあります。

それでも、渋滞知らずで快適な移動ができるメトロは、都市部での移動の強い味方となってくれるでしょう。

注意点としては、女性専用車両がある場合があります。女性は身を守る手段として、男性は間違えて乗らないように気をつけておくといいでしょう。

電車

一部地域で活用されている電車

ドアは開けっ放し。たまに人が落ちて危ない

ムンバイやチェンナイなどの大都市では、都心と郊外を結ぶ通勤電車が重要な役割を果たしています。特にムンバイの近距離列車は、世界で最も混雑する鉄道の一つとしてとても有名です。

利用方法は、メトロ同様、駅の窓口やカウンターでチケットを購入します。

【メリット】
長距離を安価で移動することができます。特に郊外から都心へのアクセスに便利です。また、車窓から街の風景を楽しめるのも魅力の一つです。

【デメリット】
ラッシュ時は極端に混雑します。安全面でも注意が必要ですし、荷物が多い場合は利用を避けた方がいいかもしれません。

それでも、インドの日常生活を肌で感じられる貴重な体験となるはずです。

サイクルリキシャ

サイクルリキシャ

ちょっと近場に行きたい時に便利

一部の都市や観光地では、人力で動くサイクルリキシャを見かけることがあります。自転車の後部に人を乗せる座席がついた乗り物で、主に短距離の移動に使われます。

観光地では、ゆっくりと街並みを楽しみたい時におすすめです。料金は事前に交渉するのが一般的。乗車前にしっかり値段を決めておきましょう。

レンタル自転車・バイク

レンタルバイク

インドでもバイクレンタルは可能

最近では、自転車やバイクのレンタルサービスも増えています。特に観光地では、自由に街を探索したい人に人気です。

利用には通常、パスポートやデポジットが必要です。初めてインドを訪れる方や、インドの交通事情に慣れていない方には、あまりおすすめできません。インドの道路は交通量が非常に多く、交通ルールも日本とは大きく異なります。また、道路状況も決して良いとは言えず、予期せぬ危険が潜んでいることもあります。

それでも利用する場合は、十分な注意が必要です。交通ルールや運転マナーをしっかり確認し、必ずヘルメットを着用しましょう。

インドの市内交通手段のまとめ

いかがでしょうか?

インドの都市交通は、一見すると混沌としているように見えますが、実はそれぞれの乗り物に特徴があり、状況に応じて使い分けるととても便利です。

手軽に短距離ならオートリキシャ、長距離や快適さを求めるならタクシー、予算を抑えたいならバスや電車、渋滞を避けたいならメトロが便利です。

どの交通手段を選ぶにせよ、安全には十分注意しましょう。特に夜間の一人歩きは避け、貴重品の管理にも気を付けてください。

多彩な交通手段を利用しながら、インドの街の息遣いを感じてみてください。きっと、忘れられない思い出になるはずです。

さあ、あなたもインドの街に飛び出してみませんか?

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