【日本人が狙われています】インド・デリーで日本人旅行者を狙う詐欺の実態と対策
事前準備と対策でトラブルゼロへ!
みなさん、ナマステ!
インドのお困り事解決サンタナです!
インド旅行を計画している多くの方が、国際線の主要ハブであるデリーを入国地点として検討しているのではないでしょうか。インドの首都デリーは、色鮮やかな文化と深い歴史を持つ魅力的な都市で、旅の始まりにぴったりです。
しかし同時に、旅行者を狙った詐欺が横行していることでも知られています。特に日本人旅行者が標的になりやすいので注意が必要です。
これらの詐欺の手口はインターネットやガイドブックでさんざん警告されていますが、今でも多くの人が被害に遭っています。長いフライトの疲れや、異国の地に降り立った高揚感から油断してしまうのかもしれません。特に詐欺の手法を時代によってどんどん変容していきます。今回の記事では最近被害が多い詐欺についても徹底解説しています。
サンタナは、インドで3店舗ゲストハウスを運営しているため詐欺の被害に会われた方から、最新の詐欺情報の詳細を得ています。ぜひ旅行前に必ず目を通して、安全で楽しい旅の参考にしてくださいね。
それでは、見ていきましょう!
なぜ日本人が狙われやすいの?
日本人旅行者が詐欺の標的になりやすい理由はいくつかあります。
【言葉の壁】
多くの日本人は英語に自信がありません。詐欺師たちはこれを利用して、混乱させたり誤解を招いたりします。
【文化の違い】
日本とインドの文化は大きく違います。日本人特有の礼儀正しさや遠慮がちな態度が、詐欺師たちにつけ込まれることがあります。
【初めてのインド体験】
初めてインドを訪れる人は、カルチャーショックや環境の違いに圧倒されて、正常な判断ができなくなることがあります。
【過度な信頼】
日本で詐欺やぼったくりに合うことはほとんどないので、親切そうに見える詐欺師の言葉を簡単に信じてしまうことがあります。
よくあるデリーでの詐欺の手口
では、デリーでよく見られる詐欺の手口を紹介しましょう。
以下の手口を頭に入れておくことで、実際に詐欺にあった際も冷静に対応することが可能です。
【タクシー詐欺】
空港に着いたばかりの旅行者を狙う手口です。流しのタクシーに乗ると、指定したホテルとは全然違う場所に連れて行かれることがあります。大抵は詐欺師グループのホテルや土産物店に案内され、法外な料金を請求されます。
【キャンセル詐欺・メインバザールデモ詐欺】
リキシャやタクシードライバー、自称ガイドが『あなたのホテルは閉まっている』、『キャンセルされている』または『メインバザールはデモがあって封鎖されている』などと言って、違うホテルを勧めてきます。
電話して確認してあげると言われても、絶対に信じないでください。電話先は詐欺師グループにつながっていて、キャンセルされたと嘘をつかれます。違うホテルに連れて行かれ、法外な請求をされることがあります。
【メトロ高架詐欺】
最近多くの旅行者が騙されている手法です。メトロのニューデリー駅を降り、高架を渡って反対側に行く際に、鉄道のニューデリー駅構内を通る必要があります。そこでは荷物チェックがあるのですが、その前に偽物の駅員がいて、チケットがないとこの先入れないと嘘を言ってきます。
そのまま「連れて行ってやる」と言われてリキシャに乗せられ、旅行会社に連れて行かれ、高額なツアーを組まされます。
また、チケットを持っていたとしても、「このチケットはキャンセルになっている」と嘘の情報を教えられ、そのまま車で行かないとどうしようもないと言われ、高額な請求をされることもあります。
これらの詐欺は、「政府公認の旅行会社です」という言葉で信用させようとすることがあります。でも、本当の政府公認ツアー会社は勧誘や客引きをしません。「政府公認の旅行会社」と言ってくる時点で、100%詐欺だと思っていいでしょう。
今、日本でこれらの詐欺手法を読んでいる方は、「こんなの引っかからないよ」とお思いじゃないでしょうか。でも、実際には多くの人がこういった詐欺被害にあっています。海外旅行経験が豊富な人ですら被害に遭っています。
海外旅行では、慣れない環境や言葉の壁、時差ボケなどから、正常な判断をすることが本当に難しくなります。「自分は大丈夫」と過信せず、十分に注意して旅行をしてください。事前の準備と常に警戒する姿勢が、安全で楽しい旅行への鍵となります。
旅行者詐欺からどうやって身を守る?
こんな詐欺から身を守るには、以下の点に気をつけましょう。
【事前の情報収集が大切】
旅行前にインドの文化、習慣、詐欺手口などをしっかり調べておきましょう。知識があれば、おかしな状況に気づきやすくなります。
【物価や相場を知る】
タクシーや土産物、ツアー代金などの相場を事前に調べておけば、不当に高い料金を要求されても気づけます。
【公共交通機関を使う】
メトロなどの公共交通機関は比較的安全です。ただし、前述のメトロ高架詐欺には注意が必要です。
【夜の移動は控えめに】
特に初めてのインド滞在なら、夜間の移動は避けましょう。夜は犯罪のリスクが高くなります。到着初日だけでもホテルのピックアップサービスなどを使うと、トラブルに巻き込まれにくくなります。
【知らない人についていかない】
これは日本でも同じですが、インドではより重要です。親切そうでも、知らない人についていくのは危険です。
インドは治安が悪いイメージが強いと思いますが、インド人のほとんどはとても親切です。しかし、インド初日にいい人かどうかを見分ける方法はありません。心苦しいですが、あなたの身を守る為にもインドに慣れてくるまでは、話しかけてくるインド人を信じないで、全員無視してください。
【断る勇気を持つ】
しつこく勧誘されても、はっきりと断りましょう。日本人特有の「察する文化」は、ここでは通用しませんし、必要ありません。
【デリーから入国しないことも検討】
デリーは特に詐欺被害が多いので、別の場所から入国することも考えてみましょう。例えば、オリッサ州のプリーにあるわたしたちが運営するサンタナゲストハウスは、穏やかな海辺の街にあり、インドに慣れるには最適な場所です。ここから旅を始めれば、より安全にインドを旅行することができるでしょう。
安全な旅行のために
デリーでの詐欺被害は、事前の知識と用心深い態度で大きく減らせます。
詐欺をする方が100%悪いですが、旅行者も自身の安全を守る責任があります。
インドは日本で言われているほど治安の悪い国ではありません。事前に情報を取得し、しっかりと対策すれば安全に旅することが可能です。
不安な方はサンタナへ!
もし初めてのインドで不安な方はサンタナゲストハウスへ泊ってください!
インドで70年以上続く日本人宿で、安心と安全をご提供しています。
店舗は本店のプリー、首都デリー、ガンジス河のバラナシの3店舗展開しています。各店舗に日本人スタッフが常駐しており、インド情報や日本人旅行者との情報交換もすることができます!
日本食の提供も行っていますので、インドのスパイス料理に疲れた際は、サンタナの日本食を食べてみてくださいね!
インド・デリーでの詐欺についてさいごに
もし詐欺や犯罪に遭遇したら、すぐに現地の警察や日本大使館に連絡してください。また、他の旅行者にも注意を呼びかけ、情報を共有することで、被害の拡大を防げます。
わたしたちサンタナゲストハウスは、情報発信を通じて、デリーで騙される人がひとりもいなくなることを目指しています。十分な準備と注意を払って、インドの文化と歴史を存分に楽しんでくださいね。
安全で素晴らしい旅行になりますように!
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