【絶対はずせない】インドのおすすめ世界遺産9選|魅惑の歴史と文化に触れよう
インドの世界遺産!魅惑の歴史と文化に触れよう!
みなさん、ナマステ!
インドのお困り事解決サンタナです!
カレーやヨガ、色鮮やかなサリー、そして壮大な建築物。インドと聞いて、こんなイメージが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
実は、インドには多くの世界遺産があり、その数と多様性に圧倒されます。今回は、インドの世界遺産の中でも、サンタナゲストハウスのあるデリー・バラナシ・プリーから比較的近い魅力的なスポットをご紹介します。
悠久の歴史と豊かな文化が織りなす、魅惑の世界へ一緒に旅立ちましょう!
インドの世界遺産の概要
インドの世界遺産の数は、なんと42件!これは世界で第6位の多さです。内訳を見てみると、文化遺産が34件、自然遺産が7件、文化と自然の複合遺産が1件となっています。ちなみに、日本の世界遺産は25件です。
世界遺産の数で見ると、1位はイタリア(58件)、2位は中国(56件)、3位はドイツ(51件)、4位はスペイン(49件)、5位はフランス(49件)となっています。インドはこれらの国々に続く、世界有数の世界遺産保有国なのです。
インドの長い歴史と豊かな文化が、この数字からもうかがえます。古代文明の遺跡から、中世の城塞や寺院、そして近代の建築物まで、実に多様な遺産が残されているのがインドの特徴と言えるでしょう。
デリーの世界遺産
首都デリーには、3つの世界遺産があります。それぞれの魅力をご紹介します。
クトゥブ・ミナール
デリーの南にあるこの遺跡は、インド最古のイスラム様式の建造物です。その中心となるクトゥブ・ミナールは、高さ72.5メートルの塔で、赤砂岩とまだらの大理石で作られています。1193年に建設が始まり、約200年の歳月をかけて完成しました。
塔の周囲には、未完成のミナレットや、なんと1600年以上も錆びないことで有名な鉄柱など、見どころがたくさんあります。
入場料は外国人観光客でRs.600(約1,200円)です。
フマユーン廟
左右対称の美しい建物ムガル帝国2代目皇帝フマユーンの墓廟で、後のタージマハルのモデルとなった建物です。1565年に完成し、ペルシャの建築様式の影響を強く受けています。
赤い砂岩と白い大理石のコントラストが美しく、幾何学的なデザインも見事です。中央のドームを中心に、完全な左右対称の構造となっており、イスラム建築の美しさを堪能できます。
周囲の庭園を散策するのもおすすめです。水路や噴水があり、静かで落ち着いた雰囲気を味わえます。
入場料は外国人観光客でRs.600(約1,200円)です。
レッド・フォート
ムガル帝国の栄華を今に伝える赤い要塞です。1638年にシャー・ジャハーンによって建設が始まり、約10年の歳月をかけて完成しました。
赤砂岩で作られた巨大な城壁は、長さ2.4km、高さは最大で33mにも及びます。特筆すべきは、城内の建物に施された繊細な装飾です。大理石の透かし彫りや、宝石をはめ込んだ模様など、ムガル帝国の豪華さを今に伝えています。
入場料は外国人観光客でRs.600(約1,200円)です。
アグラの世界遺産
デリーから電車で約2時間、アグラにはインドを代表する世界遺産があります。
タージ・マハル
インドと言えばこれ!と言っても過言ではない、美しい白大理石のお墓です。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛妃ムムターズ・マハルのために建てました。1632年に建設が始まり、約22年の歳月をかけて完成しました。
タージ・マハルの魅力は、その完璧な左右対称の構造と、白大理石の美しさにあります。中央のドームは高さ73メートルにも及び、その周囲に4本のミナレットが配置されています。
入場料は外国人観光客でRs.1,300(約2,600円)と少し高めですが、その価値は十分です。早朝に訪れると、比較的空いています。
アグラ城
タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーンが、息子アウラングゼーブによって幽閉されていた場所としても知られています。赤砂岩と白大理石の建築が美しく、タージ・マハルとはまた違った魅力があります。
ヤムナー川越しにタージ・マハルを望む景色は一見の価値ありです。
入場料は外国人観光客でRs.600(約1,200円)です。タージマハルとセットで訪れる人も多く、アグラの歴史を深く知るにはぜひ訪れたい場所です。
プリーの世界遺産
コナーラクのスーリヤ寺院
東インドのオディシャ州プリーから車で約1時間のところにある、コナーラクのスーリヤ寺院。太陽神スーリヤを祀った寺院で、その形は太陽神の戦車を模しています。
寺院は、12個の巨大な車輪を持つ戦車の形をしており、7頭の馬に引かれている様子を表現しています。この設計には深い意味があり、12個の車輪は1年の12ヶ月を、7頭の馬は1週間の7日を表しているとされています。
残念ながら、現在は寺院の一部が崩壊しており、かつての姿そのままではありません。しかし、それでもなお、その壮大さと芸術性は圧倒的です。近くには博物館もあり、寺院の歴史や文化背景について詳しく学ぶことができます。
入場料は外国人観光客でRs.600(約1,200円)です。
その他の注目すべき世界遺産
ここまでに紹介した世界遺産以外にも、まだまだ素晴らしい世界遺産があります。おすすめの世界遺産をご紹介します。
マハーボディー寺院
仏教の開祖、釈迦が悟りを開いたとされる場所にある寺院です。ビハール州のブッダガヤにあり、仏教徒にとっては特別な聖地で、世界中から巡礼者が訪れます。
寺院の敷地内には、釈迦が悟りを開いたとされる菩提樹があります。また、釈迦が瞑想した場所を示す金剛座や、7週間歩いたとされる経行処なども見ることができます。
ダージリン・ヒマラヤ鉄道
通称「トイ・トレイン」として知られる、標高2,000メートルを超える山岳地帯を走る全長88キロの山間をぬって走る山岳鉄道です。1881年に開通し、当時としては画期的な山岳鉄道技術を用いて建設されました。
蒸気機関車でのんびり走る景色は絶景そのもの。途中、急勾配をジグザグ運転で登っていく様子は圧巻です。車窓からは、茶畑やヒマラヤの峰々、そして沿線の村々の日常風景を楽しむことができます。
個人的にかなりおすすめの世界遺産です!
ジャイプールの城塞群
「ピンクシティ」の愛称で知られるジャイプールにある城塞群。ラジャスタン州の州都であるジャイプールは、18世紀に建設された計画都市で、その特徴的なピンク色の建物にちなんで「ピンクシティ」と呼ばれています。
アンベール城は16世紀に建設が始まった巨大な城塞で、象に乗って城門をくぐる体験も人気です。
インドの世界遺産のまとめ
いかがでしたか?
インドの世界遺産は、数が多いだけでなく、その内容も実に多様です。古代からイスラム時代、イギリス植民地時代まで、さまざまな時代の遺産が残されています。
それぞれが、インドの豊かな歴史と文化を物語っています。タージマハルのような世界的に有名な建造物から、コナーラクのスーリヤ寺院のようなあまり知られていない隠れた名所まで、インドの世界遺産は私たちを驚かせ、魅了し続けます。
また、自然遺産も忘れてはいけません。西ガーツ山脈やカジランガ国立公園など、豊かな生態系を持つ自然遺産もインドの魅力の一つです。これらの場所では、希少な動植物を観察することもできます。
インドを訪れる際は、有名な観光地だけでなく、これらの世界遺産にも足を運んでみてください。そうすることで、インドという国の奥深さと魅力をより深く理解することができるでしょう。
それでは、インドの地でお待ちしております!
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