魂の声を聴いて「インドで生きていく」〜かなちゃんのインド留学体験記〜
インドヨガ留学のきっかけ
きっかけは、サンタナ卒業生の本田ゆうすけさんです。
普段から良く見ていたサイト「ヨガジャーナル」さん。
その中にヨガ初心者の本田ゆうすけさんがインドで奮闘しながらRYT200を取っていくという連載記事があり、毎回楽しみに見させていただいていました。インドがどんなところかもわかる面白い記事で、自然とまずはそんな面白そうなインドに行ってみたいと
思うようになりました。ヨガインストラクターをしていたことから、行くならRYT200を取ろうとも思い立ちます。
日本でインドへの準備中に思った事
日本の良さを知る
5月にインドへ行こうと思ってからは、インドへ行くためには何を準備したら良いのか?日本ではどんな手続きをしたら良いのか?日々、ネットで調べて手続きに行く
とても慌ただしい毎日でした。
日本にいながら知らないことが沢山あり過ぎて、役所での手続きや、インドにはない日本の物を購入する度に、いつも勉強になるなと思っていました。準備することで日本のこと、良さを知れたことはインド行きを決めて良かったと思う出来事でした。
サンタナスタッフは素敵
私は往復チケット、宿泊、送迎まで、とにかくなんでもサンタナさんにお願いしました。私の渡航前の質問に、いつも親身になって対応してくれたスタッフの「のんちゃん」には今でも感謝しています。
そしてサンタナロッジのドン!フォクナさんはとても仕事が早く、航空券は1日のやり取り、もっと言えば2回のLINEと1回の電話ですぐに取ることができました。
フレンドリーな人柄も電話の話し方からわかって、お二人のお陰で行く前からとても安心できました。
インドへ到着して思ったこと
着いたら居心地がよかった!
サンタナのあるプリーの最寄りのブバネシュワル空港に着いたのは、予定よりも2時間は遅れていたと思います。
遅れて到着して、さらにe-visaを処理できる空港スタッフが不在で、待ち時間がとてもありましたが、空港のインド人スタッフとちょっとおしゃべり出来たので気持ちがとても和みました。(全く言葉はわからなかったけど(笑)
今思えば、最初にインドに触れたのはここだったなと思います。無事に手続きを済ませて考えたのは、迎えの車がいなかったらどうしょう。。ということでした。
でもそんな不安もよそに「ようこそサンタナへ!」という文字と名前が書かれたウェルカムボードを持ったインド人スタッフのブルさんがそこにいてくれました。
サンタナスタッフで初めて会った人です。ぶっきら棒な顔つきをしていて最初は怖い人?と思ったけど、実は優しい。
車に乗り込むと「一時間はかかるからスリープ、スリープ」と何度も言ってくれました。
初めてのインド、真っ暗な中、ブルさんは牛や犬、そしてバイクやリキシャ、車を上手に追い越していきます。目の前に何もなくてもクラクションを鳴らす(笑)
変わってるなとも、嫌な感じもせず、インドにそしてブルさんに不思議と心地の良さを感じていました。
夜中にサンタナに着いて、最初に玄関のドアを開けてくれたのはカルさんでした。
私はドミトリーを希望していたので、お部屋に通された時にはすでに誰かが寝ていて、起こすのが悪く、そのまま寝ることにしました。
カルさんは何度も「本当に何も説明しなくていいの?OK?」みたいなことを聞いてくれてたと思います。
インド人って親切だな~っと思った初日でした。
インドヨガ留学が始まって思ったこと
来てよかったな〜仲間が最高!
カリキュラムが始まって「9月で良かった」「この仲間で良かった」とすぐに思いました。私たちは全員で6人。全員でいても、誰かと一対一で話していても、みんなに居心地の良さを感じていました。
それぞれが悩みを抱え、そんなそれぞれだから芯の部分で優しさを持っていて、それが気持ちよく伝わってくる。そんな6人だったから、いつも一緒に沢山笑って、沢山感動して泣く毎日でした。
体調も崩してみんなの優しさに触れた
インドと言えば、お腹を壊すよ~と言われていたけど、私は夜少し冷え込んだ日から風邪を引いてしまいました。
すぐに異変に気付いて同じ部屋のかよちゃんがポカリ作ってくれたり、おじや作ってくれたりで至れり尽くせり。。
本当に助かりました。
スタッフのこんちゃん、ありちゃんも一日に何回も見に来てくれて、その度に一人じゃないという安心感がありました。
インド人スタッフのモヘソさんも様子を見に来てくれました。「大丈夫?」という言葉に「うん。大丈夫大丈夫。」としか返せなかったけど、すごく嬉しかったです。
コースが始まって感じたこと
優しいオーラ
皆さんの優しさで風邪は一日で治って、次の日にはご飯も普通に食べれていました。
アーサナレッスンはよく動くのでお休みしていたけど、見学から少しずつ戻っていきました。
私が廊下を歩いていると「治ったの?もう大丈夫なの?」と声をかけてくれるスタッフの皆さん。
ヨガホールに入ると「お帰り!」と声をかけてくれる同期。本当に安心する空間。みんなで作る優しいオーラに包まれていました。
そして、アーサナの先生、プラカーシュ先生も本当に心配してくれて、私が風邪で休む前から、「体調が良くないので見学させてもらいます。」というと
「どうしたの?大丈夫?」と聞いてくださって「ティケ、ティケ(大丈夫、大丈夫)」と答えると、すぐに「大丈夫じゃないね~」と気遣ってくれる。
風邪を引いたことや、レッスンをお休みしないといけないマイナスな気持ちよりも、優しさのオーラに包まれている心地ちの良さを感じた数日でした。
インド人講師について
ルチカ先生の哲学は質問したくなる
ヨガはアーサナも好きでしたが、一番は考え方や哲学に興味を持っていたと思います。
パタンジャリのヨーガスートラではヨガとは「心の止滅」を目的としています。
私なりの解釈では、周りの言動や感覚に振り回されず、心がいろんなところに動いていかないようにして「その時を生きる」。
そんな風になるためにヨガがあるのなら、ぜひやってみたい!と、ヨガを本格的に始める時に思いました。
ルチカ先生のヨガ哲学はサンタナスタッフの坂本さんのわかりやすい通訳もあって、私の中に心地良く入ってきました。
何を質問しても答えが返ってくる。答えが出ない時でも(本当にまれに)そんな時でも誠実に答えようとしてくれている姿勢が嬉しくて、よく質問させていただきました。
先生を感じていると、知識があり、穏やかで、ヨガ的な生き方をされているのがよくわかります。
穏やかな笑顔で知識の泉にいるルチカ先生が大好きです。
意味を知って生きるプラカーシュ先生
気さくで、本当に優しい先生。
見せてくれるアーサナはどれもしっかりとした軸が見える。きれいなアーサナの先生だなといつも思っていました。
そして先生から学んだのは「インド人は神を大事にする(信仰心がとてもある)」ということです。
ペンを落としたり、人に触れたりした時に、先生はいつもお祈りをしていました。
最初はどういう意味があるのか?とか全く気にしていませんでした。
でもそれが本当に頻繁なので、みんなで質問してみました。どんな意味があるのか?と。
「ペンにも、その人にも、イスにも、ノートにもインサイドに神様がいるから、例えば落とした時とかにはお祈りをしている」と聞いて
すぐに素敵な考え方だな、素敵な生き方だなと思いました。
それ以外にも、先生にみんなでプジャーのお祭りに連れて行ってもらった時に、急に一緒に行くことをお願いしたにも関わらず、快く案内してくださって、
お祭りや神様について意味を細かく教えてもらいました。
プラカーシュ先生は、いろんなものがそこにある意味や、生きる意味のようなものを大事にする先生なのかなと思い、そんな先生に学べることが幸せだと感じました。
先生のレッスンの中で、特に疑問にも思わずにやっていたことに、その日から疑問を持ち、意味を知ってやりたいと思うようになり、「どうしてこれをやりますか?これをやる意味はなんですか?」と毎日質問するようになりました。
先生はあまりに私が質問するので、ある時には「はい!かなこさん、質問ね」と先生の方から言われたこともありました(笑)。
インドで生活してみて思った事
プリーが好き!
プリーに来てから少しずつ、インド人の知り合いと呼べる人たちが増えました。
今も言葉はほとんどわかりませんが、それでも自分からオリヤ語では何?と聞くようにしていたら、自然と周りのインド人が教えてくれて、
最初は教えてくれているのさえわからなかったし気持ちが通じていなかったのに、今では「あ、また教えてくれてる」と嬉しく感じる瞬間が増えました。インド人の人たちと仲良くなりたい!そのために「今はどんなことを伝えようとしているのかな?」と感じるように努力していると、
日本人とも今まで以上に気持ちが通じてくるような感覚があり、相乗効果がとてもあります。
相手が日本人で言葉が通じると、もっと相手を理解しようという気持ちが少なかったような気がします。
自分をわかってもらうこと、相手をわかってあげること、感じること、触れ合うこと。
そして「繋がること」「もともと私たちは繋がっていること」そんなことを思い出させてくれたプリーが、私はボフットポッソンド!(とても好き!)です。
45日間のインドヨガ留学を終えて
ヨガを日常に感じられていること、プリーにいることを良い意味で特別に感じていないこと、そんな感覚が私の中にあるのが今は嬉しいです。
自然にヨガを実践して。自然にプリーにいる。
インドが私に与えてくれたものはとても大きくて、わかっていたことなのにやっていなかったことばかりでした。
自分がいる環境、どんなオーラの中にいるのか?というのはとても大事だと思います。
そして一番は自分次第だと思います。
自分の気持ちの持ちよう次第で、見えている世界、景色は真逆になります。
自分次第なら、いつもハッピーだと思っていれば、毎日がハッピーです!
ないものに目を向けないこと。
自分にないものを欲しがってもないものはない。
今はない過去、今はない未来を見てもないものは見えない。
それならあるものを大事にして、今の自分、今のそばにいる人たち、ものを大事にする。
見なければいけないものは過去でも未来でも、ないものでもなく、”今”。
インドの人たちは今を生きることをいつも私に忘れないでいさせてくれます。
だから、インドにとどまる。プリーにいたい。
今の生き方をしている自分が好きです。
インドヨガ留学を終えて
サンタナでスタッフとして生きる
ヨガ留学を申し込むと同時に、45日間が終わったらスタッフとして働きたいとサンタナのオーナーフォクナさんに伝えました。
行ったことも触れたこともないインド。なぜ最初からとどまることを選んだのか?頭ではわかっていませんでしたが、私の魂がそうさせたんだと思います。
大げさかもしれませんが、これ以外、言い方が見つかりません。
インドが好きで、インドの人たちが好きで、みんなが好きです。
小さな愛を毎日もらっています。毎日、愛を感じて生きれています。
皆さんに毎日感謝を忘れず生きたいと思います。
最後に、私を今の私になるように育ててくれたお母さんに感謝しています。
「お母さん、ありがとう!」
サンタナからのお知らせ
①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース(2022年:隔月開催)
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース(2022年:隔月開催)
以下お知らせです。
①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース
RYT200を取得した後のアドバンスコース。ヨガ哲学を深く学び、理解し、哲学をアーサナ・呼吸法・瞑想・浄化法とつなげていきます。さらにヨガ哲学を日常につなぐため、意識的に日常生活を送っていきます。同時に自分の身体・息・思考と徹底的に対峙する45日間です。隔月開催!
インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT300-資格取得コース
https://indiasantana.net/travel/yoga-ryt300/
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース
全米ヨガアライアンス協会認定の資格取得コース。宿泊費込み、日本語サポート付で30日間で28万円〜 資格取得保証! 日本と価値観が異なるインドで、外界からの刺激を受け。ヨガを通して自己と対峙し内面からの刺激も受ける。大きな変化を遂げることもしばしば!隔月開催!
インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT200-資格取得コース
https://indiasantana.net/travel/yoga/
ヨガスタッフブログ書いてます!
ヨガスタッフとして活動してくれているのんちゃんのスタッフブログ~インドの海辺でヨガ生活、若干不定期ですが、一応週一回の予定で更新していきます。
インドヨガ留学インスタグラム
インドヨガ留学に関するインスタグラム始めました。ヨガの写真だけでなく、インドの写真、カレーの写真など盛りだくさんです♪ 現地の様子を是非ご覧ください♪
この投稿をInstagramで見る