【初インドの方へ】インドビザはどれがおすすめ?|メリット・デメリット徹底比較!

インドビザ徹底比較!初インドでもこれで安心!

インディラ・ガンディー空港の印象的なオブジェ

インディラ・ガンディー空港。インド入国にはビザが必要

ナマステ!
インド現地で3店舗日本人宿を運営しているサンタナです!
(インド3店舗:プリー・デリー・バラナシ/日本2店舗:京都・大阪)

➡インド各店舗情報はこちら

今回は、多くの方が気になっているインドのビザについて詳しくご紹介します!

「インドに行ってみたい!でも…ビザが必要?」
「ビザってなんだか難しそう…」

そんな声をよく耳にします。

初めてのビザ取得は不安なこともたくさんあると思います。でも、心配しないでください。この記事を読めば、インドビザについて理解が深まるはずです。

さあ、一緒にインドビザの世界を探検しましょう!

そもそもビザってなに?

e-VISAのカウンター

インディラ・ガンディー空港のイミグレーション。ここでパスポートとビザをチェックします

まずはビザとは何かから見ていきましょう。

ビザって聞くと難しそうですが、実はとてもシンプルなものです。簡単に言えば、ビザは「入国許可証」のようなものです。行きたい国に「私を入れてください!」とお願いして、その国が「いいよ、どうぞ!」と言ってくれたことを証明する書類、それがビザです。

実は…
日本のパスポートは世界最強クラスです。2025年現在、日本人は190カ国もの国にビザなしで入国可能です!

そんな強力な日本のパスポートではありますが、残念ながらインドはその194カ国には含まれていません。日本人がインドに入国する際は、必ずビザが必要になります。

その為、インド旅行を計画している皆さん、ビザのことをしっかり押さえておく必要があります。

インドビザの種類

日本人が観光でインド旅行する際のビザには、主に3つの選択肢があります。

  • 観光ビザ
  • e-VISA
  • アライバルビザ

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

観光ビザ

観光ビザは、大使館/領事館で直接申請するタイプのビザです。

【取得方法】

皆さんのお住まいの地域によって、申請先が変わります。
・東日本にお住まいの方:東京のインド大使館
・西日本にお住まいの方:大阪のインド領事館

申請には以下のものが必要です:

  • パスポート(有効期限が6ヶ月以上あるもの)
  • 顔写真(サイズ要確認)
  • 航空券の予約確認書
  • 滞在先の予約確認書
  • ビザ申請書(オンラインで記入・印刷したもの)
  • 手数料

【有効期限】

ビザ取得日から180日間有効です。ただし、連続して90日以上インドに滞在することはできません。例えば、60日インドに滞在して一度出国し、また30日滞在する、といった使い方ができます。

【取得にかかる日数】

通常4~5営業日程度です。ただし、混雑時期や書類の不備があると、さらに時間がかかる可能性があります。余裕を持って申請することをおすすめします。

【メリット】

・どの空港からでも入国可能
・有効期間中は何度でも入出国できる

【デメリット】

・申請手続きが面倒
・書類に不備があると申請をやり直す必要がある

e-VISA

e-VISAは、インターネットで申請が完結できる便利なビザです。
通常の旅行者が取得するに一番おすすめのビザです。

【取得方法】
インド出発4日前までにオンラインで申請します。承認されると「ビザ発給承認証」がメールで送られてきます。これを印刷して持参し、インド到着時に入国審査を受けます。

申請に必要なもの:
・パスポートのスキャンデータ
・顔写真のデータ
・クレジットカード(手数料支払い用)

【有効期限】
・承認から最大5年間有効(30日/1年/5年が選択可能)
・1回の滞在で最長179日まで
・年間トータル180日まで滞在可能(←新ルール!)

【取得にかかる日数】
申請してから最短で1日、通常3~4日程度です。ただし、出発4日前までには必ず申請を済ませましょう。

【メリット】
・オンラインで完結するので便利
・最大5年間有効なので、複数回インド旅行を検討している人に最適
・入国回数に制限なし

【デメリット】
・入国できる空港が限られている(32空港と6港に限定)

主な入国可能空港:
デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ゴア、ブバネシュワルなど

ご自身で取得する方の為に、申請方法を完全解説しました!
【いつでも最新!】インドビザ(e-VISA)申請マニュアル|現地日本人宿サンタナが徹底解説!【完全版】

アライバルビザ

アライバルビザは、インドに到着してから現地の空港で、申請書を記入し手数料を支払い取得するビザです。

【取得方法】

事前申請不要で、インド到着時に空港のビザカウンターで申請します。

必要なもの:
・パスポート
・顔写真
・手数料(現金)

【有効期限】

入国から60日間有効です。

【取得にかかる日数】

その場で発行されます。ただし、発行までに時間を要する可能性があり、混雑時は数時間待つ可能性もあります。

【メリット】

・事前申請が不要で急な旅行にも対応可能

【デメリット】

・入国できる空港が6空港に限定される
(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードのみ)
・現地でのビザ発行に時間がかかる可能性がある
・最悪の場合、入国を拒否される可能性もある

一番おすすめのVISAタイプは…

これらの選択肢の中で、インド旅行を検討している方に是非取得していただきたいのは…

e-VISA 5年です!

【e-VISA5年内容】

有効期間  :承認から最大5年間有効
滞在可能日数:1回の滞在で最長179日まで、年間合計180日まで
申請料金  :25ドル(約3,700円)
入国回数  :制限なし(期間内であれば何度でも入国可能)
入国可能場所:32空港と5港
(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ゴアなど主要空港に対応)

正直、たくさんのビザを取得しているサンタナとしては、e-VISA 5年一択!と言っても過言ではありません!

その理由を次の項目でご説明します!

なぜe-VISA 5年タイプを推奨するのか

【お値段】
e-VISA 30日/e-VISA 1年/e-VISA 5年
すべて$25(約3,700円)です!+手数料$1

なんと!
30日でも5年でも全く同じ金額なのです!これは5年ビザを取るしかありません!!
※ただし閑散期の4月~6月はe-VISA30日が$10と安くなるのでお得かも。

アライバルビザの申請料金は現地支払いでRs.2,000(約3,500円)なので、5年間有効、複数回入国可能なことを考慮すると、e-VISA5年はコスパの面でも圧倒的に優れています!


【オンラインで完結!】
オンラインのみで申請が完結するため、大使館への訪問や面倒な郵送手続きが不要です。承認までの期間も最短4日と短く、急な旅行にも対応できます。(とはいえ早めの申請を!)


【何度もインドに来れる!】
5年もビザがあってももう来ない!と思う方もいらっしゃると思いますが、インドは国土面積が日本の約9倍と広大で、一度の旅行で全てを回ることは困難です。実際にサンタナも多くのお客様がリピーターとなっており、複数回インドを訪問されています。

インド旅行する前は『2度と行くことはないだろうな…』と思っていても、また行きたくなるのがインドという国なのです!(これは本当)


【入国時のトラブル回避】
事前に承認を受けているため、入国時の手続きがスムーズです。書類不備による入国拒否のリスクやクレジットカードが使えなくて申請に長い時間がかかるなど、トラブルに合う確率も大幅に軽減されます。

アライバルビザはどう?

とはいえ「現地空港で取得できるアライバルビザの方が簡単では?」と考える方もいらっしゃいるかと思いますが、

アライバルビザはおすすめしません!

現地での実体験に基づく問題点をご紹介します。

【長時間の待機問題】
インドにアライバルビザでの入国が可能な国は日本を含む数カ国に限られています。その為、現地空港のスタッフが内容をあまり理解しておらず、手続きがスムーズに進まず空港で4時間以上待たされた日本人旅行者もいらっしゃいました。せっかくのお休みを利用したインド旅行、貴重な旅行の時間が空港での手続きで消費されるなんてもったいない!

また、乗り継ぎや他国からインドに向かう場合はより注意が必要です。第3国のスタッフは日本人がアライバルビザで入国できることを知らないことも多く、アライバルビザの場合、第3国では証明する書類がないので搭乗手続きに時間がかかったり、最悪搭乗を拒否される可能性もあります。(実際に第3国で搭乗を拒否されたケースもありました。)

【入国拒否のリスク】
書類不備や支払い時に現地通貨がない、またはクレジットカードがはじかれる、もしくは審査官の判断により入国を拒否される可能性があります。最悪の場合、そのまま帰国を余儀なくされることもあります。

【対応空港の制限】
取得可能な空港が6箇所のみに限定されています(デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバード)。

【SIMが買えない】
ある一定のエリアではアライバルビザではSIMを購入することができません。現在の旅においてとても重要なインターネットが使えないのはかなり辛いです…

【予期せぬトラブル事例】
天候の影響で予定とは異なる空港(アライバルビザ対応外)に到着してしまい、3日間の限定ビザしか発行されず、結果的に旅行をキャンセルして帰国せざるを得なかった事例もあります。

アライバルビザのカウンター

インディラ・ガンディー空港のアライバルビザカウンター

【アライバルビザで大変な思いをしたお客様の体験談】

当初インディラ・ガンディー空港(デリー)に入国予定だったが、霧の影響で急遽ジャイプルの空港に到着してしまう。3日間の限定ビザを発行してくれたのでジャイプルで入国はできたが、その後の旅程が1週間ほどあったので、デリー移動後に空港に行き、アライバルビザを取得しようとしたが、すでに入国済みの為断られる。

限定ビザの3日間の期限も迫っており、インド滞在3日を超えてしまうと不法滞在になってしまうため、急遽その後の予定をすべてキャンセルして、バンコクへ飛ぶことに。楽しみにしていたインド旅行が水の泡に…

事前準備でより良いインド旅行を

せっかくの貴重なインド旅行です!

事前準備が多少楽になるからとアライバルビザで入国しようとせず、事前にしっかりとe-VISAを準備されることをおすすめします!
少しの手間をかけることで、空港で無駄な時間を過ごすことなく、安心して素晴らしいインド旅行をお楽しみいただけると思います!

注意点とアドバイス

最後に、インドビザに関するいくつかの注意点とアドバイスをお伝えします。

【ルールの変更に注意】

インドのビザ規則は頻繁に変更されることで有名です。申請前に最新情報を必ずチェックしましょう。

【余裕を持った申請を】

特に観光ビザやe-VISAは、予想以上に時間がかかることがあります。出発の1ヶ月前には申請を始めることをおすすめします。

【書類は慎重にチェック】

些細な記入ミスでも申請がはじかれることがあります。提出前に何度もチェックしましょう。

【パスポートの有効期限確認】

パスポートの有効期限が6ヶ月以上あることを確認してください。

【滞在日数のカウントに注意】

ビザの種類によって滞在可能日数や入国可能な回数が異なります。滞在可能日数や入国回数を超過しないよう注意しましょう。

インドの「e-VISA」取得代行サービスやってます!

ここまでビザのメリット・デメリットについて見てきましたが、やっぱりめんどくさそう…、自分でできるか不安…、そんな方も多いのではないでしょうか?

でも、ご安心ください!

日本人宿サンタナでもインドの「e-VISA」取得代行サービスやっています!
日本人宿サンタナはインドで70年以上続く伝説の日本人宿です。これまでの知識と経験を活かして、皆様をサポートしますので、e-VISAの手配がよく分からない、めんどくさいという方、ぜひご利用ください!

【サンタナのe-VISA取得サービス】
インドの「e-VISA」取得代行サービスこちら

まとめ

いかがでしたか?

インドビザについて詳しく解説してきました。最初は難しそうに見えるかもしれませんが、一つ一つ理解していけば、それほど複雑なものではありません。

インドビザに関しておすすめは、やはりe-VISAです。オンラインで手続きができ、最長5年間有効なので、インドのリピーターになる方にも便利です。

『5年もいらないよ!』というあなた!

インドはとてつもない魅力を備えた国です。国土も日本の9倍もあり一度の旅行では到底回りきることができません。インド旅行は1度でいいかなと思っていても、きっと再び訪れたくなるはずです。

騙されたと思って5年ビザを取得してください。e-VISAだと30日も5年同じ金額で取得可能です。(30日/1年/5年$25)

とはいえ、自分の旅行スタイルや目的に合わせて、最適なビザを選んでくださいね。

さあ、インド旅行の準備を始めましょう。
インドでお待ちしております!

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