【初インドの方へ!】インド旅行への心構え
インドことを知っておこう!
みなさん、ナマステ!
インドのお困り事解決サンタナです!
今日は、初めてインドに行く日本人旅行者のみなさんに向けて、心構えをお伝えします!
インドは魅力的で刺激的な国ですが、同時に日本とはかなり違う面もあります。
でも、心配いりません。ちょっとした準備と心構えがあれば、きっと素晴らしい旅になりますよ!
文化の違いを受け入れよう
インドは、日本とは全く異なる文化を持っています。例えば、時間に対する考え方がルーズだったり、人々の距離感が近かったりします。
これをいやだ!と捉えるのではなく、新しい体験として楽しんでみてください。
インド人は概してフレンドリーで、外国人に興味津々です。道を歩いているだけで声をかけられたり、写真を撮られたりすることも。最初は戸惑うかもしれませんが、笑顔で対応すれば、素敵な出会いにつながるかもしれません。(※デリーやバラナシは詐欺師も多くいるので見極めが重要です。)
また、インドは多様性の国です。宗教、言語、食文化など、地域によって大きく異なります。北と南では、まるで別の国にいるような感覚になることも。ヒンドゥー教、イスラム教、仏教、シク教など、様々な宗教が共存しています。この多様性を楽しむ心構えを持つことで、インド旅行がより豊かなものになります。
衛生面での注意点
正直に言うと、インドは日本ほど清潔ではありません。
※世界中どこを探しても日本よりきれいな国はないかもしれません。
でも、簡単な注意点を守れば、比較的健康に過ごすことができます。
まず、水は絶対にミネラルウォーターを飲むことをおすすめします。慣れないうちはレストランで出される水や氷も避けた方が無難です。街中で安価にペットボトルの水を購入することができますので、そちらを飲みましょう。ペットボトルの封が開いていないか確認するのも大切です。
食事に関しては、生野菜や生ものは控えめに。屋台の食べ物は魅力的ですが、衛生面が心配な場合は、慣れるまでは清潔そうなレストランを選びましょう。カレーやナンなど、熱を通した食べ物なら比較的安全です。
手洗いも忘れずに。外出先でもこまめに行うことで、多くの問題を防げます。トイレットペーパーを持参するのも良いアイデアです。
交通事情と移動の心得
インドの道路は、一見するとカオスのように見えます。車、バイク、リキシャ、野良犬や牛まで!でも、そこには独自のルールが存在します。
タクシーやリキシャを使うときは、必ず料金交渉をしてください。
メーターを使わないことが多いので、乗る前に行き先と料金を確認しましょう。
Uberなどの配車アプリも都市部では便利です。
長距離移動には寝台列車がおすすめです。予約が必要ですが、車窓からの景色を楽しめますし、現地の人々との交流も楽しいです。
ただし、遅延は日常茶飯事です。時間に余裕を持って行動しましょう。また、夜行列車を利用する際は、貴重品の管理に特に注意が必要です。
都市間の移動には国内線も便利です。ほとんどの都市間を1万円前後で移動することができます。ただし、チェックインやセキュリティチェックに時間がかかるので、余裕を持って空港に到着しましょう。
コミュニケーションのヒント
インドの公用語はヒンディー語ですが、英語も広く通じます。特に観光地やホテルでは多くの場面で英語が通じます。ただ、簡単なヒンディー語を覚えると、現地の人々にとても喜ばれます。
例えば:
– ナマステ(こんにちは)
– ダンニャワード(ありがとう)
– ハーン(はい)/ ナヒーン(いいえ)
– キトゥナ?(いくら?)
これらを使うだけで、コミュニケーションがぐっと楽しくなります。
また、インド人は身振り手振りをよく使います。特に有名な「首振り」。横に首を振るジェスチャーは、「はい」や「わかりました」を意味します。最初は戸惑いますが、慣れると使いこなせるようになりますよ。
服装とマナー
インドは暑い国ですが、文化的背景から露出の多い服装は避けましょう。特に女性は、肩や膝を隠す服装が望ましいです。
体のラインが出る服を避け、ゆったりとした長めのスカートやパンツ、キャミソールやタンクトップではなく、半袖や長袖のトップスがおすすめです。
男性も、短パンよりは長ズボンの方が無難です。
寺院を訪れる際は、さらに注意が必要です。靴を脱ぐ必要がある場所も多いので、脱ぎやすい靴を選びましょう。女性は、スカーフを持参すると便利です。日焼け対策や露出対策、頭を覆う必要がある寺院でも重宝します。
また、公共の場では、恋人同士でも過度のスキンシップは控えめにしましょう。インドは比較的保守的な国です。
食事の際、右手を使うのがマナーです。左手は不浄とされているので、食べ物を触る際は避けましょう。また、牛肉を食べることはタブーとされている地域が多いので、注意が必要です。豚肉もほとんど食べません。
お寺やモスクを訪れる際は、敷地内での写真撮影が禁止されていることもあります。必ず事前に確認しましょう。
治安と安全対策
インドは、観光地では比較的安全です。しかし、比較的安全と言ってもスリやぼったくりには注意してください。
貴重品はしっかりと身に着け、外出時は必要最小限のものだけ持ち歩きましょう。財布やスマートフォンは、前ポケットや手の届く場所に。バッグは体の前で持つようにすると対策できます。
女性の一人歩きは、特に夜間は避けた方が無難です。タクシーを利用する際も、できれば友人と一緒に、または配車アプリを利用しましょう。
また、見知らぬ人から飲み物やお菓子を勧められても、信頼できる人でない限り丁重に断りましょう。過去に睡眠薬などを入れられていた事件があります。
人混みの中では特に警戒が必要です。お祭りやマーケットなどの混雑した場所では、スリに遭わないよう十分注意しましょう。
お金に関する注意点
インドの通貨はルピーです。両替は空港やホテルでできますが、レートが悪いことも。街中の両替所の方が良いレートのことが多いです。
クレジットカードは、高級ホテルや大型店舗では使えますが、現金のみの店も多いです。小額紙幣を多めに持ち歩くと便利です。
おつりがないと言われることもよくあるので、小銭を用意しておくと良いです。また、チップの文化もあるので、高級なホテルやレストランを利用する場合は、小額紙幣を用意しておくと便利です。
健康管理
旅行前に、予防接種について医師に相談しましょう。特に、A型肝炎とチフスの予防接種は検討する価値があります。
胃腸薬、解熱剤、虫よけスプレーなどの基本的な薬は日本から持参すると安心です。少しでも調子が悪いなと感じたらすぐに休養を取りましょう。下痢症や脱水症状には特に気をつけてください。
インドならではの体験を楽しむ
せっかくのインドなので、インドならではの体験を存分に楽しんでください。
例えば…
・ヨガや瞑想のクラスに参加する
・アーユルヴェーダのマッサージを受ける
・地元の料理教室に参加する
・絢爛豪華なボリウッド映画を観る
・カラフルなヒンドゥー教の祭りに参加する
・タージマハルやレッドフォートなど、世界遺産を訪れる
これらの体験を通じて、インドの文化や歴史、そして人々の温かさを直接感じることができるでしょう。
柔軟な心構えの大切さ
『柔軟な心構え』
インドを楽しめるかどうかは、この言葉を持っているかどうかに左右されるといっても過言ではありません。
インドでは、予定通りに物事が進まないことがよくあります。電車の遅延、突然の停電、言ったとおりにやってくれない…など。でも、それもインドの魅力の一つなんです。
柔軟に対応する心構えを持てば、思わぬ発見や楽しい出来事に遭遇するかもしれません。予定が狂っても、「インドはインド」と割り切って、その場その場を楽しむ姿勢が大切です。
むしろ、予定を詰め込みすぎないことをおすすめします。ゆとりを持った旅程を組み、インドの不思議な魅力をゆっくり味わってください。予期せぬトラブルにも対応できるよう、余裕を持った計画を立てましょう。
さいごに
さあ、インドへの旅の準備はできましたか?
インドは『鏡』です。あなたが受け入れなければ受け入れてくれませんし、あなたが楽しんでいれば、みんな楽しんでくれます。
確かに戸惑うこともあるかもしれません。でも、それ以上にワクワクする経験があるはずです。オープンな心を持って、インドならではの体験を存分に楽しんでくださいね。
それでは、インドの地でお待ちしております!
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