インドのナゾ野菜

“インドに住んでいます”というと必ず必ず聞かれる質問。
「何食べてるの?カレー??毎日カレーばっかり??」
いえいえ食べてないです。というかカレーって一括りじゃなくってね。
日本のカレーとインドのカレーは一緒じゃなくて…

とプツプツ答えていると、答え終わるのを待たずに次に来る質問。
「じゃあ何食べてるの?野菜は?肉は?え、何があるの??」

…ですよね。気になりますよね。
インドで何が売られているのか。何が売られていないのか。

ということで、本日はインドのお野菜についてちょこっとご紹介いたします。

私が住んでいる地域では、すぐ近くにスーパーなんてものはなく、
野菜はこんな感じで売られています。全て量り売り。買うときはキロ単位で。

野菜売り場

日本で見かける野菜もそうでない野菜も、色々ありますが
日本でよく食べていたのにこちらであまり無い野菜は、レタス、きのこ、葉物類。

キャベツはありますが、レタスはなかなか見かけない代物。
ホテルのレストランでは出てくるところもありますが、近くでは売られていません。
キノコ類ではマッシュルームはとってもポピュラーですが、
シイタケやエノキ、シメジなどは見かけることはありません…キノコたち!!

他にも白菜や小松菜や水菜など、ちょっとした葉物も恋しくなる野菜。

それらに代わって幅を利かせているのが、豆類。イモ類。ウリ類。

野菜売り場2

そして謎な野菜たち。食べ方も味も全然想像がつかない謎な野菜(通称:ナゾ野菜)

ナゾ野菜を見かけた場合は、とりあえず買って帰って、
周りのインド人に聞いてみたり、ヒンディー語の呼び名や
画像検索などを駆使して、それらしい野菜を見つけます。
(なので、間違っている可能性も大です。すみません)

そんなナゾ野菜、第一弾はコチラ。名前はポイ。

ツルムラサキ

恐らく日本ではツルムラサキ。栄養価の高い野菜です。
なんだ、ツルムラサキか~と思えば、馴染み深いですが
日本で売られているものとは違って、ちょっとごつい。いや、だいぶごつい。
1本でまな板からはみ出してしまう存在感。買い物袋からはみ出しまくり。
黒いツブがツブツブしていて、じいっと見てるとちょっとゾワゾワ。

茎(?)部分の外皮はちょっとスジスジして硬いですが、
苦味やクセも無く、モロヘイヤのような粘り気があります。
食べ方としては、生でそのままは難しい感じがするので、
葉部分を中心に油で炒めたり、煮びたしなんかがオススメです。

ちなみに、お値段は1本5ルピー(10円くらい)安いっ!
インド旅行の際には是非、お買い求めください。
但し殆どの生野菜はお土産にはできません。ご注意ください。

野菜は、地域や季節によって売られている種類や価格も違います。
これからインドで野菜を買うよーという方も、そうでない方も
地元で売られているものに注目してみるのも楽しいですよ。