【備忘録】5月3日にインド東部上陸のサイクロン「ファニ」の影響に関しまして
表題に関しまして、サイトトップに掲載していましたお知らせを、降順の時系列で備忘録としてまとめています。(※サイクロンは2019年5月3日にプリー上陸)
5月3日にインド東部上陸のサイクロン「ファニ」の影響に関しまして
6月26日 ご報告
サイクロン発生から二ヶ月が経過しようとしています。
現地のホテル、商店などは90%再開しています。
政府の協力もあり、街は復活の兆しを見せてるものの、
一般市民が住む家屋はまだまだその域に達していません。
そこで、サンタナグループも
以下のクラウドファンディングを立ち上げました。
これからのプリーの町の復興と人々のために、皆様のお力をいただけると幸いです。
【人生観が変わる海辺町】サイクロンで被災した東インド・プリーを取りもどしたい!
https://camp-fire.jp/projects/view/164692
7/4には、プリーで長い歴史を誇るジャガンナート大祭(ラタ・ヤットラ)も例年通り開催されます。
プリーをまだ知らない方も、再び訪れる方も、
神聖なる新生プリーを宜しく御願い致します。
サイクロン発生時からご覧いただきましたこのご報告も、数日を持ちまして閉じることとさせていただきます。
ご理解とご協力をいただきました皆様に心より厚く御礼申し上げます。
2019年6月26日
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
5月20日 現地の情報
サイクロン発生から二週間過ぎましたが現地のダメージは大きく、やはり復旧には時間がかかりそうです。
プリーの町の電柱は、ほぼ倒れていて電気はいまだ復旧しておりません。
そのため、携帯電話、ネット、ATMも概ね利用できない状況が続いております。
(携帯電話は一部の現地SIMのみ1日短時間だけ利用可能です)
とはいえ、現地の方々は前向きに、少しずつ少しずつ、
昨日よりも今日、今日よりも明日を目指して頑張っています。
詳細は未定ですが、今後、災害復興に関するお願いを募って参るかと思います。
どうぞその際は、ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
(※掲載していた電話番号は、備忘録に移転の際に割愛しました)
5月10日 現地からの情報 日本時間午後10時00分
本日、空港のあるブバネシュワールからスタッフと連絡が取れました。
直近の状況を、お知らせ致します。
通信は携帯電話のアンテナから優先して復旧し始めていて、サンタナロッジでも若干の電波が入るようになってきました。
そのため、若干名の方はご家族へ連絡できた方もいるようです。
サンタナロッジは発電機をつけていますので、時間制ではありますがシャワーもトイレも使用できています。
街には発電機による、電灯がいくつか付き始めました。
電気もブバネシュワールから引く工事が始まっていて、
情報によると12日までに、
プリーのメインストリートのグランドロードと病院優先で、電気が来るそうです。
ガソリンを含む物流が動き始めたためか、オートリキ車も動き始めました。
プリーのスーパーや小さな商店も少しずつ営業再開しています。
政府は水の供給や、市民には1家族ずつ50キロの米を支給するなど、様々な援助をしています。
サンタナの中ではメニュー限定ではありますが、皆さん一緒に食事を取って頂いています。
プリーは電柱や建物も倒れてるものが目立ち、ネットも未だ繋がりませんが、井戸水があるので住民の方も皆生活できている。
とのことです。
ヨガのプログラムも進んでおります。
少しずつ、少しずつですが、
皆さん、復旧に向かって頑張っています。
ネット通信の復旧が待たれますが、どうか引き続きご理解のほど、よろしくお願い致します。
今後も引き続き、情報が入りましたらお伝えしてまいります。
以下の私へのお電話も引き続きご利用下さいませ。
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
(※掲載していた電話番号は、備忘録に移転の際に割愛しました)
5月7日 現地からの情報 日本時間午後8時30分
本日は明るい兆しの見える話をオーナーのフォクナから直接聞くことができました。
それを、ここにご紹介出来ることを嬉しく思います。
まず改めてですが
ホテルサンタナ、サンタナロッジのヨガ生徒を含む宿泊者、スタッフ共に今日まで全員無事です。
負傷者、体調を崩されている方もいません。
アクセスラインは、
・プリー発のバス、
・ブバネシュワル発の電車および飛行機、
が開通しました。
水の件も、本日からサンタナロッジでシャワーが出来るようになりました。
まだ限られたメニューではありますが、食事もキチンとできております。
思いのほか道路の復旧が早く、物流も復活してきているようです。
ヨガプログラムにつきましては、数日の遅れはあったものの、
現在は通常のスケジュールでレッスンが進められております。
電気とネット環境の復旧は皆様が一番待たれていることと思いますが、
少しでも早い環境改善をめざし現地でも努力している毎日ですので、もう少しお待ちくださいませ。
その他の情報と致しまして、郵便物などの遅延は当然発生しております。
ご家族に向けての郵送を、との問い合わせもございましたが、現在はいつ着くかの見込みが立ちません。
町の雑貨屋もオープンしはじめましたし、大体のものはサンタナにあります。
ここは少し様子を見ていただきたいと思います。
今後も引き続き、情報が入りましたらお伝えしてまいります。
以下の私へのお電話も引き続きご利用下さいませ。
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
(※掲載していた電話番号は、備忘録に移転の際に割愛しました)
5月6日 現地からの第二報 日本時間21時
サンタナロッジを5日に出発してデリーに6日に到着した観光客の方から情報をいただきました。
ブバネシュワル空港はターミナルビルの屋根と外壁の一部が損壊しているものの、
5月5日(日)から一部の定期便について運航を再開し、6日(月)以降は、定期便の全便が運航を予定しています。
サンタナロッジからブバネシュワル空港までの道路は、道路上に倒木や倒壊した電柱など障害物が多数あり、断続的に渋滞が続いているため、車で2時間30分強かかります。
また、サンタナロッジは今日(6日)又は明日(7日)から水道の復旧に向けた工事を開始します。
新しい情報は以上となります。
<別途コルカタ情報>
今回のサイクロンではコルカタも進路上とされていましたが、
コルカタの街は被害を受けていないという報告を、サンタナコルカタのスタッフから受けています。
サンタナコルカタも問題なく営業しております。
今後も引き続き、情報が入りましたらお伝えしてまいります。
以下の私へのお電話も引き続きご利用下さい。
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
(※掲載していた電話番号は、備忘録に移転の際に割愛しました)
5月5日 現地からの第一報
インド時間の5日午前2時半に、奇跡的に通じたプリーからの国際電話での連絡により、現地の状況を知ることが出来ました。
サンタナロッジ及びホテルサンタナに宿泊のヨガ生徒、観光客、スタッフの全員の安否が確認できました。
負傷者もいません。まずはご安心ください。
町のダメージはかなり大きかった模様です。
水道、ガス、電気は遮断されています。
水に関しては、ホテルサンタナから運んでいます。シャワーもホテルのシャワーを順次利用していただいています。
ガスはプロパンガスを利用しているため、今のところ問題はありません。
食事は、ロッジの中で皆で同じメニューを食べていただいています。
最寄り空港であるブバネシュワール発着のインド国内線は現在ありません。電車も止まっています。
電気の復旧に関しても、いつ頃という見通しは今のところ立っていません。
今後のヨガのスケジュールに関しましても、現在は把握できておりません。
今回のインドからの連絡は、深夜時間帯のわずかなチャンスによりインド側から貰うことが出来ましたが、日本からの連絡は現在も取ることが出来ない状況です。
現在、新たな観光客はプリーには入れないようにしているようです。
しかしながら皆様が想像するであろう暴動の様な状況も、プリーに関しては起こっておりませんし、今後も無いことと思われます。
今のところ、ご報告できる状況をお伝え致しました。
ご家族、ご友人の皆様のご心労をお察し申しますが、一番気になった安否につきまして、確実なご報告ができましたことが何よりと思っております。
日本からのインドへの個人的なご連絡はまだ見通しつかないということですので、どうかご理解下さい。
今後も引き続き、情報が入りましたらお伝えしてまいります。
以下の私へのお電話も引き続きご利用下さいませ。
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
(※掲載していた電話番号は、備忘録に移転の際に割愛しました)
5月4日 日本時間21時時点でのご報告
サンタナロッジおよびホテルサンタナにご滞在中の方の、ご家族、関係者の皆さま、
今回のサイクロン上陸の件でのご心配ご心痛をお察し申し上げます。
現在までにわかっていることを報告させていただきます。
電話、ネットなどの通信手段が遮断されているため、4日の日本時間21時現在まで、連絡がつかない状況です。
サイクロンによる電話線・電線などの断線の影響かと思われます。
ホテルサンタナには自家発電もありますが、周辺の復旧が進まないと早期の連絡は難しいと思われます。
20年程前にも同様のサイクロン被害がありましたが、その当時は電気系の復旧に一週間かかりました。
日本でも災害時は同様ですが、インドはそれよりも時間がかかるかと思われますし、また広範囲での断線の影響があることが考えられます。
ニュースでは住民への避難命令が伝えられていますが、対象となるのは主に沿岸部の漁村、特に簡易住宅に住む住民向けの命令であったと思われます。
サンタナロッジ、ホテルサンタナは共に、かなり丈夫な3階建ての建物となっており、周辺の建物よりも頭ひとつ抜け出していますから、サイクロンの影響が建物に及んだことは考え難いです。
20年程前もサイクロン被害の影響を受けなかったサンタナロッジは、昨年末に大規模なリニューアル工事を完了したばかりであり、それも安心材料ではあります。
依然として連絡がつかない状況ではありますが、事実確認が取れ次第、随時報告させていただきます。
サンタナゲストハウス京都の下記連絡先、山口までご連絡くだされば、お電話でもお話しさせていただきます。
サンタナゲストハウス京都 山口 玲子
(※掲載していた電話番号は、備忘録に移転の際に割愛しました)