今年もこの時期がやってきたんですよ!【インドサンタナ、日本村プロジェクト第一章】
少しずつ暑くなってきた東インドプリー。
少しだけ町はずれのサンタナ・ロッジの昼前。
オーナーのフォクナ、デリーのスタッフサニー、そして日本から戻ってきた坂本はダラダラしていた。
坂:「既に大阪が恋しいなー。それにしもて、プようやくリー戻って溜まってた仕事がひと段落した~。しばらくゆっくりするかな~。」
フォクナ:「なーにいってるね。あんた、お父さんになったんだから そんなのあかんじゃなーい。」
坂:「うるさいなー。人のこと心配してないで、早く結婚してお母さん安心させなさいよ。」
サニー:「はぁ~、プリーの空気はいいねぇ。」
一通のライン
そんな坂本に一通のラインが入った。
坂:「あれ、ナチョスからだ。なんだろう。」
坂:「ヨガホールに呼び出しかー。にしても、二回も同じ文面。でもスタンプは全然違うな。なんじゃこりゃ。」
とりあえずヨガホールへ
坂:「とりあえず、ヨガホールてみたけど・・・あっ!」
坂:「(えっとなんだこりゃ)ナ、ナチョス?」
ナ:「御足労ありがとうございます。」
ナチョスとは
ナチョスとはロックバンド重機のドラマー兼ボーカル。プリーロックフェスの主催者でもある。4年前にお客さんで来てタブラとヨガを習いつつ第一回ロックフェスを開催。その後、サンタナゲストハウスのスタッフをしながら第二回、三回、四回とプリーロックフェスを成功に導いてきた。最近プリーに移住を果たした。その演奏は日本人もインド人も虜にしてしまう。
ナ:「坂本さん!」
坂:「?」
ナ:「今年もこの時期がやってきましたよ!」
坂:(・・・)
坂:(サングラス、またかけるんだ)
ナ:「いやー、血沸き肉躍るとはこのことじゃないですかっ!!どーです!!!???」
坂:「そ、そーだねー💦(ナチョス、どうしたのかな。)」
ナ:「ちょっと見せたいものがあるんですよ。来てもらますか。」
坂:「え、それここじゃないの?」
ナ:「まー、来てくださいよ。」
坂:「ちょ、まっ。」
和太鼓
ナ:「坂本さん」
ナ:「これですよ!これ、魂の和太鼓です。今回のロックフェスではこの和太鼓もいつも以上に大活躍するんですよ!」
坂:「う、うん。和太鼓見せてくれなくても知ってるけどね。」
坂:「確かに、去年のラタ・ヤットラでは山車と一緒に和太鼓でも盛り上げたし。。。(ちなみに、それヨガホールじゃだめだったのかな?)」
再度、移動
ナ:「もう一つ見てもらいたいものがあるんです。ちょっと来てもらえますか?」
坂:「え、まだある?」
ナ:「どーですか?思い出してくれましたか?」
坂:「え、いや、覚えているよ。」
ナ:「今年のロックフェスはまた素敵なメンバーが揃っているので、これは一言で言うとですね、ヤヴァイよ、なんです。」
ナ:「この、地響き聞こえますか!?音楽で日本とインドをつなぐんですよ!」
坂:「え、あ、はい。」
ナ:「更にもう一つ見てもらいたいものがあるんですよ。」
坂:「え、も、もう一個?」
ナ:「はい!もう一個です。行きましょう!」
更に移動
坂:「しかも、俺のバイクでなの?」
ナ:「小さいこと気にしないで、早く出発しましょ!」
ナ:「いやー、風を感じますねー!?」
坂:(・・・)
ナ:「このまま行ったら、空飛べちゃうんじゃないですかね!」
坂:(・・・)
バサバサバサー
ナ:「空飛びたいなー、飛べちゃいそうですよねー!」
坂:(・・・)
サンタナ・ロッジ到着
ナ:「さー、どーぞ、中へ。」
坂:「おれ、さっきまでここにいたよ。(移動必要だったのかな。。。)」
ナ:「これです。浴衣やハッピです。」
坂:「う、うん。別に見せてくれなくても知ってるんだけどなぁ。」
坂:「でも、去年のロックフェスでも確かに浴衣とかで皆で盆踊りしたからねぇ。あれも盛り上がったねー。」
ナ:「そーですよ!今年もやりますよー!見てください、このスケジュールでやり切りますからね」
イベント盛りだくさん
坂:「おー、盛りだくさんだね。」
ナ:「そうですよ。さて、ホテル戻りましょ!」
坂:「えー、またホテル戻るの?」
ナ:「どーですか!気分盛り上がってきたでしょ?」
坂:「う、うん。(確かにちょっと楽しくなってきちゃったな。))
ナ:「それに3月13日はホーリーだし、14日はビーチBBQですよ!!!」
坂:「おー、それもあるか。すごいイベント尽くしだね。」
3月13日は色まみれになる色祭りホーリー。
3月14日は恒例打ち上げビーチBBQ~♪
坂:「あれ、というかロックフェスっていつだったっけ?」
ナ:「それはね、今日ですよ。」
坂:「えー!!」
ということで、今からでもお待ちしておりまーす!