インドの学校「チャンドラ・セカール・アカデミー」をのぞいてみよう♪

プリーに来て2ヶ月が経ち、
暑さも落ち着いてきたので
5歳半のトノが通う学校探しに出ていました。

学校での公用語は英語やヒンディー、オリヤ語、
漁村地区ではテルグ語だったり、
同じ学年でも朝6時半から3時間だけのところもあれば
8時から17時まで一日みっちりの学校も。
それぞれ特徴があって面白いです。

いくつか学校を見た中でトノが自分自身で選んだ、
「チャンドラ・セカール・アカデミー」を今回ご紹介します!

チャンドラ・セカール・アカデミーの1日。

チャンドラ・セカール・アカデミー(以下CSA)は
プリーから約10km、世界遺産スーリア寺院に行く途中にある
幼稚園から高校まである英語を公用語とした私立学校です。

朝9時
CSAのスクールバスがサンタナロッジ近くに来るのは9時。
おにいちゃんおねえちゃん、そして
先生もバスに乗って登校します。

9時半
バスが学校に到着。
「おはようございます!!」
日本語で元気よくあいさつしてくれる生徒たちにびっくり!
日本語も習うCSAならではですね!
「せんせい!」「なまえは?」
初めて学校に通うトノも
日本語が話せるおにいちゃんおねえちゃんのおかげで
安心したそうです。

教室に荷物を置いたら校庭に全員集合。
神は私を愛し、私は神を愛します。良い行いをします。
みたいな内容の言葉を唱えます。

各クラスに入って、授業スタート。
1年生では「算数」。2ケタの筆算やお金の計算も!
2時間目の「情報」では、
「パソコンに必要なものは?USBです。USBとは、、」
という先生の説明を静かに聞いていました。

アッパーキンダーガーテン(UKG・日本の年長)クラスでは
「英語」の授業。
birds can fly.
peacock is our national bird.
黒板を書き写すこどもたち。
この年齢で!元イギリス領とはいえ、
さすが多言語の国インド!?すごいです。

12時05分ー12時35分
昼食はビスケット、スナック、カレー、家庭によって様々。
食べたらトイレに行くくらいの時間しかないので、
日本の昼休みみたいに遊んでいる子はいません。

13時45分
午前中3限、午後2限のあと終業。終わりの会はありません。
低学年はスクールバスや家族のお迎えで帰宅、
学年が高い生徒は午後の授業が続きます。

ほかにも気になるインドの学校あれこれ。

・何歳から通うの?
インドの学校は、好きな年齢から、
その子に合ったクラスに入れます。
だから同級生でも年齢が違うこともごく普通です。
テストや授業の様子から先生が判断すると進級、
もしくは下級に行くこともあります。

・給食は?
他宗教の国だからか給食はありません。
学校内や隣に売店があるわけでもないので家から持参します。
他校では帰宅してランチ後また登校するところも。

・制服は?
曜日によって違うデザインの制服を着ます。
月ー木曜は緑シャツ、金・土曜は上下白、足元は黒靴。
他では週に3種類着る学校もありましたが、それは
制服を洗濯させるためだそうです。

・費用は?
入学費 20000円
毎月学費 1000円
毎月バス代 1000円
テキスト代 1300円
制服代 2000円
入学費は他校で4000-12000円程度でCSAは高めです。
毎月の学費はどこも同じくらいでした。

チャンドラ・セカール・アカデミーは
随時見学、ボランティアもできます

海外の学校や教育ってどうなの?
いろんなイメージがあるかと思いますが
私は実際に見てきて、インドの生徒は
本当に勉強熱心だなーという印象を持ちました。

CSAは、インドの教育に興味がある人、こどもが好きな人、
地元の人の生活を知りたい人など誰でもウェルカムです。

サンタナ3兄弟の一番上のおにいさんのクンナさん創立ということもあり
日本語ができるスタッフも常駐。安心して見学できます。
いつでも見学可能ですが、行事やテストの日もあるので
事前に確認してから行くほうがベターです。

インドの学校をのぞいてみませんか?
元気なこどもたちが待ってます!

チャンドラ・セカール・アカデミー公式HP(日本語版)
http://www.minnanominami.com/contents/santana/academy.html

☆プリーのサンタナロッジ
詳細・お問い合わせはこちらから
https://indiasantana.net/lodge/