両替所のガンディーさん7変化 ~「インドではおもしろ写真が撮れる」は本当かを検証する オールドデリー編 番外編~

ガンディーさん7変化

前回、「インドではおもしろ写真が撮れる」は本当かを検証する オールドデリー編において、カメラの素人3人で「インドの面白画像にあたるようなネタ」写真を撮れるのかを検証してみた。

おもしろいかどうかはさておき、撮っている本人たちは相当楽しんでいました。場所を変えてまたやろうと思います。

さて、審査の結果はデリーサンタナ管理人のたっちゃんのサイクルリキシャの人が並んで仲良く寝ている画像でした。ただ実は審査員ヒカリンの笑いをかなり誘っていたシリーズものがありました。あくまで審査では1枚勝負でしたが、シリーズでまとめたらかなり評価が高かろうというものでした。

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それがどんなシリーズかと言いますと、オールドデリーの両替所に書いてるマハトマ・ガンディーの絵でした。500ルピー札や1000ルピー札の絵と共に両替が可能なことを訴えております。その絵がかなりシュールたっぷりだったりします。

以下、インド画伯達によるマハトマ・ガンディー、いやここはガンディーさんと呼ばせて頂きます!ガンジーさん7変化です。

着実に書いてあるガンディーさん
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見づらいガンディーさん
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消えちゃってるガンディーさん
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お坊さん風ガンディーさん
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妖怪風ガンディーさん
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助平ジジイ風ガンディーさん
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ちょっとあれなガンディーさん
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実際にインドでガンディーの評価は日本のように絶対的な善いうものではありません。独立を成し遂げたのは凄いけど、その戦略などで公然と批判する人も珍しくありません。そう考えるとこれらのガンディーの絵は恐らく彼らのガンディに対する繊細な思いが反映したものなのでしょう。決して画伯たちの芸術的才能の有無などではないはずなのであります!

ちなみにインドの紙幣は全て表はガンディーの絵になっております。両替所の人々が、写真を張り付けるのではなく絵を描いたのはやはりそれでもガンディーが愛されているからかもしれません。実際に店の人に「あなたが描いたの?」と聞くと、ビックリする程のどや顔で「そうだ!」と答えてくれました。