現地スタッフが激選!絶対にハズさないバラナシ名所5選
ヒンドゥー教の聖地、バラナシ
インド各地からヒンドゥー教徒が集まる、バラナシの母なる川、ガンジス川。
朝から晩まで多くの人が沐浴(もくよく)し、その光景を見に世界中から観光客が集まるため、バラナシはインドの中でも特に一大観光地として人気の地です。
そんなバラナシですが、ガンジス川だけではなく、隠れた観光名所もたくさんあるんです!
今回はそんなバラナシの名所を現地スタッフであるRIKIがご紹介させていただきます!
①”ダシャーシュワメード・ガート”
まずは何といってもここ。「バラナシ」と聞いて多くの人が想像するのがここの景色だと思います。
”ガート(ガット)”というのは、川岸に造られた階段状になっている場所で、沐浴ができる場所のことです。
ガート自体はバラナシであればガンジス川沿いにたくさん作られていますが、その中でも特に人気で有名で神聖なガートがここ、ダシャーシュワメード・ガートです。
現地のインド人が最も多く沐浴しているのもここで、「教科書で見たような写真が撮りたい!」といった方にはまずここをおすすめします!
夜の19時からは【プジャー】と呼ばれるヒンドゥー教の儀式が”毎日”開催されているのも見所で、軽快な打楽器の音に合わせて歌い、みんなで手拍子をするといったような伝統的で面白い、素敵なイベントなので是非行ってみてください!
また、ダシャ―シュワメード・ガートはサンタナから徒歩5分という立地にあり、気軽に行くことができます。
バラナシ駅からリキシャを使うときも、「ダシャーシュワメード・ガート」といえばまず伝わるので、サンタナをご利用の際はぜひ伝えてみてください!
②”マニカル二カー・ガート”(火葬場)
「これを見るためにバラナシへ来た!」といった人も少なくないであろう、ここでしか見ることのできない特殊な場所。
何が特殊なのかというと、ここでは亡くなった方の遺体がインドじゅうから運ばれてきて、この火葬場で、燃え盛る牧組みの中でそのまま火葬される様子を見ることができます。
燃え尽きた遺灰はその後、母なるガンジス川へ流され、ここで火葬されることがヒンドゥー教徒の人々にとっては最高の幸せだと言われています。
正直、かなり衝撃的な光景ですが、日本にいてはあまり感じることのない”死”を、ここでは間近で、目や匂いや肌で感じられ、色々なことを考えさせられます。
ここの近くでは街を歩いていても、この火葬場に運ばれていく遺体を日常的に見られるなど、バラナシでしか経験できないことがつまっています。
リキシャの通れない細い路地を通ります。サンタナから歩いて15分ほどです。
※勝手にガイドしてきて高額な牧代を請求してくるインド人がたくさん話しかけてくるので全部無視してください。
※火葬場は基本的には撮影禁止です。有料で撮影許可が貰えるとの情報もあります。
③”ババ・ラッシー”
「色々見たし歩き回って疲れた!」という時におすすめしたいのがここ、”ババ・ラッシー”。
皆さんは、ラッシーという飲み物をご存知でしょうか。ラッシーというのはインドの郷土料理(郷土ドリンク?)で、飲むヨーグルトのような、甘酸っぱい乳製品ドリンクです。
これがまた絶妙に美味しく、インドにいると何度でも飲んでしまいます。
ラッシー自体はそこらじゅうのカレー屋さんなどにも売っているのですが、バラナシで特に大人気なラッシー専門店が2つあって、そのひとつ目がここ、ババ・ラッシーです。
ラッシーの素材の味で勝負している感がすごく、数多くの観光客が訪れて、店内の壁に写真や落書きといった足跡が残されています。笑
サンタナから歩いて5分くらいの距離にあります!
おすすめは、プレーンラッシーです!
④”ブルー・ラッシー”
ババ・ラッシーと対を成す、2大バラナシラッシーのお店、”ブルー・ラッシー”。
ここの人気の秘訣は、なんと言ってもトッピングの多さと豪華さ。
何種類あるんだってくらい多様なトッピングから選べて、生のフルーツがごろごろ入っていたりして、ボリューム満点!
”食べるラッシー”という表現がまさにぴったりなラッシー屋さんで、店内は常に外国人観光客で賑わっています。
マニカルニカー・ガートからすぐのところにあるので、火葬場を見て暑くなった後にここでひと休みしてみてはいかがでしょうか。
⑤街中の散歩
いや、ふざけているわけじゃないです。笑
バラナシという町は、町全体が巨大な迷路のように入り組んでいて、地図に載っていないような路地がたくさんあったり、意図せずして素敵な場所に出たり、牛が道を塞いでいて通れなかったり、美味しいチャイ屋さんを見つけたり、変なインド人に出会ったり、散歩しているだけで本当に楽しいし、毎回違ったストーリーがあって、めちゃくちゃお勧めです!
ただ、本当に迷路なので、いざという時のために必ずGPS付きのマップを持ち歩くことをおすすめします!
おわりに(投稿者紹介)
サンタナバラナシスタッフのRIKIです!
僕は現在大学を休学し、世界一周の旅に出ています。
そこで立ち寄ったここ、インドのバラナシがとても気に入ってしまいました。
そして、騒音やぼったくりなどで疲れ果てたときに、やはり安心できるのは日本人宿サンタナでした。
日本人スタッフや、他の日本人旅行者との交流は、インドにおいてかけがえのない時間であり、思い出になりました。
僕自身も他の旅行者の手助けや交流ができたらいいなと思い、スタッフとして働かさせて頂くことになりました。
東南アジアからずっと回ってきましたが、インドの持つ混沌とした街並みや雰囲気は本当に独特で、早くもクセになりつつあります。
もちろん多くの詐欺師やぼったくりがいますが、それ以上に多くのフレンドリーなインド人が気軽に絡んできてくれたり、面白い人がたくさんです!
みなさんも是非インドの魅力にとりつかれてみてはいかがでしょうか。
バラナシで待ってます!