自分と”なかなおり”~さおりちゃんのインドヨガ留学体験記~

 
きょうすけ君と同じ、2017年7月のインドヨガ留学メンバーだったさおりちゃん。以前インドに住んでいたということで、ヒンディ語も話せインドが大のお気に入り。だからこそ、他のメンバーのことも気にかけてくれ休みの日のアクティビティの提案など積極的にしてくれました。でも、自分のことは気にかけてあげてない、そんな風に気づいたそうです。

インドで生活がしたい!

ハリドワールでできたインド人のお友達との記念撮影

ヨガの聖地リシケシ近くのハリドワールでできたインド人のお友達と

私は大学を卒業してからすぐにインドに渡り、そこから約3年間仕事でインドに滞在していました。今度は日本で経験を積もう!、またいつかインドに仕事で帰ってきたいなという思いで仕事を辞めましたが、心の奥底では自分が本当は何がしたくて何が欲しいのか、私は日本社会に馴染めるのか?、まだインドに本当は居たかったんじゃないか?というモヤモヤがありました。

三角のポーズ(トリコナアーサナ)の練習

プラカーシュ先生の授業風景

その時、ふと「そうだ、ヨガをしよう」という気持ちが出て来ました。今思えば、何故その時ヨガをしたいと思ったのかわかりませんが、とにかく自分と向き合いたい為に心と体を鍛えたい!と思ったのが、ヨガを始めるきっかけでした。次に参加するヨガコースと場所を選ぶ際に、哲学的なことを学ぶのに英語では100%理解することはできないと感じ、サンタナのヨガ卒業生の咲ちゃんとみさちゃんに昔オススメされていた、サンタナのヨガコースに参加することにしました。

アーサナを通じて気づいたこと

ビーチヨガで戦士のポーズをきめる

ビーチヨガで戦士のポーズ(ヴィラバドラーサナ)

運動は中学生の頃入っていたバスケ部3年間以来ほぼしておらず、朝と夕方にあるアーサナクラスで最初の頃は筋肉痛がひどかったです。また最初の頃は、免疫力低下により体に帯状疱疹ができて参加できなかったり、左足の内側を痛めたりして、思うように体が動かせないことに苛立ったりもしました。

けれどアーサナクラスが全て終わった後の気持ちはいつもフレッシュで、体を動かすことがこんなに気持ちいいんだ!と感動しました。毎日の朝ごはんがすごく美味しかったり、午後のクラスが終わった帰り道に見たお月様が綺麗だったり、みんなで海で泳いだり、日常が日々鮮やかでした。日を重ねていくうちに、今までできなかったアーサナができるようになったり、呼吸法がスムーズにできるようになったりといった変化がすごく嬉しくて、みんなと一緒にヨガができて幸せでした。そんな中、ひとつ気づいたことがありました。それは特にアーサナをしている時に自分がよく他人と比較している、他人を見すぎていることでした。

何故人と比較してしまうのか

アーサナの練習風景、バカーサナを決める

バカーサナ(鶴のポーズ)を笑顔で決める

何故自分は他人と比較するのか?。あの子はできるのに何故私はできないんだろう?、あれができるから私はあの人より優っている。また、あの人大丈夫かな?私がどうにかしないと、と思い動きすぎて自分が疲れて終わる。そんな私が嫌。いつも何か新しいことに挑戦したりする時、自分はできないだろう、でも頑張ってみるかという気持ちからスタートしている。できると思えば、できなかった時に悲しいから自分に期待しない。自分を信じない。そんな自分も嫌。そんな気持ちがぐるぐるしながらも解決せず、自分のことも受け入れられない中、卒業が間近に迫り、今は忙しいから自分と向き合うのはまた後にと先延ばしにしていました。

インド旅行を決めてから

プリー発の電車

プリーを出発する列車ではい、ポーズ

卒業を無事終えて、日本に帰国するまで残りの約1ヶ月はインド国内を旅行しようと決め、プリーをでる前日に私はいきなり右肩を痛め、自分の思いのまま動かすことができなくなっていました。なんで前日に?、空気読めわたしの体、チケット予約したのにどうしよう、と悩んでいた私にヨガメンバーは優しく接してくれました。

そんな中、メンバーのさとるさんとしゅりちゃんに「頑張ってるよね。わかる、わかる。』と一言かけられ、気がついたら私は泣き出していました。その時に初めて、私は他人のことを見すぎて自分をケアできていない、わかってあげられていないんだと気づきました。自分のいいところもわかる。でも嫌なところを見つめられなくて、ただ自分を下に下げることしかできなくて、、、。ごめんね、自分。

一番近くにいてわかっているはずなのに。実は一番自分をちゃんと見ようとしていませんでした。

プリーから出発

ヒンドゥの聖地バラナシのガンジス川

バラナシのガンガーでボートから見える風景

右肩は痛めて重い荷物は持てないけれど、一緒に旅立つしゅりちゃんとのりちゃんが手伝うよ、といってくれたので、いつもだったら断っていましたが、今回はみんなと一緒に旅行したいし、甘えたいと思い一緒に旅行に行くことに決めました。旅行はバラナシ、デリー、リシケシ、ハリドワールを訪れました。ハリドワールのアシュラムに数日過ごした後、しゅりちゃんとのりちゃんは日本帰国の日にちが迫っていたので一足はやくデリーへ向かいました。

 その後1週間ほど一人でアシュラムに滞在しました。3人で旅行していた時、右肩がやっぱり思うようにいかなくて、荷物も毎回持ってもらって「やっぱ来なかった方が迷惑にならなかったのでは」と思ったりしてイライラしてしまったことがありました。

「I am always with myself.」

リシュケシュ近くのハリドワールでのヨガの練習

ハリドワールのアシュラムでの呼吸法の風景

そんな中最後一人になった時、私を暖かく迎えてくれたのはアシュラムに住む人々でした。特にアシュラムを運営しているTeenaさんは大事なことをたくさん教えてくれました。自分にとって大事なものは少なく、しかもそれは物質的なことではない。また、自信がまだ持てないでいる私に対して、

「I am always with myself.(いつでも自分自身と共にある)」
 と言いました。続けて、
「自分は自分といるということ。誰でも、自分と対話する時間を作ることが必要なのよ。誰かに頼ると人は弱くなってしまうもの。自分ができると信じてあげること。あなたは一人じゃない、常に自分が幸せだと思える選択をするのよ。」
と教えてくれました。そして、ここはあなたの家、いつでも帰って来なさい、とも。
リシュケシュ近くのハリドワールでアシュラムの管理者と

Teenaさんとの一枚

今までインド国内もいろんな場所に行きましたが、これほど心が落ち着き一人でゆっくりできる場所にやっと出会えました。周りはガンジス川とお寺しかない場所ですが、一番幸せな気持ちになれました。気づけばあんなにうまくうごかせなかった右肩も順調に回復していました。きっとあの痛みは私の体が私にもっと気遣ってよ、私をと伝えたサインだったのかもしれない。頑張りすぎなくていい、私は私。いままでちゃんと見てあげなくてごめんね。そこで初めて私は自分を受け入れることができました。

帰国してから

アーサナ講師プラカーシュとの写真

ビーチでの記念写真が現地の新聞に載りました

もう日本で落ち着くんだ、私の新たな生活を始めるんだ!と納得して帰国したものの、未だにインドにすぐ飛んで戻りたい気持ちが強いです。笑 今でも少しずつ呼吸法とアーサナは続けています。イライラしている時、焦っている時、落ち着いて呼吸しよう、見返りを求めないで動こうとか、日常にヨガ的な考えを取り入れながら少しずつ日本の生活を楽しみ始めています。ヨガは自分の一生をかけて続けたいと思っています。

 日本の生活は忙しくて慌ただしくて、また他人と比べちゃうかもなんて心配も少しはありますが、深呼吸、深呼吸。I am always with myself. 自分との対話から始める。どこにいっても私は私といる。

何かあった時、いや何もなくても、またインドに行こうと思います。またあの気持ちが落ち着く、暖かい人がいる場所に。

最後に

アーサナの先生も駆けつけたビーチBBQ

ビーチでのBBQでの一枚

今回の滞在にあたり、ラディカ先生、ルチカ先生、プラカシュ先生、トゥンナさんフォクナさんはじめとするサンタナのスタッフの皆様、最初から日本に帰った今も遠くから見守ってくれる坂本さん、辛い時に支えてくれて楽しい思い出ばかりの8月タームのメンバー(シータ含む)、7月&9月タームのみなさんに心から感謝申し上げます。本当にかけがえのない時間をありがとうございました。💛

お知らせ

さおりちゃんもを受けたサンタナトラベルがお届けする「インドヨガ留学ワールドヨガアライアンス資格取得コース」の紹介はこちらです。
サンタナトラベルがお届けする「インドヨガ留学-全米ヨガアライアンス資格取得コース-」の紹介はこちらです。
(※プログラムはワールドアライアンスから全米アライアンスに変更されています)
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