埋もれたくなかった〜みきちゃんのインドヨガ留学体験記〜
8月のタームに参加したみきちゃん。個性的なメンバーに囲まれ、自分には個性がないんじゃないかとずっと悩んでいた、と言います。プログラム終了後は、リシケシへ行きヨガを深め、再度プリーへ戻って自分を見つめ直していました。ヨガが自分を変えてくれると期待していたが、実際のところは…??インド滞在中にまとめたみきちゃんの体験記をどうぞ!
インドに来たきっかけ
当時オーストラリアでワーキングホリデー中だった私は、「日本に帰ってから何をやろう。会社勤めに戻るのは絶対に嫌だ。日本の会社で辛い思いもしたし。。そうだ、私はヨガ好きだったし、それなら資格取ってインストラクターになるのが良いかもしれない。しかもインドで資格とったなんて箔がつくぞ。」そんな考えでインド行きを決めました。
もう一つ大事な理由が、オーストラリアでの生活はとっても楽しかったのですが、恋愛面が上手くいっておらず、それで落ち込むことが多々ありました。しかし、それ以外の面で楽しいことが沢山あったので、テンションが上がることも多く、その差に疲れていました。この心の不安定なことに対してヨガが何かしらの効果があるかも、と期待してインドに来たのも大きかったです。
実際にインド生活が始まって
インドでのヨガ修行が実際に始まって、自分の性格を改めて認識することが増えました。それは、ヨガが単なるエクササイズではなく、本当の自分を知るためのものであるからです。
簡単に当時の自分が思っていた性格をまとめると、自信がない。個性的ではないことがコンプレックス。こんな感じでした。私を含め7人いた同期はそれぞれキャラクターがしっかりあって、その中で私は一番影の薄い存在、埋もれてしまう存在になってしまうのが怖くて仕方ありませんでした。
一度インドに来て初めの方に、ヨガコーディネーターの坂本さんから、「みきちゃんは聞き上手ですね。」と言われたことがあります。初めて言われました。それを自分なりに考えてみたら、こんな考えになりました。
①自分に自信がない
↓
②自分のことで話すことがない。話しても興味ないだろうと思ってしまう。というか、まず自分自身のことをよくわかっていない。
↓
③だから他人に話を振っていた方が楽だし、聞いている方がいい。
今まで気にしたことはありませんでしたが、考えてみると、こんなことがわかってしまいました。しかしそこからも大変でした。自分の弱いところが分かったからといって、どうしていいかわからなかったのです。しかしヨガに対して過度の期待をしていたわたしは、このまま毎日過ごしていれば、ヨガが私を変えてくれる。偉大な人間、聖人君子みたいになれると思っていました。
今思えば本当に過度の期待ですね笑。そしてとうとうトレーニング期間の45日が終わった頃には、正直あれ?もう終わった?私、変わった??という感じでした(笑)しかし、45日終わった時は、今までしばらく感じていなかった、清々しさ、穏やかさ、平和を感じました。
実際のところ、私はけっこう変わっていたのです。それが小さい変化だったので、聖人君子になれると思っていた私が見落としていただけでした。実際に感じた変化に関しては、もう少し先で詳しく述べることにします。
まとめると、私はまだまだ長い修行の途中です。今でも心が乱れることはあります。しかし確実なのは、自分のこれからの人生を幸せでいっぱいにする為に、ヨガは絶対に必要なものであるということです。ヨガは私たちの生活のそこら中に存在します。満員電車で笑顔でいることもヨガ、食事中もヨガ、何にもしていないときだってヨガ。これは坂本さんから、トレーニングコースの先生方から、そして友達であり、家族である、同期のみんなから教わりました。
私はこれからも小さな幸せを探すために、ヨガを毎日続けていきます!
実際の変化
まず、自分の性格を知るようになったこと、知ろうと思えるようになったこと自体が素晴らしい変化だと思いました。自分に自信がなかったことも、個性がないことが嫌だったことも、それを知ることで、今までの人生それが理由でこの行動を取って来たんだ、ということに気づきました。インドでヨガをすると決めたことも、自信と個性がない自分が少しでもすごいと思われることがしたかったからここに来たのかもしれません。
変愛で上手く行かなかったのは、自信と個性がない自分を、この人と付き合うことで、自分のステータスアップに繋がるかもしれないと考えていたから上手くいかなかったかもしれません。それに気づけたことで、いかに自分が自分身を大切にしてこなかったか、周りのことばかりを見ていたか、そうかと思えば恋愛相手に対しては自分のエゴや欲望ばかりがあったなとわかりました。
今でも、初めて会う人が大勢いる場は得意ではありません。でもそこで心が乱れそうになったときは、「今まで自信がなくて自分から話すということができなかったね、でもそのくせに影の薄い人として埋もれたくない。こんな考えがあるから、心が乱れてきたね。」と自分を客観視できるようになりました。
恋愛に対しても、結婚適齢期と言われる時期真っ只中で焦ることもありますが(笑)、まずは自分を磨いてから、そしてタイミングがきたら素敵な男性と出会えたらラッキー、と落ち着いて考えるようにしています。
あとはこれは45日のトレーニング後に、リシケシというインドの町で1人で過ごす機会があったときのことですが、街を歩いている時や、普段の行動が笑顔でできていると感じました。笑顔でいると、町のインド人と仲良くなって、話ができる。以前の私は、人見知りというのもあり、町の人と仲良くなる、にこやかに会話をするなんて考えられないことでした。これはヨガを通して変わったことだと思います。こうした小さな変化を大事にしていきたいです。
自信がなくて個性的であることが重要だと思っていたインドに来る前の私。こんな考え方が不安定な心を招くこともしばしばでした。今はヨガを通して、こういった自分にとってネガティブな感情を、持つことが減ったし、持ったときの対処法もわかっています。インドのサンタナでヨガをする。と決断した自分、本当にありがとう!これからもここで勉強したことを活かしながら、日々修行を頑張っていきます!
帰国と新たな出会い
インドから日本へ帰国して約3週間後、坂本さんの紹介で同じ東海地方で活躍するヒッキー先輩にお会いすることができました!会ってお話が聞けて本当に良かったと思っています。
今までのインドの生活から日本へと環境が変わっていく中でいろいろな悩みも出てきていたのですが、そうした時期に会うことができたのが、とてもありがたかったです。
自分の伝えたいヨガが、うまく伝えられずに悩んでいた私でした。そして、ヒッキーさんもインドから帰ってきたときに、やはり同じような悩みに直面したようです。しかし今では自分なりのヨガを作り出しインストラクターとして教えられていました。ヨガの効果に対して、スピリチュアルな部分だけでなく、脳の機能的な観点からも勉強され、それを自分なりの言葉で伝えていました。ヒッキーさんにしか教えられないヨガを生み出し、日本で頑張っている先輩。
日本の環境のせいで、上手くいかないと言い訳していた私に、ヨガの達成において、場所も、環境も関係ないんだなということを再度思い知らせてくれました。
私をもう一度ヨガと向き合わせてくれたヒッキーさんに感謝です!こうやって新しい人とお話するのは、刺激がもらえていいなーと思いました!坂本さんもありがとうございました!
おしまい☆
お知らせ
ヨガスタッフ日記
ヨガメンバーとの出会いやプリーの日常について書いていきます。まずは週に一回の更新をしていく予定です。宜しくお願いします。
インドヨガ留学インスタグラム
インドヨガ留学のプログラム紹介
RYT200
詳細:https://indiasantana.net/travel/yoga/
開催日程:
2022年:隔月開催
RYT300
詳細:https://indiasantana.net/travel/yoga-ryt300/
開催日程:
2022年:隔月開催