「過激」から「穏やか」への道〜みおちゃんのインドヨガ留学体験記〜

過激から穏やかへ  「インドに来る前」

何かがおかしい…

看護師として5年間働いていた。仕事はやりがいを感じていた。食べることが大好きで、美味しいお肉とお酒で心の隙間は埋める。残業が多かったがマラソン大会に向けて睡眠時間を削ってジョギングもしていた。仕事だけになるのは嫌だ。休日は山や海を楽しむ。体調を崩しまくっていたが、何かあったらクスリで解決していた。その頃、頭の中にはこんな言葉があった。

「ストレスは最高のスパイス!予想外のことはチャンスだ!仕事は楽しんで一生懸命に!何事も目標を持って取り組んだら面白くなる。出来事は見方次第!だから辛いことなんて何一つない!考えすぎるな、辛い日は寝よう。気合いと笑顔でいたらなんでも出来る!笑」

今振り返ってみたら、辛いことは辛いと思う。笑

屋久島登山

屋久島にて

 

実際にその頃も、時々何とも言えない感情が湧くことがあった。体もなんだかおかしい。頭痛やめまい、不眠。。。そんな時は、すべて薬で解決。笑っているけど、本当の自分がわからなくなっていた。感情もよくわからない。どう感じているかよくわからない。そんな時に更にとあることがあり仕事を辞めることに。すると、ぽっかり穴が空いたような気分だった。何も楽しくないし満たされない。このままでは駄目になってしまう。ふと、インドでヨガを学ぼうと頭に浮かんだ。

思い返してみて、なぜインドだったかは思い出せない。友人に反対されてハワイやオーストラリアを進められた。けど、インドは誰も一緒にきてくれない場所笑。一人で行くならインドなんじゃないかと。ガツンと刺激が欲しかった。

大好きな山や海に行っても、美味しいご飯を食べても感じない時があった。でもヨガだけはしたかった。何か変えてくれそうな気がしてた。助けてくれそうな気がしていた。

 

「RYT200スタート」

ホテルの旧ヨガホールにて

体はカチカチ。ホテルの旧ヨガホールにて

体が硬すぎて、ポーズが殆ど出来なかった。呼吸が浅かったことに気付いていく。胸が全然開かない。ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。伸びを感じて、気持ちいいところでゆっくり呼吸する。伸びを深めていく。

プリーは空が広くて、朝日を浴びて夕陽が綺麗でよく夜空を眺めたり。そんな時間を過ごしていくと、だんだん身体も柔らかく、心も穏やかになっていった。

プリーの朝日

プリーの朝日

 

坂本さんのワークショップがものすごく響いた。アーサナ、呼吸、瞑想、心、身体感覚…科学的根拠に元ついており分かりやすい。生存(ただ、生きていること)や実存(他者に認められること・評価されること)ついて考えさせられ、自分も社会の求める価値を追い求め過ぎているのではないか、と思うようになった。ルチカのヨガセオリーとあわせて、自分を振り返るきっかけとなった。

坂本さんのワークショップの様子

坂本さんのワークショップの様子

 

自分の親が生き急いでいると思っていた。だから、「そんなに頑張らなくてもいい、ただ元気に生きててくれればいいよ。」と伝えたこともあった。でも自分にそういう眼差しを向けることができなていなかった。インドに来てみて、少なくとも外にいる人たちの多くは笑顔でいることに気付いた。そんな光景を見ていて、自分でも笑顔でいるだけでいいんじゃないか、それでいいんじゃないかと思った。だから居心地がいい。何者かになんてならなくていいとたった5日間で思えた自分がいた。

 

「インドの食事を堪能」

大好きなワイルドグラスのカレー

大好きなワイルドグラスのカレー

カレーが大好物ということもあり、インドの食を最高に楽しんだ。1度、強烈にお腹を壊してから、怖いものがなくなった。ローカルフードから高級レストランまでインドの食を堪能した。インドの家庭へカレー作りも学んで大満足。

 

ホテルでビュフェ

同期のみんなでホテルで朝食ビュフェ

大好きな大きなdosaでついついこの顔。

大好きな大きなDosaを目の前に、ついついこの顔。笑

 

「200時間を終えての変化」

200を終えた頃は食事の量も減り、お酒も殆ど飲まない。体は徐々に柔らかくなった。インドでは手に入らないものも多いが、そもそも欲求も少なくなりあったらいいけどなくても大丈夫だと思うようになっていた。

世界遺産スーリヤ寺院で牛さんと♪

世界遺産スーリヤ寺院で牛さんと♪

 

休日はみんなでショッピング♪

休日はみんなでショッピング♪

 

「それでも」

それでも自分には優しくなれなかった。誰かのためになっていない。社会的に価値のない、生産性のない頑張れていない自分を責めていた。ただ生きていることだけでは許せなかった。

もっと頑張らないといけない。しかし、少し穏やかになっていた。もっと何か変わっていく気がした。

ホテルの中庭にてRYT200修了証

RYT200修了証

 

「RYT300」

RYT300時間も開講するということで、タイミングもたまたま合ったので一旦一時帰国してすぐ戻ることにした。

授業は200時間の時よりもずっと深い内容だった。そしてアシュタンガ、ハタヨガの実戦クラスでより出来るアーサナが増えていった。哲学ではより深くヨガスートラを学んでいった。ヤマ・二ヤマを私生活に置き換えて実戦もした。インストラクター役や哲学セオリーも実施。誰かに教えるという作業でより深くヨガを学べた気がする。

RYT300

RYT300インストラクター役

 

「その頃に読んだ本」

坂本さんに借りた本(桜井章一の自然体)の中の一文が心に染みた。

「1日のうちで明るい昼と暗い夜があるように、人にも明るい時と暗い時が交互にやってくるのが自然だ」

「自分磨きは引き算」

この本に出会うまではいつも明るくなきゃいけない、ネガティブは絶対ダメだと思っていた。何か目標を持って新しいことに挑戦することや情報や知識を沢山取り込もうとするのではなく、自分の余計なものを少しずつ剥がして行こうと思うようになった。元気がない日はそんな日もあっても良いっかって思えるようになった。

RYT300終了証

RYT300修了時、同期のみんなと

 

ヨガホールにてラディカ先生とルチカ先生と♪

ヨガホールにてラディカ先生とルチカ先生と♪

 

「何もしない5日間」

300時間を終えてから今はヨガのスタッフをしている。その300時間の終了からスタッフまでの5日間。何もしない時間、という課題をもらった。スマホなども使用しないで特に仕事もしなければ資格のためのヨガもしないで、ただただ自分と向き合うための5日間。その5日間で、ヨガをして瞑想して、自分の内側を見つめる作業を行った。自然に、インドに来て学んだこと感じたことことを思い出したり、自分の過去を振り返ったり。

その5日間の間に出てきた言葉たち。

「なんで今までこんなに苦しかったんだろう。現代は社会に求められる価値を追い求めすぎて、追い立てられて。しかもゴールもわからない。生きて行くことはそんなんじゃないのではないか。幸せが見えてきた気がする。本当は人は皆、ただ生きているだけでいい。本当は存在しているだけで良くて、そのことの価値や評価なんていらない。沢山のことはいらない。ただ周りの人が関わる人が笑っているだけで幸せであって働いて、食べて、笑って、泣いて、笑って、感謝して食べることが出来て、住む場所があって、大切な人がそばにいて思いやりの気持ちとそれを行動に移せる余裕がある。

無理に何かになろうとか、しなくていいんだ。生きていること、ただそこにいること、呼吸すること、ただそれだけのことが苦しくなるようじゃ、むしろそっちの方がだめなんじゃないか。他者から評価されることを追い求めすぎて、自分を追い込んだりする必要なんて無くて今ある仕事、今出来ることを大切に、人との関わりを丁寧に、沢山のこと欲張らず。でもやりがいや目標、成長のために時に頑張ることも大切。何事もバランスなんだ。」

ノートに書いたそのままを書いてみたのでちょっとぐちゃぐちゃ笑

 

「実際の変化」

こういった経験を通じて自分がどういった変化があったのだろうか。

体も柔らかくなりました

気が付けばカチカチの体も柔らかく

まず何より、自分の内側を見つめ直す機会となった。苦しかった原因がわかって来た。何か嫌なことがあってもアーサナや呼吸法、瞑想することで自分の感情や身体の感覚に気付けるようになった。無理に変わろうとせずにそのままでいいんだと少しずつ思えるようになった。身体がカチカチだったのが身体が柔らかくなった。出来るアーサナが増えた。集中力が上がって前より瞑想しやすくなった。心が乱れたときの対処法を見つけることが出来た。他人や自分にも素直になり、心も穏やかな時間が増えていっている。

そして、恋をしている。笑。

これに関してもヨガと関係しているように思う。彼氏は3年程いなかった。彼氏を作る余裕なんかないと思っていた。少し肩の力が抜けたのだろう。恋をする準備ができたのかもしれない。素直になれたから、人を見つめる余裕が出てきたともいえる。もし以前だったらその人と出会っても付き合う決断をしてなかったことだけは間違いない。ちなみにそのきっかけとなる前に、太陽礼拝60分する時間があり、そういう準備も整ったと言える。出逢えたことに感謝している。

ヨガを通して感じたことは、ヨガはやってみてすぐに大きな変化はなかったこと。しかし、少しずつ心も身体も変化していき、その積み重ねが大きな変化となっていた。マットの上だけがヨガではなくて、心を穏やかにする方法は沢山ある。ヨガとは自分を知るツール、心を穏やかにするもの繋ぐものなんだと。

 

「ヨガスタッフになって」

新年スタッフルームにて

新年スタッフルームにて

RYTについては無事500時間を終了した。それから5日間の「何もしない時間」を経て、今はヨガスタッフとして活動させてもらっている。ヨガスタッフとしては、ヨガ参加者が自分と向き合う大切な時間になるように安心して過ごせるように活動して行きたいです。ヨガだけでなく、プリーの観光やショッピング、美味しいお店の情報などもブログやインスタグラムでどんどん発信して行きたいと思っています。

 

「でも!」

それでも今も心が乱れることはある。でこれで良いいのかもっと頑張らないと何かしないと思いが溢れて来ることがある。先日、大切に思っている家族と電話での言葉に考え混んで苦しくなった。大切な人だからこそ分かってもらいたいと思ってしまった。大きな病院でキャリアを積むことが私の幸せではない、と今は思っている。いつでも穏やかな気持ちで優しい気持ちで自分にも他の人にも関わりたいというのが今の気持ち。また、幸せを外に求めることなく、ただあるがままであること。ただ、生きていることに幸せを感じれるようなるために、日々奮闘中です。心は変わり行くものだから。焦らず、いま、この瞬間を大切にして繋げていきたいと感じてます。

サリー体験 のんちゃんとゆきさんと♪

サリーを着て、のんちゃんとゆきさんと♪

 

以上です。

お読み頂き、ありがとうございましたm(__)m

サンタナからのお知らせ

RYT300開講

2019年4月16日から6月14日の60日間、RYT300を行います。詳細は近日中にアップします!

ヨガスタッフブログ開始!

ヨガスタッフとして活動してくれているのんちゃんのスタッフブログ~インドの海辺でヨガ生活がスタートしました。週一回の予定で更新する予定です。

インドヨガ留学インスタグラム

インドヨガ留学に関するインスタグラム始めました。ヨガの写真だけでなく、インドの写真、カレーの写真など盛りだくさんです♪ 現地の様子を是非ご覧ください。

 

 

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2019年のインドヨガ留学

インドヨガ留学の今後の予定ですが、

2019年の開催は、2月1日、3月1日、4月1日、5月1日、開始予定です。