インド中流家庭のおかんカレー体験~インドカレーツアー’19 1日目~
カレーツアー2019始まりました!
ということで、2年連続2回目となるサンタナ×コイノボリ食堂による、カレーツアースタートです。ちょっと寒いかと思われたプリーの気候でしたが、コースケ君・さきちゃん、そして参加者の皆さんが来られる日に気温がグッと上がりました!
これは熱いツアーになるのでは、という予感がビシビシしてきます。
前日に到着されたメンバーもいましたが、多くはツアー当日である昨日到着しました。改装したサンタナ・ロッジにチェックインもそこそこに、さっそくカレーを求めていざ町へ!
町を練り歩く面々。初めてインドに来たメンバーは、見るもの聞くものが新鮮。我々ちょっとの滞在でインドに慣れてしまった感に、ちょっとした恥ずかしさを覚える瞬間でもあります。
最初のカレーはハズレナシのターリー「Raso」
最初は誰が食べても間違いないというレストラン「Raso」。何というか国で言うところのタイ。誰が訪れてもキライになる人はそうそういないようなカレーを、いつも提供してくれます。今はまだしも暑い時期になるとエアコンがあり、でもターリーもあるという嬉しい設定。
というのもターリーがある店は大衆的でエアコンないところが多いんです。
とりあえず、ということで自己紹介。しかし、こーすけ君髭が長い。仙人のようです。
なーんてしてたら、ちょうどよくターリーが!というのは嘘で実はこの人数の自己紹介が終わってからしばらく待ちました(^_^;)
皆のカレーが来たところで「はい、チーズ」。手前の男性がかの有名な動物使いさとる君。気付いたら直にセルフィーを撮ることで有名です。その速さは尋常ではありません。
そしてそして、Rasoのカレーはやはり間違いないようでした。
「ダルがうまい!」
「この魚の汁はカレーうどんにしてもうまそうだ!」
なんていう意見が飛び交ってました。
食後は、ビーチを散策~
ちょっと遅くなってしまったお昼からの腹ごなしも兼ねて。
ラクダ試乗その①
せっかくなのでラクダも乗ることに。ツアー参加者のなっちゃん、ちょっと驚いています。そうなんです。実は思っているより高いんです、ラクダさん。
ラクダ試乗その②
この二人は大分リラックスしています。それもそのはず、大巨人のこーすけ君は普段の目の位置と大して変わらないからです。
ビーチサイドのレストラン「ピンクハウス」
ここへきて、ちょっとしたオリエンテーションを「ピンクハウス」にて。最初聞いたときはその名前にちょっと怪しさを覚えましたが、実際ロケーションもよく、味もナイスです。チャイも美味しく◎。
で、そのピンクハウスにてチャイがてらインドで気をつけることやスケジュールの確認。オリエンテーションってやつです。
カルダモンとシナモン入りのマサラチャイでした!
帰り道は魚のマーケットを覗き見。こういうところを別に警戒するでもなく見せてくれるインドの方々に感謝です。
美味しそうなタイもありますね。15日はおなかを休ませるために和食を作って食す日なので、こういった魚介類の買い出しが楽しみです。
その後、宿でちょっと休憩してから向かいました。とある中流階級の御自宅です。これまた楽しみです。
ミドルクラス家庭のおかんカレー
前菜的なもの
やってきました!とある家庭。家の内部やお家の人たちの写真はちょっとNGなので、ここから飲食物のみでお送りします。
で、まず着いた時に玉ねぎのパコラでのおもてなし。絶妙な塩加減にほんのり香る玉ねぎの甘さ。うーん、たまりません!
家庭のチャイです。この茶葉、水、牛乳、スパイスは入ったり入らなかったりくらいですが、まぁ奥が深いです。お店毎、お家毎に全然味が違います。
この家の場合、コップが違いましたが。。。大理石のコップ。。。さすが中流家庭。ミドルクラス。でも、これでも上流階級には入らないというのでインド人のお金持ちはやっぱり桁が違いますね。肝心のチャイのお味ですが、スパイスは入っていないシンプルながら、こい~牛乳が特徴の贅沢なお味でした。
料理の準備
さて、カレーに取り掛かります。材料はカボチャ、トマト、にんじん、大根、豆、といったもの。後でオクラを足します。
チャパティこねこね。ちなみにおかん二人で作ってくれていましたが、チャパティはこーすけ君がピンチヒッターとしてコネコネしてくれました。
コネコネ終了。まん丸チャパティ。
完成!お味の方は・・・
そうこうしていたらカレーも完成しました!これです、これ!油もスパイスも少なめ。マイルド、でも野菜の味がしっかりとある、毎日でも食べられるカレーさんたち。奥の方はジャガイモとカリフラワーで、これまた塩気が抜群です!
手前のオクラカレーもあっさりとしながらスパイスが何というか奥からしてくるようです。
「うまい、うまい!」
「これなら無限に食べられる。」
という声があちこちからしてきます。
チャパティも優しいお味で、これまた相性が抜群です。
後である参加者の意見として
「お昼のRasoのカレーも美味しかったですが、それでも『作られた』という感じがどうしてもある。でも家庭のカレーは『愛情』を込めて作った、というのが伝わってきて胸が温かくなりました。」
なんてのがありました。
しかし、本当に不思議なのはこういった料理はどこのレストランに行っても食べられない、ということです。これは日本のインドレストランで、という話だけでなくインドのレストランでも食べられないんです。あまりにもったいない!
本当にこれはどうかした方がいいんじゃないかとすら思えるほどのことです。
ともあれ、2019年のカレーツアーはまだ始まったばかり。これからまだまだ家庭のカレーやお寺のカレーなど色々頂いていきます!