俺たちのゆうすけ氏 [大阪サンタナ、インドにしちゃおうプロジェクト1章]
前回のあらすじ
大阪サンタナになかなかお客さんが集まらない。
ひょっとしてそれは、ここで働いている俺たちの魅力が少ないからなのではないか…
いやいや!そんなことはない、俺たちだってなかなかイケてる!…多分イケてる!
大丈夫だ、俺たちも大阪サンタナも絶対に大丈夫だ!
俺たちは敗者じゃないやい!
あれから数日後…
何も変わっていない普段の風景がそこにはあった。
大阪サンタナの“インド化”を企て、日本からインドへの活動拠点として提供したいという願いを持っているものの、いったい何から手をつけていいのかわからない様子。
そんな若干重たい雰囲気の中、空気を読まずに亮二が話し出す。
りょ「初めてここに来た特に入口間違えちゃって隣の家に行っちゃってさー…」
ゆ「ふーん…」
坂「ここの外観ちょっと地味じゃない!?」
ゆ&りょ「たしかに!」
ドタドタドタ…
坂「フットワーク軽いな!キミたち暇なの!?」
ゆ&りょ「それはヒミツで~す!」
3人とも外へ…
坂「やっぱりちょっとインパクト薄いよなぁ」
りょ「俺初めて来た時、入口わからなかったですもん…(2回目)」
ゆ「…確かに、あの人と比べるとインパクトには欠けますね。」
坂「うん、さすがにあれ以上のインパクトとなると難しいと思うけどね。」
ゆ「ひとまず、入口にわかりやすい目印を置きません?」
坂「物置のどっかに立て看板あったよな!」
りょ「ああっ!俺さっき見ましたよそれ!」
りょ「コレっすよね!?持ってきやした!」
坂「そうそう!それに絵とか描いたらいい感じになるよね!」
坂「といっても、俺、字も下手だけど絵も下手だし。」
りょ「俺も、描いたらきっとお客さん増えるどころか減りますよ…」
ゆ「では、俺が描きましょう!」
坂&りょ「ゆ、ゆうすけ氏!!」
…かくして、後に大阪サンタナの顔(?)となる立て看板をゆうすけが描き始めた。
果たしてどんな看板が出来上がるのだろうか…
がんばれ!俺たちのゆうすけ氏!