誰も不安や苦しみに脅かされる必要はない~まよちゃんのインドヨガ留学体験記~
インドヨガ留学のきっかけ
過去に悲しい出来事を経験した。
友達に相談したり、ネットサーフィンで同じような事例がないか探したりした。一時的には気分が晴れるが、すぐに苦しい場所に戻ってしまう…その繰り返しだった。
しかし、そこから抜け出したくて、小説、心理学、自己啓発、スピリチュアルなど、苦しみから抜け出すのに役立ちそうなジャンルの本を探して読んだ。そこから何か気づきを得て、自分の心を楽にしようとしていた。元々、ヨガをやっていたので、心に関する本を探しているうちに、ヨガ的思考の本に傾いていった。
その中でヨガスートラに出会った。自分で読み進めていくうちに、納得ができ、心が救われることもあったが、難しく、理解できない部分もたくさんあり、きちんとヨガ哲学を勉強したいという思いが強くなっていった。
その反面、仕事が忙しいのを理由に、ヨガ教室から遠のいていった。早起きして仕事の前にアーサナをするとか、仕事後のアルコールをやめてアーサナの時間を作るなど、自分一人でヨガをする努力もしなかった。ヨガが私にプラスを与えてくれることはわかっていたけれど、怠け者の日々が過ぎていった…
そんなとき、インスタグラムでサンタナのサイトに出会った。プログラムに参加した方々の体験談を読んで、「みんないろんなものを抱えて生きているけれど、ヨガを通じて、前向きにキラキラして生きている!!」という印象を受けた。
「私もここに参加したら、変われるのかな…苦しみから抜け出せるのかな…行きたい!」
と思った。
すぐに夫と会社のスタッフに気持ちを伝えると、みんな快くOK。とんとん拍子に話が進み渡印。
インドヨガ留学で気づいたこと
初めての面談で坂本さんが本気で私に向き合ってくれたので、私の悩みを隠すことなく打ち明けることができた。
私の苦しみに共感してくれながら、的確な提案をしてくれた。私はある経験から、あることにずっと執着していて、そのことが私を苦しめていた。
坂本さんからの提案は、私がずっと抱えていた執着をいい意味での執着にスイッチしてこうというものだった。
それから私は、私のやるべきこと、目指すべきことに執着することに決めた。自分の目標を明確にしていく過程で、自分自身について考えていくうちに、自分の欠点に向き合わざるを得なくなった。
その間は辛かった。夜、眠れない日が続いた。寝不足の中、早朝の瞑想会、哲学の講義、アーサナ…。体も辛くなってきて、笑顔でいることができなかった。
アーサナの先生、プラカーシュに「いつも笑顔ないね。」と言われた。
「こんなに心も体も辛いのに、笑顔なんてできない。」と心の中で反発した。
しかし、だんだんと心の中に変化が出てきた。
ルチカ先生に習った哲学の内容、坂本さんのワークショップ、ヨガスタッフ、のんちゃん、ありちゃん、こんちゃんのフォロー、同期のみんなの愛から大切なことを学んだ。
「私は私のままでいい」
それからは、自分を否定し、悩むことはなくなり、自然と笑顔でいられるようになった。
逆に、常に明るく、前向きでいるほうが、物事は良い方向に進んでいくことを発見した。だからプラカーシュは、どんなときも「いつも笑顔で」を繰り返していたのだ。笑顔の大切さを実感した。
「プラカーシュ、反発してごめんね。」
インドヨガ留学から帰国後
私の夫は山形蔵王温泉スキー場にあるホテルを経営している。
蔵王は、昔、スキーブームの頃、活気があり、人気のスキー場、温泉街だったが、現在は、観光客やウィンタースポーツ人口の減少により経営不振が続いている。
そんな蔵王のホテルを私は任されていて、インドに来る前から、蔵王や自分たちの会社が発展するようにとそれなりに頑張っていた。
しかし、インドのヨガ留学を終えてから、以前に増して、自分のやるべきことが明確になり、より主体的に行動しようとする気持ちが生まれてきた。
それは長年共にしてきた執着から抜け出すことで、不安や苦しみから解放されたこと、「私は私のままでいい」と自分を認められることで、自分自身が満たされ、周りの人たちをもっと大切にしたいと心から思えるようになったからだと感じている。
まだまだ経営がうまくいっているとはいえない状況だが、年々売上は増え、スタッフとはいつも笑顔で一致団結して仕事をし、充実した毎日を送っている。
それでも日々生活しているとうまくいかないこともある。まだまだ未熟な私は、焦ったり、不安になったり、イライラしたりすることもある。そんなときは、自分の内側に意識を向けてみる。
自分自身を大切にできているか?今を大切に生きているか?と自分の行動を振り返る。そして、ないものに目を向けるのではなく、あるものに目を向けようと気持ちを切り替え、本当の自分は常に満たされているということを思い出す。
そうやって本来の自分を取り戻す。これはインドで学んだヨガの教えである。
東京のヨガ同窓会で、カナコさんが、「ヨガは世界を救う」と言っていた。私もそうだと思った。一人一人がヨガの精神をもてば、誰もが生きやすい世の中になるはずだ。私がインドのヨガ留学で救われたように、ヨガで少しでもハッピーを感じられる人が増えればいいと考えている。まずは身近なところから…と、今スタッフと仕事の合間にアーサナをやっている。「体がほぐれた」とか、「すっきりした」など、まだ始めたばかりで、身体的な効果の感想が多いけれど、何よりみんながリラックスして素敵な笑顔になるのが嬉しい。
先日、スタッフと近くの山に暁トレッキングに行った。美しい朝日に心を打たれ、胸がいっぱいになった。みんなの顔から自然と笑みがこぼれた。
ここ、山形蔵王には、春夏秋冬それぞれすばらしい自然がある。何も考えず、ただ眺めているだけで満たされた気持ちになる。
自分の周りの環境に疲れている人、不安を感じている人、幸せを感じられない人は、ぜひ、蔵王の美しい自然を見に来てほしい。きっと誰もが感動する。そして、自分がその壮大な自然の一部だと感じられることで、誰も不安や苦しみに脅かされる必要はないと気づき、自分らしさを取り戻せると信じている。
これからも私はここで生活していく。ヨガと蔵王の自然の素晴らしさを伝えていき、このホテルを、自分らしくキラキラ輝いている人、いつも笑顔でハッピーな人が集まる場所にしていきたい。
ヨガ同窓会の会場に!
その一歩として、坂本さんに提案されたインドヨガ留学の同窓会をここ蔵王でやるというもの。以前も一度ヨガの団体も引き受けたこともあるし、今後の自分の夢にも近づけるということで二つ返事でお願いしました。
まずは共通点のあるヨガ卒業生に蔵王の魅力・SANGOROの魅力を伝えられたらと思う。
サンタナからのお知らせ
①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース(2022年:隔月開催)
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース(2022年:隔月開催)
以下お知らせです。
①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース
RYT200を取得した後のアドバンスコース。ヨガ哲学を深く学び、理解し、哲学をアーサナ・呼吸法・瞑想・浄化法とつなげていきます。さらにヨガ哲学を日常につなぐため、意識的に日常生活を送っていきます。同時に自分の身体・息・思考と徹底的に対峙する45日間です。隔月開催!
インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT300-資格取得コース
https://indiasantana.net/travel/yoga-ryt300/
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース
全米ヨガアライアンス協会認定の資格取得コース。宿泊費込み、日本語サポート付で30日間で28万円〜 資格取得保証! 日本と価値観が異なるインドで、外界からの刺激を受け。ヨガを通して自己と対峙し内面からの刺激も受ける。大きな変化を遂げることもしばしば!隔月開催!
インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT200-資格取得コース
https://indiasantana.net/travel/yoga/
ヨガスタッフブログ書いてます!
スタッフブログ~インドの海辺でヨガ生活、若干不定期ですが、一応週一回の予定で更新していきます。
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