ヨガ留学途中に読んでほしいいくつかのこと〜しんちゃんの経験から〜

去年12月のタームに参加したしんちゃんが、ヨガ中に起こり得る変化についてまとめてくれました。これから参加される方、検討されている方向けの内容となっておりますので、
ぜひ読んでみてほしいと思っています(^^)

ヨガ留学途中に読んでほしいいくつかのこと


みなさん、はじめまして。

2018年12月期にサンタナのヨガプログラムに参加させていただきました、志村晋平と申します。現在、WEBクリエイターやヨガインストラクターとして海外を転々としながら生活をしております。

今回書かせていただく文章は、自分が経験した、ヨガ留学中に起こる「出来事」を簡潔にまとめたものになります。受講する方の個人差はあると思いますが・・・・ほとんどの方にとって同じような「出来事」が起こると思います。

そんなとき、この文章を読み返したり、思い出すことによって、「これから何がおこるのか」「いま起こっている出来事は今後どうなるのか」「どうやって解決していくか」ということが少しだけ俯瞰できるようになると思います。

人間は目の前の問題にフォーカスしてしまい、周りが見えなくなる傾向にあります。(例えばお腹が痛いとき、お腹が痛い原因よりも、お腹の痛さをなんとかしたいと思うようになります)
しかし、少し先の未来や、出来事の本質がわかっていれば、そのことを客観的に見れるようになり、心に余裕が持てより良い選択ができるようになると思います。

きっと皆さんのヨガ留学が充実したものになる手助けになると思います。

またこの文章は、ヨガ中に一度シェアリングで話したことをまとめたものです。

卒業のときにシェアさせてもらった際に、「ぜひ文章にしてほしい」というオファーをいただき、文章にいたしました。そのような要望がでるということは、きっと間違った内容ではないと思います。笑

ですので、少しだけこれから書くことに耳を傾けていただけたらと思います。

ヨガティーチャートレーニング中に
起こる出来事を時系列で紹介します。

ティーチャートレーニングで起こる問題は、大体1週間の区切りで現れてきます。
ということは約6週間の間に、6回の課題に取り組むことになると思います。

それを簡単に記します。

「病気」の1週目

「疲れ」の2週目

「故障」の3週目

「だれ」の4週目

「あせり」の5週目

「変化」の6週目

これらの出来事について詳しく説明し、自分なりに解決方法を書いています。(解決方法は人それぞれですので、よければ自分で探してみるといいと思います。)

今自分がどの週にいるのか、これからきっと来る課題はなんなのか?それを知っているだけで、大きく変わると思います。

それでは詳しく説明していきます。

■病気の1週間目

初めての環境、新しい仲間、インドヨガの始まりなど、新しいことが多く始まり、常に興奮状態、緊張状態の毎日です。

しかし、体は正直です。だんだん心が落ち着き出す3日以降、体が悲鳴をあげます。
緊張の糸が切れた瞬間に「疲れ、緊張、食事の変化、睡眠不足」などの負担が一気に体に襲いかかってきます。

特に、下痢や便秘、発熱などが多い症状です。

この1週目はなるべく無理をしないこと、「自分が休める」→「空間」「食事」「睡眠」などをこの環境下でしっかり確保しておくことをおすすめします。

またもし病気(とくに下痢)などの場合は、無理せず薬を飲んでなおしましょう。

まだまだ1週目ですから、いろいろなものにチェレンジするチャンスはまだまだあります!この週は無理をしないで!

■疲れの2週間目

ヨガホールでしんちゃんがアーサナを教える

レッスンのあとはシャバーサナ

アーサナを毎日4時間すると、徐々に疲れが体にたまってきます。
2週目からその疲れが、表にでてくるでしょう。

「疲れ」はこの後でてくる「病気・故障」にダイレクトにつながってきます。

ここでまず疲れを持ち越さないことを考えてきましょう。「食事をよく噛む」「睡眠時間をしっかりと確保する」「マッサージを受ける」などして、体をいたわりましょう。

ただ、2週目は色々なことを吸収する一番のとき!「初心者だからできない・・・」「のちのちやればいい・・・」と思わずいろいろなことに挑戦してみてください!

■故障・病気の3週間目

2週目で溜まった疲れから病気や故障をする人がふえてます。

自分もちょうど3週目で腰と股関節を故障して、痛みによってぜんぜんヨガができなくて、とても苦しみました。

筋を痛めたり、腰を痛めると、アーサナが全然できなくなります。
また病気になると、一日中部屋にいなければなりません

多くの人が「なんでインドにきたんだろう??」

と自分に問いかけてしまう時期です。

この時期、故障をしてしまったら思いっきり休みましょう。
まず疲れない体をつくることが一番の予防ですが、

故障してしまった場合は、故障していない箇所のアーサナをして、痛い箇所は絶対に休みましょう。

「毎日しなければうまくならない」

というのは幻想で、しっかり休んだあとに、また再開するとびっくりするぐらい伸びるようになります。まずは痛みをとりましょう。

また対策としては、2週目の「疲れをためないこと」がとっても大切だと思います。

■ダレる4週間目

瞑想センターで景色を見ている様子

瞑想センターにて

ちょうど一ヶ月ほど経つと、新しい技術を学ぶことがなくってきて、同じことの繰り返しになります。

新しい刺激が少なくなると、人間はどうしてもダレてしまいます。しかしせっかく留学にきているのに1週間なんとなくダレてしまうのはもったいなくはないでしょうか??

ここで利用できる技術は、ヨガの本質そのものだと思います。

外から刺激を入れて楽しむのではなく、自分の中の新しい発見をもとめて、自分の中を冒険してみましょう。表面的には同じアーサナでも、それをどう捉えるかによって、新しい発見がいくつもあります。

技術や体力が整ってきた4週目だからこそ、もっと深いヨガの世界にとびだしてみましょう!

■焦りの5週間目

このころから先生として授業を組み立てるようになります。「習う」と「教える」とでは大きな違いがあります。教える側のスタンスに立ったとき、自分の知識のなさや、先生としてレッスンをするプレッシャーから非常に焦りを感じます。またプログラムもあと2週間になり、終わりが見えてきます。

焦っていることにフォーカスをせずに、いま「やる」べきことにフォーカスをしましょう。

自分は何を学んだか、これから何を学びたいのか、自分自身としっかり向き合うことができる時間だと思います。

■変化の6週間目

最後の週は、「これ」といった出来事がありません。6週間の出来事を、どのように捉えるかによって、いろいろな変化が起こる週です。
変化は無限だと思います。だからこの週で書くべきことはあまりないと思います。

一つだけ自分は、この変化のことをヨガ的に言うと「魂」の気づきだと思っています。

まとめ

決してすべての人に当てはまる出来事や解決法ではないと思いますが、参考にしていただけたらと思います。

この出来事らは、前半が「体」のこと + 後半は「心」の出来事となっている所が面白いところだと思います。

まさにヨガの「心 体 魂」ですね!

またヨガの要素になりますが、なにか「つらいな」「帰りたいな」と思ったら、大きく呼吸をしてみましょう。

呼吸によって、体と心をつなげてみてください!

みなさんのヨガ留学が実りあるものになることを、心から願っています!
頑張ってください!

志村 晋平

サンタナからのお知らせ

①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース(2022年:隔月開催)
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース(2022年:隔月開催)

以下お知らせです。

①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース

RYT200を取得した後のアドバンスコース。ヨガ哲学を深く学び、理解し、哲学をアーサナ・呼吸法・瞑想・浄化法とつなげていきます。さらにヨガ哲学を日常につなぐため、意識的に日常生活を送っていきます。同時に自分の身体・息・思考と徹底的に対峙する45日間です。隔月開催!

インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT300-資格取得コース

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