インド門はパリのエトワール凱旋門をモデルに建てられ、高さは42mあります。

エトワール凱旋門がアウステルリッツの戦いに勝利した記念に建てられたものである一方、インド門は第一次世界大戦の戦死者を弔うために1929年に建てられた慰霊碑です。

インドは戦後の独立を条件にイギリスに協力して参戦したものの、大きな犠牲と引き換えの独立は実現しませんでした。

門には1万3500人に及ぶ戦没者の名前が刻まれています。

門の下は立ち入り禁止になっていて、門をくぐることはできません。

その理由は近くまで行ってみるとわかりますが、門の下には石碑があり、一日中絶やすことなく慰霊の火が灯されているためです。(アーチは終日、兵士が警備。)

サンタナデリーからはリキシャで20分強の場所にあります。(夕方などコンノートプレイス辺りの道が混んでいると30～40分ほどかかることもあり)
サンタナデリーからインド門までの道順はこちら

ニューデリーの中心コンノートプレイスからは2.5km南下した場所です。

広大な原っぱのような敷地内に門だけがドーーーン！とそびえ立っています。

門の周辺にはお土産物やフードを売る人たちが沢山。

外国人観光客よりもインド人観光客や地元の人たちが多く訪れる場所です。

私がお正月(2020年1月1日)に訪れた時には、ニューイヤーをお祝いするインド人で溢れかえり大賑わい！

前に進むのも大変なくらいでした。。。

毎年1月26日は盛大なパレード開催

毎年、共和国記念日の1月26日には国軍と各地の民族芸能を中心とした盛大なパレードが行われます。

いつもはひっそりとしたインド門周辺ですが、この日は門から真西へ延びるラジパース(Rajpath)という通りがパレードで大賑わいとなります。

通り沿いにはイスが置かれ、事前にチケットを購入した人たちが座り見できます。

ぜひ、ゆっくり座って観てみたいところですが、チケットを購入するためにはAadhaarカード、投票者IDカード、または政府発行の身分証明書を提示する必要がありますので、外国人観光客ではチケット購入は難しそうです。。。

とても奇抜で面白い軍事パレードで、各国の名だたる首相達も招待される特別なイベントです。

立ち見でも一見の価値あり！

インド門ではコルネのような、クリームをクレープ生地で巻いたお菓子や、パニプリ(インドの軽食)、インドでポピュラーなスナック菓子「ジャルムリ」が多く売られていました。

私はそのカラフルな見た目が以前から気になっていたので、ジャルムリを食べてみることに。

もとはベンガルのお菓子で、入っているものは日本でいうポンポン菓子とグリーンチリ、レモン、ソルト、オニオン、ピーナッツ、マスタード、パクチー等。

全部を混ぜ混ぜしてお皿に乗せて出してくれます。

お店によっては紙に包んで出してくれるところも。

味は酸っぱくてスパイシー。

少し甘さを感じる辺りもクセになりそうです。

観光客が集まる場所だから？ちょっとお高め100Rsでした(^^;

最初に値段交渉すれば安くなりますので、気になった人は食べてみてくださいね。

おススメです♪

夕方16時くらいからは、門の上部がインド国旗のオレンジと緑にライトアップされてとても素敵です。

ライトアップは夜の22時まで。

夕方はまだ辺りが明るいので、ライトアップされたインド門を見たい方は日没後がおススメですよ～。

サンタナデリー出発！
インド門周辺のおススメのまわり方は？

【インド門のメトロ最寄り駅】

【サンタナデリーからインド門への行き方】

リキシャで行く場合

メトロのイエローラインで行く場合

頑張って歩いてみると～(^-^)