神業使いのインドの職人達【動画】

インドの神業職人

インドの神業使いの店員さん達。それぞれ見惚れてしまう技の持ち主達。

こういった店員さん目当てに店を通いたくなるくらい。
まず見て頂きたい。

 

インド人と一緒に見た上で恐らくそれぞれの職業は以下になるだろうとのこと。
①フランチャイズのファーストフード店の店員
②ナン焼き職人
③ナン焼き職人のアシスタント
④ヨーグルト職人
⑤大きなお土産屋さんの受け渡し係
それぞれ立ち位置が異なりこの神業を使い動機や状況は異なるかも
しれない。あくまで独断と偏見と一応インド人の友人と一緒に見て
解説にならない解説を加えてみた。

 

①彼は雇われており恐らくこのような技を習得しても時給は増えない

だろう。自分の楽しみとサービス精神でやっていると考えられる。
ただいかにも楽しそうだ。

趣味      ◎
サービス精神  ◎
効率化     ○ 前半はともかく缶ジュースは余計な動作が入っている
商売っ気    ×

 

②ナン焼き職人。恐らく一重にスピードアップ・効率化を進めた

結果、このような技を習得することになったと推測される。早さを
究めることで彼が仕事を辞めると言い出したらオーナーがより高い
給料を出すという状況を作れるだろう。

趣味・自己満足 ×
サービス精神  ×
効率化     ◎
商売っ気    ○

 

③彼もそうだ。毎度毎度ナン焼き職人の元に届けるのではなく

このような投げ技を習得した方が効率的だと判断したのではないか。
この技の習得のためにある程度のナンは犠牲になったかもしれない。

趣味・自己満足 ×
サービス精神  ×
効率化     ◎
商売っ気    ○

 

④このおじさんは店の主の可能性が高い。その場合はこうした技の披露、

ヨーグルトを混ぜるスピードアップと見せる技によって顧客を更に
呼び込む可能性が高くなるだろう。シェイク具合によって味も良くなる
だろう。趣味的要素は少ないように見える。

趣味・自己満足 ×
サービス精神  ○
効率化     ◎
商売っ気    ◎

 

⑤彼も最初のファーストフードの店員さんと同じで時給で雇われて

いるだろう。ただ彼の場合、趣味的でありつつ効率的でもあるという
稀有な例かもしれない。ただ恐らく給料には反映されないだろう。

趣味・自己満足 ◎
サービス精神  ◎
効率化     ◎
商売っ気    ×

 

そんなことを踏まえてもう一度ご覧いただけるだろうか。

まぁ、見ていて純粋に楽しいのでこのような分析は不要かもしれない。
ただ純粋に見る楽しみの後にもこのようなちょっと考えたりするもの
1つだろう。

 

例えば効率だけを考えるならば、ナンを丸める場所と焼く場所は近くに設置する。

その方がシステム的に効率的だからだ。日本のインド料理屋を覗かれたし。

インドの場合、とりあえず建物を作ってからのスピードアップを考える節がある。

だからこそ、こういった不効率の後の効率化=職人の腕の見せ所が生まれる余地が

あるのかもしれない。

 

ともあれインドでは時折、技で通行人の歩みを止める職人たちに出会える。