新聞配達員に見るワザとインドの面白さ

インドの新聞配達員
インドの新聞配達員の面白い動画があった。
まぁ、まずはそれを見たもらいたい。

要するにインドのアパートやマンションにポストがない。
ないので各部屋まで新聞を何らかの形で届けないといけない。
なら投げるしかないということになったようだ。

以前職人について触れたことがある。神業使いのインドの職人達【動画】
その中で不効率の後の効率化=職人の腕の見せ所が生まれる余地があるかもしれないと考えた。
つまりシステムがしっかりしていないことが個人技が光る素地になるということ。

例えば今回の新聞の例でも日本の郵便ポストシステムではこうした個人技が光る素地はあまりない。
多くの日本人が感じるインドのシステム崩壊は一方で個人のワザを生み出す土壌でもあるのだ。
そして、個人技が輝く背景にもう一つ必要なものがあるだろう。
それは「何となく頑張ったら良いことありそうだなぁ」という感覚。

もうちょっと早く・効率よく仕事しようというモチベーションが個人単位でのワザを磨く。
非効率なシステム × もちっと何とかするべぇというモチベーション = 個人単位でのワザの革新という公式が成り立つのではなかろうか。

インドの面白さの1つは、非効率なシステムの中で様々にもがく人間がいること。
そこでもがく中で磨かれたワザが面白い。そこ磨く?というワザなんてのもよくあることだ。
そしてそのもがきの中では時に失敗もある。

この新聞配達の動画ではその失敗は何度投げても届かないくらいだった。
しかし実はちゃんと届きすぎての失敗もあるという。
食卓まで届き、カレーの中に放り込まれてしまう人もいるんだとか。
もちろん近くで食べてる人の胸にカレーを飛び散らせながらだ。
こうなるとドリフのようだが、こうした事態はそこそこ日常的である。

そうした風景に出会った時に人はインドっておもしれーな、と思うものだ。
(客観的に見る限りは、という但し書きが必要かもしれないが。)