必見!インドのストリートフード図鑑 ~後編~

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前回記事はこちらから。

アールーティッキをたらふく食べてすっかりお腹も満たされましたので、今回も引き続き軽食を紹介していきます。
前編では、街中でよく見かける食べやすい軽食を紹介してきました。後編で紹介するのは、旅行者の人が食べているのはあんまり見たことがない「ちょっとツウな軽食」です。これさえ食べればあなたもインドの食通になれる!…かも?

ベルプリの兄貴分「セブプリ」

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前回記事で紹介したベルプリが、甘辛いタマネギやナッツをポン菓子にあえた軽食だとしたら、セブプリはタマネギやトマト、ジャガイモを甘辛ソースであえて一口大のクラッカーに乗せた食べ物です。ベルプリより10ルピー高いことが多いので、私は勝手にこれを「ベルプリの兄貴分」と呼んでいます。クラッカー状のお菓子からリッツパーティーを連想して、ちょっとセレブな感じもしますし。(私だけでしょうか)
一口サイズで食べやすいことと、具材に野菜が多く入っているのが特徴です。ちなみに、クラッカーを崩して食べるインド人もいますが、屋台のペラペラなプラスチックスプーンでどうやってクラッカーを崩せるのか、私にはいまだにわかりません。

甘しょっぱ爽やかマサラ味?!「パニプリ」(ゴールガッパ)

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この味はなかなか一言で形容できないのですが、頑張って表現すると、見出しの通り「甘しょっぱ爽やかマサラ味」となります。こう書いても全く想像できないでしょうが、とにかくそういう味です。つまり”Don’t think, feeeeel.” です。
パニプリと呼んだりゴールガッパと呼んだりしますが、物は一緒。薄焼きの球状のクラッカーのようなものに具材(ジャガイモや豆)を入れ、緑の液体や甘辛いソースに浸し、食べる。緑の液体は「ジャルジーラ」といい、ミントやスパイスが効いた独特の味です。
店員がわんこそばのようにどんどん作って出してくるので、がぶがぶ食べましょう。手が止まると店員にひたすら見つめられて気まずいです。せっかちな店員の場合だと、写真のように一皿に2個置いてきます(普通は一皿に1個)。6個で約20~30ルピーです。

※なお、露店のパニプリ屋では水道水で緑の液体を作っていることもあります。お腹を壊したり病気になることもあるので、店舗型のスイーツショップやショッピングモールなどの安全そうな店で食べることをオススメします。

インド人でもなかなか食べない?「ダヒプリ」

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先ほど紹介したゴールガッパは、クラッカーの中に緑の液体(ジャルジーラ)を注いで食べますが、ダヒプリはそのヨーグルト版。インド人でダヒプリを日常的に食べている人はあまり見かけませんが、日本人にとっては未知の味のゴールガッパよりヨーグルト味のダヒプリのほうが食べやすいかもしれません。
甘酸っぱいヨーグルトの味とサクサクのプリ(球状の薄焼きクラッカー)の食感が病みつきになりますよ。こんなに美味しいのに、残念ながら街中でダヒプリを作ってくれる屋台はあんまり見かけません。見かけたらラッキー!ぜひ食べてみてください。一皿40~50ルピー程度です。
ちなみに、口を大きく開けて食べないとクラッカーからヨーグルトが零れて悲惨なことになります。男性の皆様、デートのときには女性をダヒプリ屋に誘わないようお気をつけください。

 

まだまだインドの軽食は沢山ありますが、全部はとてもじゃないけど紹介しきれないのでこのへんで。インドに来た際にはいろんな食べ物にトライしてみてください。
私も全軽食の制覇を目指して頑張ります!あ、ダイエットは全制覇してから頑張ります…!