【短期連載】TAKAのインド旅行記~レワリを経由してサンタナにたどり着くまで~


初めまして!一週間だけ体験スタッフとしてサンタナデリーで働くことになったTAKAです!短い間ではありますが、短期連載という形で僕がサンタナに来るまでにインドで経験したことやサンタナでの生活について書いていけたらなと考えています!
よかったら読んでくださいね!

平成最後の夏、なにをするか

大学生活、特に目標もなくダラダラと過ごしていたとき
あるツイートが目についた。

平成最後の夏を大学2年生として過ごす僕は、今年の夏が平成最後であると同時に
人生で最も時間を多く取れる最後のチャンスであると気づき始めていた。

そのことに気づいてから、まず僕は何をやりたいかを考えた。
高校時代サッカーとバンドと受験勉強全てにコミットしていた僕は
怠惰な大学生活や能動的に自分を追い込めない僕自身に辟易していたので
何か辛いことをしようと決めた。

「そうだ、サバイバルをしよう。」

思い付きではあったが、もう心は向いていた。

最初はアフリカに行こうと思っていたが航空券が思ったより高かったこともあり
より近くて価値観が変わると噂のインドに行くことに決めた。

こうして僕のインドでの40日間サバイバルが始まった。
ちょうど1ヵ月分のバイト代4万5千円を持って。

インドに到着、怪しいインド人についていく

 インドに到着して最初の4日間は1泊400Rs.朝食付き8人部屋のHostelに宿泊する予定だったがチェックインまで時間があったので軽く一人でニューデリーをぶらぶらすることに。

一人できょろきょろしながら歩いているとインド人に話しかけられた
「ナマステーコニチワー」
見るからに怪しい人だったが、好奇心旺盛な僕は敢えてついて行ってみることにした。

自称政府関係者の警官でありながら普段は病院で働いているという彼は
とりあえず僕を昼飯に連れて行ってくれた。
とにかく安いところにしてくれと頼んだところ、5秒に1度はハエが食事に触れたがる小汚いが味はまぁまぁのそこまで安くもない(一人400Rs.程)レストランで食事を済ませた。
彼の分は「立て替えてくれ、あとで払うから。」と言われ、100Rs.余分に払ったがこれくらいは別に構わない。

その後、僕の旅行プランの話になり特に決まってないことを伝えると
インフォメーションセンターに連れて行ってくれた。

そのインフォメーションの壁にはスタッフへの感謝の言葉がたくさん書き込まれていたが
明らかに日本語片言のスタッフが書いたものがあって正直不安になった。

日本語が話せるスタッフについてもらい、何がしたいの?どれくらいいるの?など質問されたのち予算はいくら?と尋ねられた。
40日で大体4万円くらいですね、と答えたら
「アリエナイネ!!!」
彼は叫び、ツアー紹介できないことを悟ったその人は
「ガンバッテ」
と適当に励まし駅近くにあるから帰って、といって僕を追い出した。

宿に到着

そして当初の予定通り宿に着き
そこで仲良くなったスロベキア人兄弟とベトナム人と数日間だが軽く観光を行った。

行動力しかない内気な僕でも外人はすぐに打ち解けてくれ、エンジョイしすぎて毎日1000Rs.以上も使ってしまうことに。。

このペースだと20日も持たないので僕は予約していたある所に向かった。
その場所こそ普通に旅行しているだけでは絶対に達成できない今回のサバイバルの秘策であり、この旅最大の博打ポイントである。

そこで激動の10日間を過ごしたが、その詳細については近日公開とさせていただく。

かくかくしかじかでそこでインドの友人ができ、その後予定がないことを話すと
「じゃあ俺んち来いよ」と言ってくれついていくことに。

インド人の友人に連れられてレワリに到着

そこはニューデリーからバスや地下鉄を乗り継ぎ3時間の田舎町
あるのはすこしの売店と1つのショッピングモールだけ
とても失礼だがちょっと小さくて汚い所に住まわされるのではと内心ビクビクしていた。
駅から15分ほど歩き、細い小道に入り、ゴミを踏まないように下ばかり見ていた僕に
インドの友人が語りかけた
「ここ俺の家」

「でっか!!!!」
とつい日本語が出てしまいそうなくらい大きく、綺麗な家だった。
内装もとてもしっかりしていて4人家族で住むには広すぎるため1階をとして使うほどの豪邸で、何よりも驚いたのはコックと掃除人がいることだ。
コックといっても学校にいったことがない労働者階級だと伝えられたが
日本人の僕からすれば戸惑いしかない。
初めてインドに残存するカースト制度を肌で感じた瞬間である。

常に「Be comfortable!」と指をさしながら言ってくれる優しいお父さん
ヒンディー語が全くわからない僕にいつもヒンディー語で話しかけてくれるお母さん
会うといつも「ナマステ」と笑顔で挨拶してくれるお姉さん
そして家に誘ってくれ、面白くて優しくて真面目な僕の友人

そんな素敵な4人家族に暖かく向かい入れられた僕はそのやさしさに甘え
毎日美味しい料理をいただき、適当に遊んで惰眠をむさぼる
という日本にいた時よりも堕落した日々を過ごしていた。(楽しくはあったが)

最初のうちは旅の疲れもあり、これがインディアンドリームか!
などと考えその日々を楽しんでいたが、次第に休むことに疲れていた。
徐々に旅の目的を思い出し怠惰であることへの罪悪感に苛まれていたのだ。

このままではまずいと思い、何かしようと考え
デリー ボランティアで検索した結果サンタナにたどり着いた。

以上が僕のインドに来てからサンタナにたどり着くまでの経緯になります!

楽しんでいただけましたでしょうか?笑
次回はサンタナでの日々について、そして最終回となる第三回は先ほど触れた秘策についての記事を書く予定です!乞うご期待!

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