【YouTube】吸うと吐くだけじゃない!?プラーナヤーマと呼吸エクササイズの違いとは?【全文】

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吸うと吐くだけじゃない!?プラーナヤーマと呼吸エクササイズの違いとは?

みなさん、ナマステ。私はルチカです。

今日の動画では、プラナヤマがなぜ呼吸のエクササイズではないのかをお話します。

最近よく見かけるのは、プラナヤマを呼吸のエクササイズだと思っている人たちです。

ヨガという言葉の語源はサンスクリット語にありますが、現代ではサンスクリット語に馴染みのない人が多いので、より多くの人が理解できるように英語に訳されてきました。

英語で伝わっていく中で、プラナヤマが呼吸のエクササイズとして解釈されてしまいました。しかし、プラナヤマは呼吸のエクササイズではないのです。

プラナヤマとはサンスクリット語です。現代でも、英語でそれに当たる言葉はありません。しかし呼吸のエクササイズと呼ぶ人は多いです。その方が理解しやすいですからね。

では呼吸のエクササイズとプラナヤマの違いを明確にしてみましょう。

呼吸のエクササイズが示す呼吸とは、吸うこと・吐くことです。

しかしプラナヤマが指すものは吸う・吐くだけではありません。

ではプラナヤマとは何でしょうか。プラナヤマとは、吸う、吐く、止めることです。

科学用語ではリテンションといいます。吸う、吐く、そしてリテンションです。

サンスクリット語ではプラカ、レチャカ、クンバカと言います。

呼吸のエクササイズで行うのは、吸う・吐くの二つだけです。

しかし、プラナヤマではもう一つ息を止めることがあります。そしてその止めることが最も重要なのです。それなしにはプラナヤマは不完全です。

なぜなら、プラナヤマはただ吸って吐くことではないからです。プラナヤマとは呼吸をコントロールすることだからです。呼吸をコントロールするとは、プラーナ、エネルギーを適切な場所と方向に流すということです。

 

 

私たちの体内のエネルギーというのは適切な方向へ流れていません。

そのため、私たちは乱れてしまいます。プラーナも乱れます。

ナディやエネルギーの通り道の内側が浄化できていないのです。

しかしプラナヤマを行うことによって、ナディを浄化し、ナディの流れをブロックするものを取り除きます。

リテンションをすることによって、呼吸を止めることによってできます。

呼吸を止めることによって、心をコントロールできるようになっていきます。

呼吸と心は繋がっているので、呼吸を止めることによって、心が落ち着き、リラックスし始めます。

だからプラナヤマと呼吸のエクササイズは別物なのです。プラナヤマと呼吸のエクササイズに関係性はありません。

実際ヨガそのものはエクササイズとは関係がありません。ヨガは安定性を得ることを目的としていますが、エクササイズとは動き回るものです。

しかしヨガは私たちに安定をもたらします。アーサナによって身体の安定を、プラナヤマによって呼吸の安定を、瞑想によって心の安定をもたらします。

これらがヨガの目的なのです。

アーサナをエクササイズと言う人もいますが、それは違います。

同じくプラナヤマも呼吸のエクササイズではないのです。

プラナヤマとは呼吸をコントロールし、適切に流すことです。最近の人はプラナヤマを呼吸のエクササイズだと勘違いしている人も多いですが、この違いは明確にしておいてくださいね。

プラナヤマと呼吸のエクササイズは関係がないこと、呼吸のエクササイズではただ吸って吐いてを繰り返しているだけですが、プラナヤマは吸う息と吐く息のバランスを取り、呼吸を止めます。それにより、吸う息と吐く息が深まります。これがプラナヤマの目的です。

これがプラナヤマと呼吸のエクササイズの違いでした。

ありがとうございました。

翻訳:pezmiki

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