本当の幸せってなんだっけ？

haruka0503 2020.02.08

インドに学ぶ

ナマステ～！
こんにちは！
ヨガスタッフのはるかです(*’ω’*)

何だかコロナウイルスで世界中で大変なことになっていますね！！！
インドにいる限りでは、そこまで大ごとになっていない様な…。
日本にいる家族や外国人の友達からは「コロナウイルス気を付けてね！！！」のメッセージ入ります( ;∀;)

なので「えっ⁉そんなにやばいの💦」
って心配になりますが。
そんな時こそ！！
必要以上に怖がらず、冷静に、できる限りの事は徹底して（手洗い・マスク・消毒・人ごみに行かない）穏やかに生活していきたいですね(*^-^*)

さて！
それでは本題へ(^^♪

皆さんにとっての「幸せ」って何ですか？

日本にいたときの私は、
海外に行って、すごい景色が見れたり、歴史的建造物が見れたり(*’ω’*)

火事で燃えてしまったパリのノートルダム大聖堂

山登りした時、気持ちいい風を感じたり♪

大分の九重山を縦走しました～

そんな時に幸せを感じていましたね。

でもインドに来て、本当の幸せとはなんなのかを何度も考えさせられました。
本当は何が私を幸せにして、本当は何が私を不幸にするのか。
皆さんは知っていますか？

突然ですが！笑
私はインドに家族がいます(*^-^*)

プリーのブノさん家族との出会いは、私がロッジ近くをふらふら一人で歩いている時に「Ｈｅｌｌｏ！Ｃｏｍｅ　Ｃｏｍｅ」と声をかけられ、パパの露店に遊びに行ったのがきっかけ。
インド人は日本人と話すのが大好き🎵
大人も子供も「Ｈｅｌｌｏ！　Ｈｅｌｌｏ！」と声をかけてきます。

プリーのパパ、ブノさん

そこで、お家に招待してくれました。
私が「奥さんは、私が突然行くとびっくりするんじゃない？」と言うと
「なんで？僕が嬉しいことは、僕の家族もHAPPYなんだよ！」と(^^)

そして次の日遊びに行くと、そこには奥さんと二人の可愛い子供たちが、
どこから来たかもわからない知らない日本人の私を笑顔で迎え入れてくれました。

ラジ（左）とプジャ（右）

ラジはとっても英語が流暢。
私にインドの事や、ここプリーの事、色んなことを教えてくれました。
好奇心旺盛で、日本のことなど沢山質問してきます。
給料はいくら⁉とか(笑)
何で日本人の女の人は結婚しないの⁉とか(笑)
そして彼の夢は「日本で医者として働くこと」その為に、日本語も一所懸命勉強しています。

プジャはとってもダンスが上手。
英語はあまり話せませんが、私が遊びに行くと「Ｈｉ　ハルカ～」と言って、ぎゅ～っと抱きしめてくれます(*´з`)

ブノさんの奥さん。プリーのママ。

ママは裁縫が得意。
私の破れたパンツをママ縫って～と持って行くと、すぐに縫ってくれます☺
お昼時や夕方に遊びに行くと、はるかご飯食べた？魚カレーあるから食べる？
と言ってご飯まで出してくれる♡
そして、ママのご飯はとっても美味しいです✨

本当にここの家族は幸せそうに暮らしている。
パパも「僕たちはすごく小さな家に住んでいる。でも家族がいて幸せなんだ～」
と心から幸せそうな笑顔で答えます。

ラジにもあなたのパパもママすごく素敵ね！と言うと、
「パパとママはＬｏｖｅ　ｍａｒｒｉａｇｅなんだよ～♡とっても素敵な二人だよ！！最高だよ！」
「昨日はパパとママが喧嘩してたんだけど、パパはママの事を愛してるから怒ったんだ」と言っていました。
なんかとってもませてる！笑
けど、素敵男子～♡

ラジとyoga

日本人は謙虚を美徳とする文化が根強く、あまり家族の事も褒めたりしませんが、私の家族素敵！！自慢されて、心が温かくなりました。

家族は小さな商店もしていて、私が行くたびにお店のジュースやお菓子を出してくれます。
私がお金を払おうとすると、
「なんではるかは、私たちの家族なのにお金を払おうとするの？」と言われました。

決して裕福ではない家族。
しかし、あるものを私に分け与えてくれる。

ヨガ哲学ではアパリグラハ（非所有）の教えがあります。

・自分は充分に持っていることを知りなさい。
・自分にとって必要な物だけをを持ち、他の人にも分け与えなさい。
・不必要なものを欲しがらない。

消費社会の日本ではなかなか難しいこの教え( ;∀;)
しかし、ここの家族は自然とアパリグラハが出来ている。
私たちに必要な物って、本当はもっと少なくて、シンプルなのかもしれません。

そしてもう一組！✨
そうバラナシにも家族がいます(^^♪

バラナシの家族

そこの家族との出会いは、物乞いの子と毎日のように一緒に遊んでいて、ある時彼がガンジス川近くにあるお店に手を引いて連れて行ってくれました。

物乞いの子供。写真を撮られると「give me money」でお金を稼いでいる。

そこにディルがいて、彼は家族でやっているお店の手伝いをしながら、フォトグラファーとして活動していました。
バラナシの風景やそこで暮らしている人々の素敵な写真をたくさん撮っています✨

フォトグラファーのディル

撮影者に許可を取って掲載　photo by Dhiraj Goswami

撮影者に許可を取って掲載　photo by Dhiraj Goswami

彼も家族を紹介してくれて、家に招いてくれました。
毎朝一緒にみんなでヨガをして、

家族とyoga

お店の手伝い

昼間はショップを手伝ったり、

みんなでチャイタイム✨(ママ・はるかーしゅ・コマール・エンジェル）

一日何回もある、チャイの時間（パパがはるかチャイ飲む？って何回も聞いてくるから、チャイ飲む？って言うヒンディー語覚えっちゃったよ！！笑）
向かいにあるお店のお兄さんにも、そこに座っている物乞いのおばぁさんにもチャイを分けてあげます。

ワンコにはビスケットも買ってあげます🐶✨
ワンコはディルのことが大好き♡

そしてお昼ご飯や、夜ご飯はディルのお兄さんのお嫁さんが作ってくれて、家で一緒に食べる。（これも本当に美味しいカレー( *´艸｀)✨）

子供たちは、学校に行く時は、ママとハグ♡
帰宅時だって、みんながお店に自然と集まってきてハグ♡
何だかそれがすごく素敵で…
ママに「あなた達家族は本当に美しいね。それに私たちはハグする文化がないの。ハグは素晴らしい文化だね」と言うと
「私たち家族はハグをして、心地よい会話をするの。そうするとみんなが気持ちよく過ごせるし、HAPPYでしょ？」とママ。