痩せようとしない!瞑想的「ダイエット」プログラム モニター募集
全オンライン開催
「つながり」で身体と食事を取り戻す
痩せようとしない「ダイエット」プログラム
申込み開始日時:2020年10月29日 20:00~
開催期間:2020年11月21(土)~12月20日(日)
ヨガで20キロ減量
こんにちは、坂本です。
インドヨガ留学のサンタナ側の責任者であり、日本でなぜヨガLaboという屋号で個人でも活動しております。
今回、本質的なヨガを用いた「ダイエット」プログラムをローンチします。副題にあるように、我慢してでも痩せようとしないというのがポイントになります。
まず最初は体験からお伝えします。以下の写真をご覧下さい。
インドでヨガを始めた当初78キロあった体重はみるみる落ちていき、1ヶ月後にはマイナス13キロ。その後も落ちて、今は56キロ~58キロくらいで落ち着いています。
ただ、ここで私は痩せようとなんてしていませんでした。
その後インドにヨガに来られる方300人以上と接していて見えてきたことは、体重に限らず「手放せば手に入る」という原則でした。
ダイエットについて言うならば、痩せたい気持ちがあってもそこにある執着を手放す。
つまり
×「痩せたい」→「痩せるための行動」
○「痩せたい」→「別の方向に働きかける」
です。その頑張ってでも「痩せたい」という気持ちを手放せば、ダイエットに苦しむ必要はないんじゃないかと思っています。
ただ、手放すというのもそう簡単ではないかもしれません。
ところで、ヨガの語源は「つながる」を意味するサンスクリット語【ユジュ】から来ています。手放すために別の物とつながることを意識していきます。まさに「つながる」ことでの「ダイエット」プログラムです。
ヨガ哲学をベースに、私個人の経験、参加者の変化、そして重なる学説や理論などを織り交ぜた、本質的なヨガを用いたつながりを大切にする「ダイエット」プログラムです
このプログラムを一言でいうと
これは無理してでも痩せようとするプログラムではありません。
「痩せたい」「体型を変えたい」「リバウンドしたくない」そんな気持ちを手放すためのワークショップです。
ただ不思議なことにダイエットに限らず「あ、私、全くもって変わる必要なんてなかったじゃん!」と心底思えた時、変化が起きていくことが不思議なほどよくあります。
カウンセリングやコーチングの父であるカール・ロジャースはこんな言葉を残しました。
「興味深い矛盾とは、自分が自分自身を受け入れた時、自分が変化出来ることである。」
ヨガの伝統を元に「痩せたい」という気持ちも含めて自分を別の角度から見たり、感じたりするそんなワークを共に体験していきます。
こんな人向けです
・とにかく痩せたい。
・色々やってみたけど痩せられない。
・今まで何度もリバウンドしてきた。
・今まで頑張って運動したことがある。
・食事制限をトライしたことがある。
・自分の体型に自信がない。
・体型のことで自分を責めている。
・体型のことを言われると無茶凹む。
「今の体型に何かしら変化をさせたい」という動機を持っている方のためのプログラムです。
プログラム概要
- 期間:11月21日(土)~12月20日(日)
- 曜日:日曜日(計5回)
- 時間:9:00~12:00 1回180分
(21日は20時~21時半で自己紹介)- 期間中のワーク:ヨガ哲学の動画(45分)や別途ワークの動画も週に数本送付します。
以下のことは一切しません、しないで下さい
・目標体重決めません。
・そもそも体重図りません。
・カロリー計算しません。
・カロリー消費のための運動しません。
・カロリー制限しません。
・サプリメントとか飲みません。
・これ食べちゃだめ、こんなことしちゃ駄目とかありません。
・これ食べなさいとかも一切ありません。
そもそも「痩せる」ことにフォーカスしません。
むしろ、期間中「痩せるための行動」は一切しないで下さい。
もし他のダイエットプログラムなどに参加中で、上記の考えとバッティングする場合は別の機会での受講をオススメします。
「ヨガ」では痩せない!?
え、ヨガを使えばたちどころに痩せるの?と思うかもしれません。実は多くの方が考える「ヨガ」では痩せません。少なくともその「ヨガ」だけでは痩せません。
多くの日本人がイメージする「ヨガ」。ここでは、「美容と健康に良い柔軟とフィットネスのためのポーズ」という意味です。その「ヨガ」では痩せません。カロリー消費のリストを見れば一目瞭然です。
アメリカ公衆衛生所のデータに基づいてその他の人気のアクティビティも含めてくれたデータをまとめてくれているサイトから拝借してみました。
※消費カロリーは1時間あたりのもの。体重160ポンドの場合と200ポンドの場合を順に併記。
39位 ハタヨガ:183カロリー/228カロリー
38位 ゆっくり歩く(時速約3.2キロ):204カロリー/255カロリー
31位 ゆっくり、軽いサイクリング(時速約16キロ以下):292カロリー/364カロリー
31位 パワーヨガ:292カロリー/364カロリー
28位 きびきびと歩く(時速約5.6キロ):314カロリー/391カロリー
23位 筋力トレーニング/重量挙げ:365カロリー/455カロリー
8位 バスケットボール:584カロリー/728カロリー
7位 ランニング(時速約8キロ):606カロリー/755カロリー
5位 激しく泳ぐ:715カロリー/892カロリー
1位 縄跳び:861カロリー/1074カロリー
1位 ランニング(時速約12.9キロ):861カロリー/1074カロリー
これはあまり見たくないかも知れませんが、カロリー摂取の表も見てみてください。相当頑張ってカロリーを消費したとしても、その1時間分をすぐに一食で摂取してしまいます。
天丼:805カロリー
中華丼:841カロリー
ブリの照り焼き定食:646カロリー
生姜焼き定食:789カロリー
お好み焼き:553カロリー
スパゲッティ ミートソース:597カロリー
エビチリ定食:643カロリー
こうして見ていくとヨガが他の運動と比べてカロリー消費が少ないこともわかります。同時に、運動でのダイエットがそもそも困難なこともわかります。
頑張って消費したカロリーが戻る速度ったら半端じゃないです。こりゃ、単純な消費・摂取カロリーでダイエットを行うのは相当困難です。
そもそもダイエット自体が相当困難
実を言うとこれはヨガには限りません。
気鋭の神経学者サンドラ・アーモットのTED動画を見て頂けると如何にダイエットが難しいのかがわかります。
統計的に見れば以下のようになるというのです。
「ダイエットはあてになりません。ダイエットの後5年経てば大抵の人はまた体重が戻ってしまいます。4割の人は元々の体重以上になってしまいます。」
自分だけはずーっと痩せ続けられると考えない方が良さそうです。
本気で痩せたい、体型を変えたいと思えば思うほど、ダイエット(=痩せようする行動)をしないことが重要になりそうです。
実際に痩せていく人は痩せようとしてない?
では、実際胃に痩せ続ける人、周りから見てダイエットが成功していく人達は何をしているのでしょうか。
痩せようとしていません。
ダイエットをしていないのです。
私自身の例でもそうですが、痩せようとは思っていませんでした。勝手に痩せていったのが本当です。
痩せようとしないこと。
実際にダイエットの経験者はその逆が多いのではないでしょうか。
意思の力をフル動員して、努力して、根性で痩せようとしてきたのではないでしょうか。残酷な真実ですが、だから痩せられない、痩せ続けられないという原則がありそうです。
ヨガの経典である「ヨガ・スートラ」にも「欲しがる気持ちを手放せば望みが手に入る」という言葉が書かれてありす。
具体的にどうしていくのか
では、何もしなくていいのかというとそこもちょっと違います。
「痩せたい」「スリムになりたい」「体重を減らしたい」という気持ちがあったとして、それを即「痩せるための行動」に移してはいかないのです。
その気持ちを「つなげること」に活用していきます。
何故か。痩せるための行動をすると時に物理的に体重が瞬間的に減ることはあっても意識の奥では「痩せるための行動をしなくちゃいけない私=太っている私」になります。
痩せるための行動を取る→痩せてない自分イメージを強化
することになります。
なので「痩せたい」気持ちを別の方向につなげていきます。
実際にインドヨガ留学にて300人以上のヨギーに資格を提供するお手伝いをしてきました。実際、痩せ続けている人はそこにフォーカスしていない方達ばかりです。
4つのものとつなげる提案
身体とのつながり
そもそも自分の望む体型は誰にとっての体型なのでしょうか。
他の人の目の中の自分、ということもあるかもしれません。自分の思考の中での欲求かもしれません。その望む体型、ご自身の身体も望んでいるのでしょうか。
自分の身体のことなので、自分の身体がどんな身体を望んでいるのかを感じてみます。
他にも、食べたいものは思考が求めているのでしょうか。それとも本当に身体が欲している物でしょうか。
自分の身体とつながることで、そもそもどんな身体で生きたいのか、どんな食事を身体が求めているのか。そこを他でもない自分の身体と対話していくことが必要です。
これがヨガで言うところのプラティヤハラ:身体感覚のコントロールになります。
【第一週目】
日程:11月22日(日)
時間:9時~12時
テーマ:身体とのつながり
自分が望む身体を何よりの当人である自分の身体と対話していきます。本当に痩せることが必要なのでしょうか。必要ないならダイエットやめましょう!むしろ本当に身体も望んでいることがわかれば、「頑張る」必要はなくなります。
食事とのつながり
食事をする時、何をしながら食べているでしょうか。テレビを見ながら、スマホを見ながら、誰かと話しながらが多くはないでしょうか。
例え、一人で食べていても、過去のことを思い出しながら、未来の心配しながら食べていることはないでしょうか。
食物とは肉に限らず野菜であっても命です。命を頂くことで私達は命を生きながらえさせています。
その原点に立ち返り、静かに集中してその食に思いを馳せてみます。一口一口、今口の中にあるものに意識を向け、自分の食卓までたどり着いた経緯、自分の五感をフルに活用し身体の反応にも細かく気づいていきます。
集中して食事と向き合う、食事瞑想の方法を学んでいきます。
食べ物(そしてその食べ物を作った大きなシステム)とつながっていきます。
これはヨガでいうところのダールナ:集中になります。
【第二週目】
日程:11月29日(日)
時間:9時~12時
テーマ:食とのつながり
集中するものは拡大する、という原則があります。逆に散漫に食べてしまうことで量が増えてしまいます。集中し味わうことに慣れると、少量でも満足感や感謝が増えていくのが不思議です。
慈悲とのつながり
「痩せよう」と思っている状況で、食べすぎてしまった時どうなるでしょうか。「痩せたい」と思ってもリバウンドしてしまう自分のことをどのように思うでしょうか。
望む体型でない自分、つい食べ過ぎてしまう自分、決めた運動が出来ない時に自分を責めてしまうことはないでしょうか。自分への暴力が内側で広がってしまいます。
自傷行為まで行かなくても、自分に対する言葉や思考において厳しくしてしまうことです。
自分を責めることで更にストレスや痛みを生み出し、紛らわせるために更に食べたりダラダラしてしまう。そんな悪循環が生まれてしまいます。
自分に対する暴力ではなくて、責めたくなる時ほど自分に対して思いやりを持って接する方法を学んでいきます。つまり慈悲とつながっていきます。
これはヨガでいうところのアヒンサ:非暴力になります。
【第三週目】
日程:12月6日(日)
時間:9時~12時
テーマ:慈悲とのつながり
アヒンサ(非暴力)の中でも自分への非暴力のことをセルフ・コンパッションといいます。実際にこのセルフ・コンパッションが高い人のほうがリバウンドがしにくいというデータもあります。
使命とのつながり
例えば、私達の体型や体重を決めているのは何でしょうか。カロリー摂取・消費のバランス、運動の有無、普段の生活。。。
それらから影響があるのは間違いないでしょう。では、なぜ私達はその行動を取るのでしょうか。その裏にあるものとして、潜在意識があると考えられます。
例えば「痩せたい」という思いに関しても、その奥底では今までの体型や食事にまつわる様々な体験や記憶が折り重なっているでしょう。
その更に奥にあるのは例えば痛みかもしれません。この体型だから・・・「価値を認めてもらえない」「愛されない」など。
もしかしたら「価値がない」「愛されない」ことに直面しないために、潜在意識下では「痩せたくない」という思いがある、なんてことも。
ただ、この痛みの更に奥には自分が本当に望む世界がある、という仮説もあります。なぜならその痛みを抱えた人ほど、受容した時に強烈なエネルギーを持ち得るからです。
これはヨガで言うところの潜在印象の話になります。
【第四週目】
日程:12月13日(日)
時間:9時~12時
テーマ:使命とのつながり
ヨガにおける潜在意識の話を「ザ・メンタルモデル」「免疫マップ」などを参考にしながら掘り下げていきます。「痩せたい」の更に奥にある痛みや更にその裏側にある使命や目的に焦点を当てたワークをやっていきます。
お申し込み・お問い合わせ
以下のSrores.jp「おうちでインド」のサイトからお申し込み下さい。
個別での通話での説明なども行いますので、お気軽にメッセージ頂ければと思います。
sakamotonaoto@gmail.com
学び方
ヨガ講師のルチカによる1時間弱の動画を講座の前に送ります。
講座前にご覧頂き、実際の講座では動画を元に最近の学説と照らしての考察を深めたりその考察を元に内省したり。ディスカッションやそのヨガ哲学をベースにしたボディーワーク、呼吸のワーク、各種瞑想、ジャーナリングなどを行っていきます。
講座の間にもルチカの動画以外に練習用の動画や内省のためのワークなどの動画を週に数本送らせてもらいます。
講座は基本的にzoomを利用します。
※講座の特性上、多少の自己開示は必要になります。程度は参加者本人にお任せします。
講師紹介
ルチカ・シャラン
Om Yoga Internationalの副理事長です。2011年にマイソールでヨガを習い始める。エンジニアの勉強を切り上げ、ヨガの修行の道に入っていく。今では、リシュケシ・ハリドワール・プリーにおいてアシュラム(修行所を)を運営。多くのインド人・外国人にヨガ哲学を教えている。
日本人参加者からも、時に難解なヨガ哲学を、日常レベルに落とし込んで教えるプロフェッショナルとしてヨガ受講生に絶大な信頼を集める。穏やかなほほ笑みとシャープな彼女の講義を聞いて、涙を流した日本人も多数。
本プログラムでは、ヨガ哲学を動画で説明します。
坂本尚人
インド在住14年のヨギーでありコーチ。幼少期からヨガに勤しむ母を見て育つ。ただ、人生の転機の後にインドでひょんなことからヨガ参加者をコーディネートすることに。ご縁を感じ始めて自身もヨガと向き合うことに。
今では、エビデンスを元にしたデータとスピリチュアルの交わりをワークショップとして担当しつつインドでの参加者へのコーチングも提供している。現在、日本においても伝統的なヨガを如何に現代社会に接地させるビジネスを展開している。
坂本の音声メディアSTAND.fm「なぜヨガチャンネル」
youtubeチャンネル「なぜヨガチャンネル」
最後に
多分ここまで読んで頂いてもよくわからないと思います。それでもピンと来た方がいらっしゃったら一緒に色々とつながり直すワークをやってみましょう。
上で紹介した動画によると、肥満であっても健康な習慣があれば死へのリスクは肥満でない方とは変わらないそうです。もしかしたらあまり痩せる必要って無いのかも知れません。
個人的には「痩せる」「体型が変わる」ということよりも、身体とのつながり、食とのつながり、慈悲とのつながり、使命とのつながりを取り戻していくのに使えたら、なんてコスパ最強なんだろう!とかって思っています。
それは面白いんじゃ無いか、そんな風に考えております。
好奇心をもって自分の内側を探求してみることに興味があれば、是非ご連絡お待ちしております。
個人的にメッセージくださっても結構です。
坂本尚人:sakamotonaoto@gmail.com
よろしくお願いします。