慣れた日本の生活からマインドをリセット！〜しゅうちゃんのインドヨガ留学体験記〜

yogastaff-non 2019.08.13

2018年12月のタームに参加したアロマ姉さんこと、しゅうちゃん。
40代とは思えない美貌、ゆったりとした空気感、その場を和ませてくれる人柄、そしてお茶目さもありとっても魅力な女性です。ヨガのアーサナ中は、気がつけば難しいポーズに果敢に臨むというチャレンジ精神も兼ね揃えていました。且つ、自営業を営み、時に、運営者としてのしゅうちゃんが垣間見れた時の仕事とプライベートとのギャップに驚かされました。スキルアップのために参加したプログラムで、何を感じたのでしょう？

最後にお知らせもあります。

私に取ってのヨガとは

バリ島にて

ヨガは7〜8年ほど前から細々と続けていて、バリでマンツーのレッスンを受けたりロサンゼルスで何度かヨガの短期留学をしたり、日本では独学で練習したりしていました。
サロンのお客さまからの要望もあり、数年前からプライベートレッスンもしています。

20代30代とアロマセラピストとしてキャリアを積みサロンを開業し、私の人生の軸として常にアロマがあり心と人生を豊かにしてくれたものでありまた多くを学び成長させてくれました。

出張サービスも行なっています

私の人生と切っても切り離せないこのアロマセラピストという生き方を生涯現役で続けるためには体力と精神力が必要です。私が何か行動を起こすときはその動機付けとして必ずアロマセラピストとしての私に何か役立つことが前提にあるのだけど、ヨガを続けている理由もそれが大部分を占めます。

趣味から学びへ

記念旅行で行ったヨーロッパ

初めは個人的な趣味としてヨガを続けていくうちに、新しいステップアップのひとつとして本格的に学びいつかはお仕事として幅を広げるのも良いなと30代のころから漠然と考えていました。
アロマセラピストとして一本を極めるのも良いけれど、ヨガとアロマは本来とても相性が良くコラボも可能であり、解剖生理学や心理学などの必修科目も重複していることから復習も兼ねられるし今後のキャリアとしてRYT200はいつか取ろうと決めていました。

私の中で取得は特に急いでおらず、40代になってからでいいかなと40代の楽しみのひとつにしていました。それが2018年の春に、ああ今だなと思えるきっかけとタイミングが私の中であり、思ってたより早かったですが節目の40才でチャレンジすることにしたのでした。
今まではどちらかというとメディテーション系の優しいヨガよりもヴィンヤサフローなどパワー系ヨガを好んでいたので欧米寄りの現代ヨガばかりしていました。

RYT200を取るにあたって色んな国を候補に考えたけれど、こんなキッカケでもないとインドなんて人生で行くチャンスはないだろうと思い、古典ヨガの故郷インドに決めました。
サロンのお正月休みがある年末年始を挟む12〜1月にしようと思っていてちょうどその時期は乾季で気候も良かったという理由もあります。さっそく5月に申し込みました。

インドでの生活

年間一千万円！？の売り上げがあると言われてるチャイ屋さんへ

サンタナのホームページを見たとき当時、とても綺麗とはいえないゲストハウスだったしお湯の出ない水シャワーと書いてあったので、少しでも慣れておこうと、2018年夏は記録的な猛暑だったこともあり毎晩シャワーを水で浴び、インド生活に向けて予備訓練していました。
実際のロッジはちょうど8月に改装したばかりらしく(来て知った)、とても綺麗ピカピカでお湯シャワーもあり、色々と覚悟してきた私にとって偶然のタイミングの良さにラッキー！
ヨガホールもロッジに移転し期待していなかった分、全てが有り難く快適そのものでした。インドでのご飯は、外に出ればカレーが美味しくロッジでは日本食がいつでも食べられる。食事面で困ることはなくストレスフリーでした。
ロッジではお味噌汁を毎日飲んでいました。海外で飲む味噌はとても癒されるしホッとするのです。合宿状態で過ごす田舎のプリーではヨガ以外特にすることもなくご飯が楽しみ。

ラクダと同期ののんちゃんと♩

日本では基本１日１食生活なのに、こちらで朝昼晩と規則正しく食べるので2キロ増えました。これでは帰国後サロンのお客さまに面子がたたないと思い、残り１週間でファスティングに入りなんとか体重を戻しました。
とにかくロッジ内は日本、外に出るとインドという感じで海外にいながら日本人に囲まれ日本語をいつでも話せる環境というのはとてもありがたく、恵まれていますね。
あとインドは物価が強烈に安いので、値段を気にせず好きものを買ったり食べたり出来ることに毎回感動して幸せでした。

休日も早起きしてホテルの朝食へ♡

好奇心旺盛な私は空き時間によく一人で町にぷらりと出かけ、インド人や欧米人と仲良くなったりしてヨガ以外の事をすることでいい気分転換になっていました。
休日には観光はもちろん、年末のビーチでお弁当広げてピクニックしたり、夕陽をバックにラクダに乗ったり、リッチなホテルでアーユルヴェーダを受けた後プールサイドでのんびりお昼寝したり、サリーを着て素敵な写真を撮ってもらえたのも最高の想い出！

ヨガについて

インストラクター役の様子

インドにヨガをしにきて一番の収穫は瞑想と呼吸法を得たことです。今までの私は運動量の多いパワー系ヨガを好んでやってきたため、瞑想にはそこまで重点を置いていませんでした。３週間くらい経ったころに瞑想の気持ちよさが段々とわかってきたように思います。心を静かに落ち着け心の安定、免疫力アップ、セロトニン効果、自律神経を整えることが解明されているので帰国した今も、瞑想や呼吸法は続けています。シャンティマントラやシンギングボウルも寝る前に動画で聴いたりしています。

アジャストされて鳩のポーズに挑戦！

私はサロンのお客さま(9割が常連様)、家族、友人などたくさんの方の理解やサポート、応援をもらって今回インドに来る事が出来ました。
その感謝の想いが常にあり、心が温かくいつも幸せで平和の中にいました。

ルチカセオリーの時に大切なものを発表する時間ですぐに感謝という言葉が浮かびました。自分で起業して10年近くやってこれたことに対して感謝の想いしかありません。

自分と関わる全ての人への気持ちで心が満たされ、マインドフルネスになり幸福感でいっぱい、話しているうちに目から汗が、うるうるしてしまいました。もともと幸福体質の私であまり不満を感じないタイプなのですが日本では100％好きな事をしてノンストレスで生活出来ていることに有り難く感謝しかありません。
こうして大好きな仕事を持ちながら好きな時にインドに来て好きなことを出来る恵まれた環境はお客さまを始め、周りの温かい理解があってこそ。