気づきたくなかったことにまで、どんどん気づかされていく。〜ちあちゃんのインドヨガ留学体験記〜
去年の11月にRYT200のコースを受けた、ちあちゃん。200のコースでは、哲学がなかなか理解できなかったと話しながらも、哲学中心のRYT300参加のために、再びインドへ戻ってきてくれました。
RYT300のコースでは、自分と向き合う時間が圧倒的に多く、ちあちゃんは毎回授業を録音し、復習し、しっかりと自分の時間を優先。自分の内面を探り続け、多くの気づき、そしてたくさんの涙。自分が苦しめていたものがなんだったのかわかった時、ちあちゃんは何を思ったのでしょうか。書き終わった後に、「厚化粧して盛ったり、めっちゃ着込で隠したり、じゃなくて。ありのまますっぴんで、すっぽんぽんなきもちで書きました(笑)」と話してくれました。サイクロンが直撃した時のエピソードも書いてくれたので、そこにも注目です。
インドヨガ留学に参加したきっかけ
![ルチカ先生とラディカ先生と記念写真](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/IMG_4476-e1568887285712.jpg)
RYT200のコースを終える間際、ルチカ先生とラディカ先生とへメッセージカードを送る
RYT200(ちあちゃんのRYT200の体験談はこちらです)を受け終わった時点では、
まだ、RYT300を受けるかは迷っていた。
何故なら、哲学のほとんどが、
スピリチュアルで理解出来ていなくて、RYT200を受けてる最後の方で少し理解し始めたばかりだったから。
後に、理解出来ないのは、まだ、受け入れる準備が出来ていないからと聞き、
RYT300では、本当にナチュラルにすーっとはいってくる感覚を感じ、言っている意味が自然と分かったきがしたし、学ぶ事がたのしくてしかたなかった。
これは言葉では伝えきれない感覚だった。
そして、RYT200取得後、帰国した私は、
インストラクターを始めようと、動き出せないでいた。
それは、自信がなく、不安だったから。
始められない言い訳を沢山探した。逃げ道がほしかった。
そして、より学ぶことで自信をもってインストラクターになりたいともおもったから。
そんな少しネガティブな理由でRYT300を受けようときめた。
けど、自信なんて本当は必要じゃなかったんだって、後になって自分と沢山向き合うことで気付かされることになる。
インドヨガ留学での生活
前回体調を壊したり大変だったのに、プリーへ戻ってきた時は
「ただいまー!」
と、里帰りかのように、違和感なく素直におもえた。
そして、街の汚さや、ここはサファリパークでしょうか?と疑いたくなる牛や犬、そしてたまに豚の家族、さらにフェスやってますか?とおもえるような爆音音楽やクラクションにさえ、懐かしくほっとした心境だった。
そして変わらず、そこでは笑顔があり、
いい意味でしつこいくらいに話しかけてくるインド人の方々、
適当だし、時間にルーズだから、時間に追われない日常。
こーじゃなきゃいけないってゆう、プレッシャーがない。
当たり前が当たり前じゃなくなる。実存から、生存へ変わる。
だからこそストレスフリーだった。
徐々に、心も体もほぐされていった。
写真で見ると一目瞭然。
自分の顔がやわらかくなってることに気づくほどだった。
![RYT200の4月生と5月生と300の同期のまりあちゃんとロッジの共有スペースで写真を撮る](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/IMG_4483-e1568887692550.jpg)
RYT200の4月生と5月生と300の同期のまりあちゃんと
インドヨガ留学中の仲間について
一緒に受けていたまりあちゃんが、
色んなアーサナができて、できないアーサナは、毎日練習する努力家。
そして、出来るようになる感動さえ見せてくれた。そんな彼女に、私はとても良い刺激を受けた。
![屋上でまりあちゃんとハヌマーサナをする様子](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/c81baa4125dc1f93af21a290db89214d6_29754862_190913_0197-e1568888687432.jpg)
2人でハヌマーサナ:猿のポーズ
出来ないアーサナより、
できるアーサナをするばかりだった私。
そんな彼女をみて、出来ないアーサナも、チャレンジするようになった。
そして時には、2人で自分の考えをシェアしたり。
シェアする事でまた、詰まっていた何かが解けたりすることもあった。
本当に仲間に恵まれた環境でした。
とても感謝です。
ヨガセオリーについて
前回RYT200のときは、
全く話が入ってこなかったルチカのセオリー。
子守唄にしか聞こえず寝てしまうことも。。(本当失礼しました)
「サマディー?」
「なにそれ?死んでるのと一緒やん。」
「絶対サマディーなんてやだ。」
「魂?宇宙?」
「なにそれウケる(軽く引く)」
ってかんじだった。
そんな私だったのに、今回は、すんなり入ってきた。
それは、自分でもびっくりするほど。
スピリチュアルなはなしだけではなく、今まで苦しかったことの答えが
そこにはあったし、情報として学ぶことで体験して自分の知識になった。
![ルチカ先生の哲学の授業](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1866-e1568888918171.jpg)
納得するまで何度でも聞き返す
ヨーガ・スートラを読み込んでいく毎日。日を重ねるごとにたのしくなってくる。
もっと学びたい、もっと知りたいが増す。
そして、質問するたびに、なんでも答えてくれるルチカ。
ほんとうにすごい。
そして彼女のセオリーを受けるとき、
自分と向き合ってる途中の私のモヤモヤやよくわからなくなっている気持ちが
伝わってるかのように、彼女の話で、
答えが見つかり、心が解けていくこともあった。
何度も自然に涙がでてきました。
プリーにいると、泣き虫で、自分らしくいれるなーっておもう。
サイクロンで起こった心の変化
2019.05.03
この日に起こったことは、
絶対忘れられない。
当たり前が当たり前じゃなくなった日。
そーなると、人の感情は簡単に乱れる。
約1ヶ月近く。
電気、水、電波の問題。
水が使えず、
シャワーを浴びれなかった最初の頃。
バケツで、浴びたシャワーがとても最高だった。
水が出るようになり、でもその水は汚い泥水で、それでも、
「水が出るだけまし!!」
「水は本当にありがたいものなんだ!」
そこあったのは、純粋な感謝だけった。
![屋上にてBBQ。](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/BBQ_190919_0022-e1568946531749.jpg)
屋上でBBQ♪ まさかBBQができるとは思っても見なかった
電気も、つかないならみんな涼みに屋上へでて、屋上は、自然に交流の場になってた。
蚊とも、たたかった。
痒くて痒くて寝不足が続く。。
蚊帳のおかげで、
快適な睡眠をとることもできるようになった。蚊帳がこんなにも、有り難いと思う日が来るとは思わなかった。むしろ初めて使ったし。
1日3回1時間つくかつかないかの発電機の電気でさえ有難いと思う日々。
機会の音がすると、どこからともなく聞こえる、
みんなの感激の声。
すこしのじかんだけだけど、ファンが回り涼しい風がくることへの喜び。
電波は1週間くらいまったくなく、その後もかなり不安定だった。
家族や友人に連絡が取れず、母は、私が死んだんじゃないかと
夜も眠れない日々をすごし、
たまに少量の電波で偶然入ってくるラインには、泣きながらLINEしてるんだろーなーとおもわせるような文章。
返してあげられないもどかしさで胸が痛かった。
本当に、愛されているなーと。
そして心配かけたなと。。
いつなにがあるか、わからない。
だからこそ、愛の言葉、感謝の言葉、これは特別な日だけではなく
日頃から伝えようと決意。
だけど、いま
また、あることに慣れてしまっている。
なれてくると、感謝の気持ちを忘れ、あって、当たり前になる。
こーやって、気付かないうちに、徐々に環境に慣れ、
無いものに目を向けだすんだ。もっともっとが増えてく。
そしてあるもので満足することを忘れてしまう。
それが生きづらさを感じる1つだと学んだ。
あるものに目を向けることを
意識することが大事。
これもある。あれもあるということに、気づくこと。
こんなに大変な思いは、初めてだったのに、
今ここに生きてる。という実感がサイクロン後にはあった。
インド生活において
印象深かった、衝撃だった、驚いた
![ロッジ付近でストライキ](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/IMG_1946-e1568889928368.jpg)
停電が続き、穏やかなプリーの人らも徐々に不満が溜まっていく
サイクロンが直撃し、
ロッジの周りの家や、お店は壊滅的。
だけど、すぐに自分たちでどうにかしようとする行動力。
八百屋さんは、直ってないけど、
屋根もないのに、私たち日本でおこっていたなら、
きっと、そんなふうにはなれない。
何日もどんよりして、人任せにするだろう。
そして、早く元どうりにならなければ
きっと、誰かのせいにし始めたり、
文句がでてくる。
きっとただ悲劇のヒロインになってしまう。
そう考えるとプリーの人々の、生きる力をびんびんに感じた。
インドヨガ留学中の変化
なんだか苦しい日常。満たされない日々。
でも、それでも私は、幸せだっておもってた。
でも哲学を学ぶことで、どんどん苦しくて、悲しくなる。
そんな、自分に気づき、自分と向き合いはじめる。
なぜだろー。
なんでこんなに苦しくなるんだろう。
涙が止まらなくなるんだろう。
深く深く探ることで
私、苦しい、悲しい、寂しい感情に蓋をしてた。
ずっと幸せだって自分を騙してただけなんだ。
だから、満たされなくて苦しかったんだ。
だから、ずっとイライラしてたんだ。
ってことに気付く。
少しずつ自分の変化に気付き始めた瞬間でした。
ヤマニヤマ会をやることで、自分と向き合う時間が沢山作らされました。笑
ヨガ留学から帰国後の生活
![スタッフのみきちゃんとちあちゃん](https://indiasantana.net/wp-content/uploads/2019/09/IMG_3401-2-e1568947487918.jpg)
スタッフのみきちゃんを自宅に招いて一緒にアーサナをする
リバウンドかのように、
徐々にまた、沢山のブリッティ(感情)が押し寄せてきて、わたしを乱してくる。
あんなに、日常に感謝できてた日々。
今ここにいる幸せ。
足りてることを知れた生活から
ないものにまた、目を向け出している。
おまけにエゴも出始める。
なにかや、誰かで満たそうとする。
でも、それじゃぁ、満たされないってもうわかってる。
あーだめだなーっておちこんで、プリーにかえりたい!
なんておもったり。
でもその度に、
インドでの生活、教えをおもいだしてみる。
そして、一呼吸。
否定せず受け入れてあげる。前はこれができなかった。
それでも、もやもやがとまらないときは、
帰国後も坂本さんがアドバイスをくれたり、
サンタナで知り合ったみきちゃんと
毎週シェアリングをすることで、気付かさることがある。
今回の留学はおおくの気づきがありました。
以上、ちあちゃんの体験談でした。哲学が理解できなかったRYT200の時から比べると、RYT300を終えた頃には全く別人のちあちゃんがそこにはいました。
次回は、番外編としてちあちゃんの模擬授業の内容をご紹介します!
番外編の記事はこちら!
>>>
ちあちゃんのヨガ哲学模擬授業〜インドヨガ留学体験記番外編〜
そして、今年8月に自宅にてヨガサロンをオープン!
少人数制、出張ヨガもされているようです(^^)名古屋お住いの方、ぜひ♪
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サンタナからのお知らせ
①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース(2022年:隔月開催)
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース(2022年:隔月開催)
以下お知らせです。
①インドヨガ留学 RYT300取得45日コース
RYT200を取得した後のアドバンスコース。ヨガ哲学を深く学び、理解し、哲学をアーサナ・呼吸法・瞑想・浄化法とつなげていきます。さらにヨガ哲学を日常につなぐため、意識的に日常生活を送っていきます。同時に自分の身体・息・思考と徹底的に対峙する45日間です。隔月開催!
インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT300-資格取得コース
https://indiasantana.net/travel/yoga-ryt300/
②インドヨガ留学 RYT200取得30日コース
全米ヨガアライアンス協会認定の資格取得コース。宿泊費込み、日本語サポート付で30日間で28万円〜 資格取得保証! 日本と価値観が異なるインドで、外界からの刺激を受け。ヨガを通して自己と対峙し内面からの刺激も受ける。大きな変化を遂げることもしばしば!隔月開催!
インドヨガ留学
全米ヨガアライアンス-RYT200-資格取得コース
https://indiasantana.net/travel/yoga/
ヨガスタッフブログ書いてます!
ヨガスタッフとして活動してくれているのんちゃんのスタッフブログ~インドの海辺でヨガ生活、若干不定期ですが、一応週一回の予定で更新していきます。
インドヨガ留学インスタグラム
インドヨガ留学に関するインスタグラム始めました。ヨガの写真だけでなく、インドの写真、カレーの写真など盛りだくさんです♪ 現地の様子を是非ご覧ください♪
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